Akky my love

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出血!



7月7日、出勤するも、最寄駅まで歩くのが辛い。
こんなに遠かったか?いつもは10分の道のりが長く長く感じた。
体が重い。

しかし、職場につけば体の重さより やらなければならない仕事の重さが
のしかかり、いつもと同じように動いていた。
いや、実際は どうしようもなく辛くなるときもあった。
私の職場は2階が楽器店・修理工房、3階が教室、4階が事務になっていて
私は普段は事務所で働いていた。
(と言っても、パタパタ各階を行ったり来たりしていた。)
事務所の自分のデスクで休むわけにもいかず、
電話もひっきりなしに鳴るので、
どうしても辛くなった時は 教室の階に行った。
教室の階は受付、講師控え室がある。
控え室に行き、イスに座り足を投げ出した。
辛い…。
講師が居ない時間をみはからって
ボ~っとした。

私は受付からスタートしたな、と
この控え室にも思い出がいっぱいだ…

物思いにふけったのは ほんとに短い時間。
また現実の世界へ。

結局その日、仕事を終えたのは9時過ぎだった。
体の重さと下半身のだるさに、
「つくし、ゴメンね。もう少しだからね」と
思わず、まだまだ小さな袋状態のつくしに声をかけた。

しかし、その晩やっとの思いで帰宅しトイレに行った時
出血。

微量だった。

「これは?」と思ったけど、不思議と焦らなかった。

「これくらいの出血なら、心配ないはず」言い聞かせた。
こういう時、意外と落ち着いてしまうのだ。
もう夜だし、病院やってないし、明日病院に行けば大丈夫。
そう言い聞かせた。



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