2003年11月26日
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会社をやめずに、成功するまで仮説検証を繰り返すためのスタンス

会社にいながら年収3000万を実現する-「10万円起業」で金持ちになる方法
著者:和田秀樹、出版社:詳伝社

後悔度:★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する





自己の幼少の頃から現在に至るまでの体験をベースに語る「和田流」の弱小企業戦略かなという印象です。

和田氏が現在に脈々と繋がる学生イベントビジネスの開祖というのが興味深く読むことができました。そこを起点に、消費者の立場に立ってみると風景が一変するような実例を挙げて、ビジネスチャンスの例を次々と披露してくれます。

机貸し業:ワンルーム・マンションを借りて、自習室として学生に貸す。
ナンの秘密:ナンは他の世界で一番やすくできるパンであり、本格的に見えて高く売れる。
格安で土地を得る:競売物件を3割安で手に入れ7割をうり、ただで3割を手に入れる。
素人ワイン評論家:素人の下によるワインの格付けで有名なロバート・パーカー。
AVの価値:"助平な視点"をこだわる高橋がなりのスタンス。



・売れた本の周辺にビジネスチャンスは転がっている。
・「大切なところ」は手を抜かない。
・苦しくても、初心を貫いて手を抜かない。
・損きりの境界線は明確に引く。
・「金儲けが動機」の方が人間は育つ。
・数百のアイディアを出すことにより、アイディアの質が高まる。
・常に、理系の実験のように、仮説検証を行おう。
・ネットやメディアの知識は薄っぺらだけど、体験は立体的で貴重。
・何度もビジネス・アイディアを試せるように、低コストで始めよう。
・自分の業界の体験や個人の消費者としての視点をビジネスに活かそう。
・顧客の感情を考えよう。

・「未知との遭遇」で、失敗する良い失敗経験を積もう。
・うまくいくまで、性懲りもなく工夫して続けよう。

実際、大量生産大量消費の製造業が幅を利かせた時代は終わりを告げて、多様な選択を良しとする成熟した時代に、ビジネスの世界の住人が対応できてないように感じます。その隙をついて、筆者の主張する個人の試みが社会にちょっとした選択できる豊かさを提供する対価に、個人が大きな収入を得るいい機会なのかもしません。


最近、どうも、年収xxxx万円みたいな本に弱いです。





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最終更新日  2004年01月24日 11時45分38秒
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