2007/06/17
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カテゴリ: 心象風景
心音光

 「ハートビート―heartbeat」

 『寝転ぶこともできないまま、それでも、空を仰ぐ。
  太陽がもうそろそろで、沈みそうだなぁ。

  夕焼け色した光のカケラが、川面に、反射して、心に届いた。

  ゆらゆら揺れ動く光を追えば、ゆらゆら今日も動く心動にかぶる。


  一定のリズムで、輝く光に、一定のリズムで動く心動を重ねていく。
  なにも思わないようで、思う。
  生きる、と言う3音を。

  一定のリズムで、輝く光に、一定のリズムで動く心動を重ねていく。
  なにも意味していないようで、意味する。
  命、と言う3音を。

  たった今、風が吹いたよ。
  朝、産まれて、夕暮れに散っていったよ。

  なんだか、少し寂しい気がしたのは、気のせいかな?

  今日も、僕らは3音を抱えて、日々を過ごして、歩いて行く。
  いつか、その3音が途切れてしまう日が来るのは、人間だから仕方ない。
  それでも、それまでは、その3音を、
  この地球に、この大地に、この大空に、この海に、

  そして、自分自身に、
  奏でながら、歩いていこう。響かせていこう。
  大きく、大きく。強く、強く、
  胸にある3音の、ハートビートを、
  大きく、大きく、そして、強く、強く。』
































































































 「心の隅っこに繋ぎとめておいたけど。」

 『眠る意識を、無理矢理起こして、
  車を走らせて、向かう先は、この街を見下ろせる丘らしい。
  真夜中に背負った痛みは、もうかさぶたで閉じられていればいいのになぁ。
  …でも、そんな都合よくは、直らないよな。

  出会ってから、もう、オレら、何年経ったっけ?
  振り返ればすぐに分かる答えだけれど、
  今まで、築き上げてきた思い出を辿れば、
  その答えには辿れない。辿りたくないのが、本音。

  登る山道。朝焼けが照らし出す。
  足元にある影は、どこに向かって伸びていくのだろう。
  本当ならば、ここに、もう一つ、影があったのになぁ。
  今は、ここにはない。
  だって朝日が照らし出すはずの、
  あなたがいないから。

  今日、この地球で、産まれたばかりの、風を浴びながら、
  捨てきれない思い出、今、みな、抱えて、眺めている。
  街は、変わることもなく、僕らのまわりで、今もいる。
  今日まで、この街で、僕らとあなたが創り上げてきた、
  数え切れない思い出は、今、どこにも留まることもなく、
  産まれたばかりの風に、吹かれ、吹かれ、吹かれ、薄れていく。


  語るのは本音。着色なんてこともしたくない。
  それなのに、あなたの言葉は、全て薄っぺらに見えてしまうんだ。
  言葉を紡ぎ出すことで、互いに絆を結び合えるのなら、
  今、あなたが発した言葉は、どこに結び目を求めればいい?

  わからないんだよ。

  それが、今の僕らの本音なんだよ。

  今日、この地球で、産まれたばかりの光を浴びながら、
  捨てきれない思い出に、ピリオドを打とうとする手が宙であぐねてる。
  街に、叫んだ言霊が、朝もやに包まれてった。
  今日からも、この街で、僕らは生きていくんだね。
  何も変わらないと思ってるよね?そうだよね?でも僕らは素直には頷けない。
  捨てきれない思い出が、この朝もやのように、
  僕らの心を包んで、包んで、包んで、苦しめる。


  言えない本音をあなたが抱く代わりに、
  癒えない痛みを僕らは抱いて過ごしていくんだろうな。
  合わない心のつま先は、どこに向いているんだろうな。
  僕らはいつも、いつも、向けていたんだよ。向けていたんだよ。
  気づかなかったんだね。


  朝日が、今日も、昇っていく。
  光に色味が混じっていく。
  今日と言う、光になって、照らしていく。』 









街








































































































日々重ねていった。

日々重ねていけば、いつかは、

バランスを崩してしまうものもある。

そして、何か溢れ出してしまうこともある。

それがたまたまその日だった。

たまたま。

そう。

そう思っておきたい。

いや。

そう思いたい。




























































































 こんばんは。

ってか、かなりブログ放置しちゃっていました。

前回から2週間は経っちゃっていますね。

すみません。

ちなみに僕は元気です。


更新できなかったのにも、色々訳がありまして、

とにかく一日一日が濃すぎて、ちょっとゆっくりと一人になって、

パソコンの前に座る時間がありませんでした。

友達の誕生日会あり、サークル飲みあり、夜中にビリヤードしに行ったり、

みっちり勉強したり…(←これは比率的に少ないかも 笑)

色々ありました。


それでもその中で1番すごかったのは、

22時くらいから飲み始めて、

0時過ぎに飲み終わって、

その後、飲み会に参加していなかった友達のところに、

友達数人で行き、

午前5時過ぎに、ドライブしに行ったことでしょうか(笑)(運転手はもちろん飲んでいませんよ^^)

それは上の詩にもありますが、

街を見下ろせる高台のようなところに。。

当然のごとく、風は冷たいんですが、

そこに漂う空気は、

すごく澄んでいて、

ずーっと起きていたのに、

目が覚めるくらいで、

何だかもうマイナスイオンを大量摂取できたような気がします。

そこから見える街の風景は朝もやがかかっていて、幻想的で、

後ろから射して来る朝日と相成って、とても綺麗なものでした。

と言うか、自分が住んでいる街をこのように見たのは、

初めてで、ある意味感動的でもありました。

その後、

窓を全開にして、

山をぐいーーっと降りて(友達は車の運転がすごくうまいんです)、

風を浴びて、下山して、

朝食を吉●家で食し、帰宅しました。

それで、

その後、僕はと言うと、軽く仮眠をとり(3~4時間)、

2時過ぎからあるゼミの発表の準備をする…

と言うハードなことをしちゃっていました(笑)

まぁせめてもの救いが、

発表の原稿はもう2、3日前に仕上げておいたことでしょうか。

最終確認や印刷(ゼミ生にレジュメとして配らなきゃいけないんですよ)を眠いながらもやっていました。

ちなみに発表は何とか無事に終わらせましたf^^;

発表したことに対して、

ゼミ生から色々と質問を受けるのですが、

8割弱は何とか答えることができ、

あとは先生に補足してもらいながら、乗り越えることができました。

いやぁ、ほんとその日は結構ハードでした(>_<)


振り返れば、この2週間は、

ある意味、色んな思い出になりました。

濃くて、強くて、今も鮮明に覚えていることすらあります。

これからも、

色んな思い出を作っていくんだろうなぁ…なんて、

今、パソコンを打ちながら、

振り返って思いました。






















****************************

お返事遅くなってしまい、申し訳ないです。

これからちょこちょこと、

お返事させていただきます。


また、みなさまにご心配をおかけしていましたが、

先日、母が無事に退院することができました。

数々の温かいメッセージ、

本当にありがとうございました。

****************************





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Last updated  2007/06/17 10:14:16 PM
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