ぐーたらままの部屋

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切迫流産(1)



双子ちゃん妊娠が発覚し、パニックに陥ってしまった我が夫婦。
いっぺんに二人赤ちゃんがくるなんて全く考えてなかったし
不妊治療を休んでいたのに双子???どうして???って感じだった。

前回、前々回と繋留流産をしてしまったこともあったし、
また誰にも言わないでおこうとだ~りんと話し合った。

そして妊娠発覚3日後。
ゴールデンウイーク真っ最中に出血!!!

お腹がいたいなぁっと思ってトイレに行くと下着に血がついている!
産婦人科に急いで連絡すると、先生は「親戚の結婚式で東京に行ってる」
との事!!!
それでも急いで連絡を取ってくれ結婚式が終わり次第帰ってきて
診察してくれるとの看護婦さんの話だったので
取りあえず病院へ向かった。

我が家から病院までは1時間以上かかる。
車の中では涙が止まらなかった。
「どうしよう!どうしよう!」と体は震えだすし、
多分そのときのあたしはもう普通じゃなかったと思う。

病院に着いて、先生が帰って来るまで取りあえず病室で横になっていた。
その間も看護婦さんが「大丈夫だから、大丈夫だから」と
ずっと横で手を握っていてくれた。
「もし先生がこれ以上遅れるようなら、
先生の弟さんが診察に来てくれるように連絡はとってあるからね」

  そのとき通っていた産婦人科の先生はなんと双子で
  その双子の兄弟も市内で産婦人科をやっている 
  そちらの産婦人科の先生に診察をお願いしてくれてあったのだ

しばらくすると先生は息を切らして帰ってきて診察をしてくれた。

内診台で見てもらうと超音波にまめたんたちが写った。
心音もピコピコと見えて「取りあえず薬を飲んで絶対安静」
で乗り切ろうとの診断結果になった。
その日から入院して点滴と注射と薬で落ち着くまで様子を見る事にした。

深夜の入院となってしまったため、取りあえずだ~りんとお嬢は家に帰ってもらった。
「また明日来るよ。」と帰っていく二人を見てなんだか寂しくなった。
その晩から24時間の点滴と痛~~~い筋肉注射とまずいお薬のお世話になった。

それでも入院生活はそんなに苦痛じゃなかった。
一応二人部屋なんだけどあたし一人しかいなくて、TVは見放題だし
食事はおいしいし、看護婦さんは優しいし・・・

でもね、やっぱり一人でいるのは寂しかった。
TOTAL2週間入院していたんだけど、だ~りんとお嬢が来てくれるのは土日だけ。
その間に母が何度か見に来てくれたけど、それでもとっても寂しかった。

その後検査をしたんだけど、子宮内部からの出血ではないらしく
最終的には原因不明と言う事で出血が止まるまで入院した。

どうにかこうにか退院できたときには本当にほっとした。





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