つっぱしり豚くん放浪記

つっぱしり豚くん放浪記

2009年01月18日
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カテゴリ: ほっと一息


それはこのブログをやっている以上は観なくちゃいかんでしょってものです。
それは、


ぶたがいた教室

全国ロードショーは11月からでしたが、熊本は1月10日からですよ~。ずっと待ってました。

これは大阪の小学校で実際にあった話で、本としても出ていました。以前読んだことがあって、考えさせられる内容でした。本の題名は「豚のPちゃんと32人の小学生」。命の大切さを皆で学ぶために皆で豚を飼い始めたのだけど、だんだん愛着がわいてきてかわいくなってきてしまって。で卒業する時が来てしまい、どうしようか、下級生に引き継ぐか、食肉センターに出してしまうのか・・・。小学生が本当に命を真剣に考えたというお話です。
Pちゃん

食べるため・人に生産物をもたらすように飼い慣らされて改良されてきた動物=家畜は、生まれてきた段階から、人に乳や毛や労働を供給したり、自分の肉を供給する(食べられる)ことが決まっているのです。
だけどもちろん生きているうちは元気にすくすくと育ってもらって、不快をなるべく味わうことなく育ってくれるように、畜産家の方達は家畜をかわいがっていますよ。

でも子供に豚を飼わせて、その豚を食べることを学校で教える・・・これは今の時代ではとても難しいと思う。戦時中とか食べ物がない時代ならともかく、平和な時代には簡単には子供に納得させられない。かわいくて愛着がわくからとても残酷な問題です。大きくなるにつれて理解できるようになるとは思うけど。

僕もこの現実をまともに見たのは20歳を過ぎてからでしたが、とてもショックでした。だけど、そこを乗り越えないと、食肉ができないんだから・・・。と理解しました。

ただ、動物の肉を日頃食べていることはどういうことか、ということを先生と子供と親が一緒になって涙も流して考えたという点で、とてもすばらしい話だと思います。



この本が原作となり、これを元に映画が作られていました。
映画を見ての感想ですが、やはり子供が動物を仲間を想う気持ちのまっすぐさに感動でした。
意見を出し合う場面は台本無しに各個人に任せたということも聞いていましたが、どの意見も皆子供達の自分の言葉で涙ながらで、とても良かったです。
ラストシーンは何とも言えませんでした。
食べるとはどういうことか、生きるとはどういうことか。答えはないのですが、皆で一生懸命考えること、それがすごく大事である、これは間違っていないことですね。
とてもいい映画でした。





最後に、この原作「命の授業」の動画を見つけました。
時間がある人・興味がある人は見てみてください。

あっ、これを見たからって、映画を見なくても良いとは思わないでくださいね。映画も是非見てみてください。妻夫木君が体当たりでいい先生演じていますよ。

豚のPちゃんと32人の小学生 1

豚のPちゃんと32人の小学生 2

豚のPちゃんと32人の小学生 3

うなずき豚





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最終更新日  2009年01月18日 23時28分50秒
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