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おぎゃりん☆さんComments
七瀬ふたたび
』にはまっています。
筒井康孝原作の有名な 小説
をドラマ化したもので、1979年に
同じNHKの少年ドラマシリーズ内で、多岐川裕美主演でも放映
されています。今回のはリメイク版ということです。
小説は二十歳ぐらいのときに読みましたが、当時のドラマは残念
ながら観ていません。(Wikipediaによると、1998年にもテレビ
東京でドラマ化されているそうです)
さて、ご存知方も多いと思いますが、この物語は人の心が読むテ
レパスの能力を持った少女の葛藤を描いたもので、彼女以外に
も様々な超能力者が登場します。
ドラマでは、時間を飛ぶ能力の持ち主も登場しますから、"いま
ここ"も否定されてしまいそうです(笑)。
ドラマに登場する超能力の研究者は、これらの能力を人間がもと
もと持っている能力が突出しているだけだという考えから、超能
力とは言わず"未知能力"と言っています。
そういえば、人間よりも動物の方が、こういう不思議な能力を持
っていて、そもそも文明が、本来人間が持っていた能力を退化さ
せてしまったという考え方を見聞きした記憶があります。
ここで本題に入ります。
スナイダー
は、人間とウサギの遭遇を例にあげて、次のように考
えています。
野生のウサギは、人間よりも相手のことをよく知っている。ウサ
ギは、その大きな耳をそばだて、自分の生死をかけて五感全てを
研ぎ澄まして相手をみているはずだ。人間は文明の中に身を置い
たために、"いまここ"を理解する五感が野生動物に比べて退化
してしまった。と...。
これは、環境問題にも関係しますが、人間をふたたび生態系の中
に再定住させるという考え方につながります。
これは人間の身を再び、食物連鎖の世界に置くことでもあります。
ウサギのように五感を研ぎ澄まして、遭遇した相手を命懸けでみ
る。
スナイダー
は実際に山の中に身を置き、暗闇で自分を凝視する獣
の視線を感じたそうです。耳をそばだて、匂いを嗅ぎ、凝視する
動物にとって自分は獲物だったと...。
自然は食うか食われるか、死と隣り合わせの生態系として存在し
ている。
いきもの全てが自分の中心=場所を持ち、同時に自分を中心とし
て、周辺には、襲い、食すことで自分の生命を否定しかねない別
の生命が目を光らせている。
スナイダー
は著作の中で、"いまここ"の緊張感をこのように表現
しています。
"いまここ"を凝視することこそ「生きる」ということであり、"いまここ"
は生成消滅する世界に生きる場所と時間なのだと考えているようで
す。
参考; 『 「無の場所」から読み解く賢治とスナイダー
』
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