やりかけの未来 ~B級グルメ、横浜F・マリノス、愛媛FC下部組織

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2006.08.02
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得点を決めたアーリアを先頭に、選手達は一目散にサポの元に走り寄ってきた。ピッチ1の斜面を雪崩降りたサポが彼らを迎える。両者は抱き合い、喜びを分かち合う。

前日、横浜は同じ相手に逆転負けを喫した。今日の試合も立ち上がりから苦しい展開が続いていた。昨日までの涼しさが嘘のように、厳しい暑さがJヴィレに訪れていた。暑さは選手から体力を奪い、豊富な運動量に裏打ちされた攻撃力が強みの横浜にとっては、明らかにキツイコンディションだった。苦しい戦い。

そんな中、前半終了間際に木村のゴールで先制。後半開始直後には、水沼のヘディングシュートのこぼれ球を、後半から大久保に代わり投入された学が粘って体をはって押し込む。そして、アーリアの3点目。「三ツ沢へ行こう」「日本一の夏」を合言葉に挑んだこの大会。0-3はその合言葉に確かに一歩近づくスコアだった。会場にいたサポの誰もが勝利を、三ツ沢を確信した。恐らく選手も、スタッフも。

4分後、悪夢の4分間が訪れる。後半21分、23分、25分とセットプレイから立て続けに失点。目の前の展開が信じられない。勢いづく瓦斯の前に横浜は中々建て直しが出来ない。瓦斯はボールを持つと徹底的にDFラインの裏を目掛けてボールを放り込む。これ以上の失点はしたくないDF陣と、追加点を奪いたい攻撃陣の間に大きなスペースが生まれ、DF陣が跳ね返したボールは、すぐにまた相手ボールになってしまう。悪循環。

それでも、横浜はボールを奪うとアグレッシブに前にしかけ、後半終了間際には何度もチャンスを作る。アーリアの強烈なシュートはポストを直撃した。しかし、神様は横浜には微笑まなかった。

試合は3-3のまま20分の延長戦に。後半と同じような展開。必死で守りカウンターにかける瓦斯。必死で跳ね返しつつ、積極的にしかける横浜。だが、暑さと勢いは瓦斯に有利に働いた。延長後半3分。ついに失点。時間ばかりが過ぎる。そして、試合終了を告げるホイッスル。ピッチに倒れこむ横浜の選手。夏の強烈な日差しが照りつける。




0-3のスコアで、横浜の緊張の糸は切れてしまった。喜ぶのは試合終了のホイッスルが鳴った時。チャンピオンになった時。どんなに選手が喜んでいても、まだ笛は鳴っていない、試合は終わっていない、最後まで全力で戦え。サポーターは負けているかの如く、そう鼓舞するべきだった。なのに我々は浮かれすぎてしまった。サポの喜びようが緊張の糸を切ってしまった思いの方が強い。立て続けの失点は選手の未熟さだが、そのような状況を作り出し、挽回させることができなかったのは、サポーターの未熟さでもある。

そして、選手とサポーターの間にある距離。ここまでの試合を通じてこの距離は自然と縮まってきた。共に戦う(戦いたい?)仲間として、ある意味これは目指してきた事ではある。しかし、やはり一定の距離は絶対に必要だ。不用意にこれを縮めてはいけない。どんな距離感が理想的なのか。

チームにもサポーターにも大きな課題を突きつけて夏は終わった。




______木村(11)______

水沼(12)__森谷(8)__大久保(7)

___アーリア(10)_山岸(5)___

武田(2)_田代(3)_広田(4)_幸田(6)

_______佐藤(16)______


得点:
 前半40分 木村
 後半04分 学
 後半17分 アーリア
 後半21分 (瓦斯:岡田)

 後半25分 (瓦斯:山村)
 延長後半03分 (瓦斯:岡田)

交代:

 HT 大久保→学(24)
 後半20分 森谷→金井(13)


■広島 1-2 柏

1試合目の広島vs柏は、早い時間帯に柏が先制(輪湖のFKをGKがトンネル)。終始柏ペース。後半、比嘉が警告二枚で退場となり直後に広島中野が同点弾。一人少なくなった柏だが、攻めの姿勢を崩さず、守りも集中。後半終了直前にカウンターから柏の太田が勝ち越し点。これを守りきり一人少ない柏が広島に勝利。柏は戸塚で対戦したときよりも遥かにいいチームに変っていた。





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Last updated  2006.08.04 07:43:52
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