やりかけの未来 ~B級グルメ、横浜F・マリノス、愛媛FC下部組織

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2008.01.07
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カテゴリ: 国内サッカー
2008年になっても、まだまだ続く「2007年 冬の大OB祭り」 第四弾は江戸川競技場にて準々決勝の二戦。

■早稲田大学vs高知大学

今回の管理人的目玉は高知大学。高知大学には愛媛ユースからGK正岡直也、MF玉井大将の2名が進んだ。正ゴールキーパーは松尾尊司だが、グループリーグ1戦目の福岡大学戦で負傷し、途中出場したセカンドキーパーの正岡がそのままグループリーグはゴールを守った。が、ケガから時間も経っているし、松尾が復帰していたら正岡の出番はまずないなと、ちょっとびくびくしつつ会場に到着。会場に張られているメンバー表で正岡のスタメンと、玉井のベンチ外を確認。正岡しか見れないのはちょっと残念だったが、MFの玉井はこれから見るチャンスもあるだろう。しかし、GKはポジションを奪えなければまず見れないだけに、今回見れるだけでもラッキー。

高知大学の対戦相手は早稲田大学。今大会随一のタレント軍団相手に高知大がどこまでやれるか。不安と期待を胸に早稲田側の観客席に(笑) #単に知り合いがいたからです(笑)

早稲田が高知の攻撃を受け止める形で試合はスタート。高知大の前線の實藤友紀、小山辰吾、出井正太郎らは積極的に攻撃を仕掛ける。しかし、早稲田の4バックは抜群の安定感を持つ。高知大が攻めあぐねている隙をつき前半12分に藤森渉のクロスを渡邉千真が高い打点でそらし早稲田が先制。さらに37分、兵藤慎剛がPA内をドリブルで進み追加点。前半の早稲田は積極的に攻撃を仕掛けたという印象はあまりない。高知の攻撃をいなし、少ないチャンスをしたたかに得点に結びつけた。

後半に入り局面を打開する一手のない高知に対し、相対的に早稲田の攻撃の時間が長くなる。しかし、前半の倍の7本のシュートを打つも、追加点は後半34分の渡邉のPKのみ。攻撃面でちょっと不安を残す形となった。

前半の正岡は準々決勝という大舞台に気合が空回りしたか、積極的に前に出ていたもののつまらないミスも多く、やや安定性を欠く出来だった。後半に入ると落ち着きを取り戻し、首藤豪の強烈シュートをセーブしたり、PKをあと一歩のところで止め損ねたりというプレーもあった。まだ1年。もっとうまくなって、高知の守護神になれ!

高知大学スタメン

■駒澤大学vs流通経済大学

この試合を前に会場内では事実上の決勝戦という声がちらほら聞かれた。決勝戦は勝たなければ意味がない。そんな意識を両チームの選手が持っていたかどうかはわからないが、この一戦は戦術の妙や華麗なテクニックなど、一般的にサッカーの楽しさと考えられているものとは正反対の、勝負のリアリズムに徹した武骨なサッカーを存分に楽しませてくれた。



駒澤の迫力ある攻撃の前に、前半18分ついに流経のゴールが割れる。田谷高浩からのパスを、PA内で那倉夢人が浮き球でうまく相手をかわしシュート。駒澤の勢いが増す。しかし、流経もキャプテン鎌田次郎率いる守備ラインが懸命に駒澤の攻撃を跳ね返す。前半はこのまま1-0で駒澤リードで終了。

後半に入っても駒澤の素早く前を目指すプレイに変わりはない。後半7分。PA内で駒澤高崎寛之の背後から鎌田が寄せ、高崎が倒れる。このプレイがファールと判定され駒澤にPKが与えられる。八角剛史がこれを決め駒澤が2点リード。

試合の転換点になったのは、後半16分の駒澤小野里銀児の2枚目イエローによる退場。一人少なくなった駒澤から前への勢いが薄れる。一人少ない上に、2点リードという状況に、さすがの駒澤にも守りの意識が芽生える。中盤でボールをつなげることの出来るようになった流経は、一転猛攻を開始。その猛攻が実り、後半30分に宮崎智彦が1点返す。

ここからはもう1点を狙う流経と、1点を守りつつも追加点を狙う駒澤の意地がぶつかる。自然とハードなぶつかり合いをものともしないサッカーとなる。駒澤観客席からは流経の選手に向けて「サッカーやろうよ!」との野次が飛ぶ。が、駒澤が全く接触のないクリーンなプレイをしているわけでは、もちろんない。激しく追い上げる流経は後半42分、キャプテン鎌田が2枚目のイエローで退場。キャプテンマークを誰かに託すことなく足早にピッチを後にした鎌田に、この試合の厳しさ、試合に賭ける意地がよく表れている。武骨でゴツゴツしたぶつかり合いの末、駒澤が逃げ切りに成功。

タクティカルで、人を饒舌にさせるプレイに溢れた試合ではなかったけれど、サッカーというスポーツの原点であるマス・フットボールの野蛮な魂を感じさせる試合だった。#ちょっとよく言いすぎだな(笑) とまれ、新年早々いいものを見せてもらった。

流経スタメン駒澤スタメン





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Last updated  2008.01.10 23:22:19
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