伊藤王国

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留学体験談1 動機




えー、このページでは留学について語ろうかと思います。

まず何で留学をする経緯になったのか。

これは高校のときにまで話がさかのぼりますね。当時僕はまだまだ世の中を知らなくて、遊びほうけていました。高校1年・・2年・・と彼女もいて、その日その日を気ままに過ごしていました。(3年では彼女は作ってません)

そもそもアメリカに興味を持ち始めたのは何時なのかと聞かれても、僕には答えられません。何故かって?そんなの 忘れたからに決まってるじゃないですか(笑)


まぁ、高校に入るよりは前だと言う事ははっきりしてますね。
なぜなら僕の高校では、国際科という特別の科がありまして、そこでは留学など文系を重視した教育を行っているんです。

その学科に推薦で入学した経緯から察するに、すでに興味はバリバリ持ってました。

まぁ、特に一生懸命勉強するでもなく、英検も取り、漢検も取り、成績もまずまずな状態で高校生活を送っていたわけです。

そんな中、いよいよ高校3年生を目前に控え、進路について真剣に悩み出さないといけない時、僕は最初日本の大学へ行ってからその大学づてでアメリカへ行こうとしてたわけです。

しかし!!!!

親に反対されちゃいましてね。

どうせアメリカへ行くつもりなら、 すぐに行け

と(苦笑)

可愛い子には旅をさせろといいますけど、ちょっとフツーの親なら言わないよなぁと思いましたね(笑)

そして、その進路に進む為には、どうしてもやらなければならない事があります。。

それは当時付き合ってた子に別れを切り出す事でした。

フツーに仲良く?(かなぁ)やってたんですが、相手はなにぶん年下だし、遠距離恋愛は耐えれないだろうなぁと思いましてね・・。愛があれば乗り越えられると言いますけどね。

まぁ一理あると思いますよそれも。本当に僕がやった事が正しいとは絶対に言い切れません。

相手を傷つけた事に変わりはないのですから僕はかなり酷い男です。

しかし、彼女を9000キロも離れた所にいる僕の心に留まらせる事は当時の僕には到底ムリだとわかっていましたし、それがその時の僕にできる精一杯の表現でした。

それでもアメリカに付いて行くと言ってくれたのを良く覚えています。しかし、それも到底叶えられない事だと彼女もわかっていたと思います。

良くお互いの夢の話をしましたね~。彼女は確か政治家になりたいと言ってたかなぁ。そして僕は留学するんだと彼女にも言ってありましたし、お互い夢を叶えようねと約束もしてました。

そんな彼女との別れで、僕もいよいよ引き返す事が出来なくなりました。高校在学中に弾丸ツアーという団体用のツアーでアメリカ大学の下見にも行ってきまして、本格的に留学へ向けて始動し始めたです。

他の友達の中でも進路についてすごく迷ってる人がいました。
その人は劇団に入りたい一心で、東京に行こうか行くまいか迷っていました。風の噂だと今年、彼はついに東京に向かったそうですけどね。その人の自分の夢に対する姿勢にも僕は心を打たれました。

夢に向かって突っ走るのは並大抵の覚悟では不可能です。色んな事を経験し、様々な人とふれあいながら、支えられながら、時には間違いを侵し、叱られて、ようやくその一歩を歩めるのだと、僕は思い知らされました。

そんな高校での淡い思い出を胸に秘め、2003年3月31日、僕は日本を飛び立ちました。

 続きはまた今度書きます。



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