１３ニャンズとマゼンタ＜第１部＞

もうすぐ･･･お盆がやってきます。

勿論・ご先祖様や先に逝った方々の霊を静かに迎い入れて、
穏やかに過ごして頂くのが、一般的な日本の風習かと思います。

今日は･･･人間様の話ではありません・・・。
ご存知無い方も居るかも知れませんが・・・
我が家では今年４月と５月、相次いで２ニャンを亡くしました。

● 「タマちゃん」



● 「アリスちゃん」

その２ニャンを産んだのは
今年12才になるジュンちゃんです。







その、ジュンちゃんは２ニャンの子供を亡くして以来、
奇妙な行動を取るようになりました。

実は・・・
タマちゃんは、亡くなる２年程前から、
　他のニャンコ達に｢イジメ｣られてました。

それを、かばって毎日･･･夜になると抱きしめて
　一緒に寝ていたのが母親の、ジュンちゃんです。
　ジュンちゃんは、とっくに出ないオッパイまで
　授乳して、寝かしつけてました・・・。

それが･･･

今年４月２５日　癌治療中に｢死去｣。

後を追うように

２週間後の５月９日　アリスちゃんも癌で｢死去」。

それから、現在までジュンちゃんは、夜になると

タマちゃんを探して泣き続けています・・・。

そして･ ジュンちゃんは・・・・

タマちゃん・アリちゃんの遺影でたたずむようになりました。

人間の様に目を、真っ赤に泣き腫らし・・・

時おり・・・何かを私達に訴え掛けますが･･･？

わかって上げることが出来ません。

●今日もジュンちゃんは、子供達の前で寝ています・・・。

●今まで、人間の勝手な理屈でニャンコ達と暮らして来ましたが･･･
　この世に命が有って人間と暮らした動物たちも、お盆には帰って
　来て、今までの家族や、飼い主と過ごしたいのだと想います。

　ジュンちゃんの毎日の行動は、

それを知らしめるのに充分な行動だと涙しました。

どうか・・・アリス･タマちゃん・・・・・・

お盆には、ジュンお母さんの所へ、いっぱい甘えにきて下さい。