起業時の勘違い


2003年前半の有限会社設立の頃(この頃を起業時期としています)の勘違いメモです

●法人登記は司法書士しかできない
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 法人での契約が必須の仕事案件のため有限会社設立に動く。
某司法書士事務所に設立登記の依頼問合わせするが、報酬の話しばっかりで質問への回答がなんか的を得ていない。
「設立まで何日程度見込めばいいですか?」
「登記の流れ確認したいのですが?」
「資金融資の相談等やっていますか?」(相談先が間違っています!)
「全てこちらに任せてください!」
資本金は余裕資金ではなく、翌月には出て行ってしまう資金なので、時間が・・
(なら設立するなが王道ですが)
依頼先間違えたかと思い、本屋で設立本購入し、自分での登記手続きに動く。
3日(登記書類作成、法務局での商号確認・目的内容事前確認、公証人役場での定款内容事前確認)だけ余分にかかりましたが、特に問題も無くできました。
公証人役場の事務のおばちゃんに、親切に教えていただきました。

・時間と興味があれば自分でも会社設立手続き行えます。
・機械的な手続きだけだと士業の方に依頼するメリット無いなぁ


●創業塾は参加したほうが良い
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 商工会議所主催の創業塾に参加しました。
もともと内容には期待してなく、宮城弘岩氏の講義だけ聴きたかっただけでした。
どうせ参加するならとフル参加しました。土日が8日間無くなりました。
本読めばわかる内容でした。
せめて、公庫や銀行からの事業資金の借入れのメリット・デメリットやもう少し現実的な話しが欲しいです。
公庫から1千万以上借入れの際は、担保が必要等・・
(後日、公庫に相談いって知りました)

・自分で本読んで知識収集できる方は参加する必要あまり無し


●事業資金借り入れの際の事業計画は念入りに
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 事業資金借入れの必要性は強く無く「資金もっいて損はしないだろう」とアバウトの考えで公庫からの借入れを考える。
商工会議所のすすめで、借入資金金額がどんどん大きくなる。
300万円予定が800万円になり、それなりの事業計画書を作成する。
公庫に借入申込書提出時に、
「なんのために借りるのか?」の疑問と「見せかけの事業計画書」を眺めながら、借入申込取りやめる。

・事業資金の借入はよく考えて
・資金借入の事業計画書見せるためだけのもの(私の場合だけかもしれませんが)
・必要なのは、地に足のついた事業計画書



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