アメリカ留学デート日記

アメリカ留学デート日記

March 18, 2005
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カテゴリ: Fred23歳の場合
またまたご無沙汰で申し訳ありません。
今回、すごく話がとんでます。このFredくんのせいで、無更新記録が伸びておりました。本当はもうこの人に関して考えたくもないのだけど、やっぱりこういう悪い事も書かないと本当ではないので、書きます・・・

Fredとの初エッチの後、まだこの地に来たばかりで友達もいず、なんとなく色々世話を焼いてくれるし便利なので、一緒にいるようになってしまった。お金もないし、仕事もペーペーだし、育ちも悪いし(ゲットー君)、将来の望みはゼロだが、とにかく使い勝手がよかったというのが正直なところだった。本人に「あなたはお金もないし、仕事もそんなだし、彼氏ではないからね」と折をみてちょくちょく忠告していた。しかし、彼はそんなのおかまいなしで、どんどん私にハマっていった。

数ヶ月間は楽しかった。私が脚を怪我してしまった時は、何から何まで・・・本当に何から何まで世話を焼いてくれた。ご飯も作って食べさせてくれたし、このデブな私を3階までおんぶして運んでくれた。お風呂も入れてくれた。本当に助かった。インフルエンザ並みの風邪を引いたときも、同じ。ものすごい堰をする私にも嫌な顔1つせず一緒にいて、あれやこれやと助けてくれた。すごく助かったし、ありがたいと思ったし、けっこう楽しかった。でも、やっぱり彼氏と考える事はなかったし(ヤる事はヤっていたが)、将来なんて全然なかった。

数ヶ月が過ぎて、ちょっとヤキモチをやくようになった。前々から、彼氏・彼女ではないというDealだったので、他の男と遊びに行ってもOKと言われていた・・・ので、遊びに行ったら怒られた。ちょっと納得いかなかったが、別にその男が大した男じゃなかったので、またFredに戻った。その後しばらく、ソフト・ヤキモチ状態が続いた。少し居心地が悪いとは思ったが、別に気にしていなかった。

2005年があけてから、ヤキモチはひどくなってしまった。ヤキモチが原因でのケンカが増えた。「Insecurityは自分自身の問題なんだから、私はどうにもできないよ!」と何度言っても私が悪いような事を言われた。ジムに入会したら、「男に会いに行ってるんだろ!」といわれた。学校に行けば、「学校の男と遊んでるんだろ!」といわれた。・・・ってーか、学校で勉強するためにはるばるアメリカまで来てるんだけど・・・かなりウザくなった。

いつかは切ろうと思いながらだらだらと付き合いを続けた私が悪かったと思う。かなりウザくなったこの頃はもうケンカのたびに別れたいと思って、別れようと申し出たが、結局仲直りしてしまっていた。

ついこの間、車で1時間半の格闘技クラブに練習に行った。その日ヤツは仕事で「今日は何するの?」と聞かれた時に、ウザかったのでウソをついて、学校に行くといっておいた。1時間半のドライブ中に色々考えた。「なんで、格闘技練習に行くだけで、彼氏でもない男にウソつかなきゃいけないんだよ!」と怒りがこみ上げてきた。格闘技クラブについた頃にまた電話がきたので、「実は今○○にいて、これから格闘技の練習にいく」と伝えた。なんでウソをついたんだとかなじられたが、ハッキリいってもうどうでもよかった。携帯の電源を切った。

格闘技の練習の後ジムに行ってひと泳ぎして、シャワーを浴びて出て行ったらヤツが迎えに来ていた。(前にもちょくちょく迎えにきてくれていた・・・別に車あるんだけどさ)そのまま私の家に帰っていつものように一緒に夜ご飯を作って食べた。食事を作っている最中に、友達に電話するから電話貸してと言われて貸した。ヤツは携帯をなくしたばかりで、持っていなかった。それからいつもは食事を作るときに手伝う手伝うとうるさいくらいなのに、今夜は部屋にこもってTVを見ている様子だった。このやろーと思いながらも、もう疲れきっていたので、何も言わなかった。



きれいに片付けてキッチンから戻り、ベッドに入ろうとすると、「男に会いにわざわざ○○まで行ったんだろ!」と始まった。私はばかばかしくて、ちゃんちゃらおかしくて、「あんた、バカじゃないの?じゃ、この汗だくのユニフォームはなによ?ほら、さわってみなよ!」と汗だくのスポブラを触らせた。きったねぇ~(笑)でもヤツは動じない。ヤツ「じゃ、なんで携帯切ったんだよ」私「道場は地下で電波が届かなかったんでしょ」と軽くウソ。ヤツ「男が携帯切れって言ったんだろ」はぁ~~~、もうこっちぁ疲れてんだよ、寝かしてくれー。

すごーいもう1秒で眠れそうなのに、ケンカがおさまるまでは寝かしてくれそうもないし、次の日テストだったので、頑張ってちょー嫌な顔をして勉強を始めた。そうしたらヤツは黙って部屋を出て行って、キッチンに行った。帰ってくれるのかと思ったら、なにやら電話している様子だった。てめぇ~こっちはお前のばかばかしいInsecurityに付き合わされて寝れねぇっつーのに、ふざけんなと思って、キッチンに出て行ったら、

「もしもし?あなたどなたですか?」と電話口できいている。私の携帯履歴に残った番号にかけているらしかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブチッ。キレた。「てんめぇ~~~~~~~~~!!!なぁにやってんだよ!マジふざけんなよ。お前なんか、彼氏じゃねえって最初ッから言ってあったし、ヤキモチ焼くこと自体ちがうんじゃねえの?」後から後から、ののしりの言葉が出てきた。「しかも私はそんなほかに男なんかいねえよ!」と言った瞬間、ヤツの後ろポケットから出てきた私の携帯の明細。(明細には私からかけたのと、誰かからかかってきた両方のすべての電話番号が載っています)明細盗んでチェックして屋がった。ヤツ「じゃ、この番号はなんだよ?」「じゃ、これは?」「じゃ、この4で始まる番号は誰だ?」

私「もう出てってよ!」
ヤツ「俺はどこにもいかねえよ。ずーっとお前にくっついてくよ」

・・・・・・・・・・・・・・怖くなった。

金目なもの(コンピューターとか)だけ持って、部屋を出ようとすると両腕を押さえつけられた。殴られたりはしなかったけど、私の父親が母に暴力をふるう男だったので、その雰囲気にマジで怖くなった。思いっきりその腕を振り払い、下の階に住んでる元ルームメイトカップル宅にスリッパのままかけこんだ。その夜はそこに泊めてもらった。

次の朝、部屋に戻るとヤツはまだいた。夜中ゴソゴソやっているのは聞こえていたが、部屋の中にはコンドームや、友達からもらった少しエッチ系なアートの本をビリビリに破ったものが部屋中に貼ってあった。ちょっとビビりながらも、別れたいという事を本気で話した。ヤツは聞く耳をもたなかった。「俺はお前にずっとくっついてくよ。何があっても。」の一点張り。「警察に通報するよ」と言ったら、「別にいいよ。やれば。もしそれで俺に問題が起きたら、君にはもっと大きな問題が起こるよ」と脅された。ヤツが仕事にいかなくてはならない時間になり、出て行ってくれた。

数時間後仕事場から電話がかかってきた。いつものように謝ってきて、元に戻ろうとしているヤツだったが、私はもう絶対に戻る気はなかった。もう2度と会う気はないと伝えた。「また電話するよ」といわれたが、もう2度と話したくないと伝えた。すごく怖くなり、ヤツが最近始めた仕事場に匿名で電話した。2年間もアプライし続けてやっとゲットしたこの仕事。職場の人からヤツに何か言ってもらえないかかけあったが、私がこの会社に勤めている訳じゃないので何も出来ないとの事。「警察に言った方がいいんじゃないの」といわれた。

何度も、警察に言おうかと思った。でも、すごく楽しい事も沢山あったし、彼がいたから怪我をしても病気になっても大丈夫だった。そういう恩を忘れられず、それから2年越しでがんばってゲットした今の仕事を一生続ける!と言っていたヤツの顔が忘れられない。警察に言わないのは、「警察になんて言ったら、君にはもっと大きな問題が起こるぜ」と脅されたからだけではなかった。

その日はそのまま学校に行き、テストを受けた。夜、帰ってきても車を隣のストリートに止めて、いるのがわからないようにした。次の朝パーソナルトレーニングのセッションを受けた後、友人のいる他州に週末中非難。週があけて他州から帰ってきて、ホテルに泊まろうと考えていた頃、相談がてらヤツの親友Danに電話してみた。Danは「Fredは君の事が本当に好きで、でも僕は君たちは育った環境も違いすぎるし、別れた方が良いって少し前から言っていたんだよ。君の求めるものをFredは持っていないし、もう会わない方がいいよ。Fredとはもう一切連絡を取らないようにして。」といわれた。私がホテルに泊まろうかと思っていることを伝えると、「そこまでする必要はないよ。Fredは君の事本当に大事に思っているし、傷つけようなんて絶対しないよ。」といわれ、少し安心した。「You are the best thing ever happened in his life.」と言われて胸が苦しかっ


その夜、ジムで頑張りすぎてとても疲れていたのと、荷物がめちゃくちゃ多かったので、Danに心配ないと言われた事もあり、少し迷ったが、家の前に車を留めた。・・・夜12時ごろチャイムが鳴った。もちろんFred登場。後悔。やっぱりいつもどおり隣の通りに留めれば良かった。30分くらいチャイムが鳴り続けた。無視を決め込むと、雪玉を窓に投げつけ始めた。前にもチャイムに気付かなかった時にこういう風にやられた事があった。雪玉の音は段々大きくなっていった。電話が鳴った。下の階の元ルームメイトだった。「今、上にいるの?・・・・・・・・・・・もう、警察呼ぶしかないんじゃない?」・・・・・・・・・・まだ警察は呼びたくなかった。Danに電話をした。「Fredが今きてて、下から雪玉を投げつけてて、警察を呼ぼうかと思うんだけど・・・」と伝えると、「それはやめてくれないかな。Fredは本当にいいヤツなんだよ。もしもどうしても必要だったら、君ではなくて、他の人に呼んでもらって。そうすれば大事にはならないから」

とりあえず下の階に下りていき、元ルームメイトカップルにDanの言い分を話し、彼女たちの部屋から動向を見守った。1番下の階に住んでいる大家さんには事のなりゆきをはなしておいたので、何かあったら助けてくださいとお願いしていた。元ルームメイトの彼と大家さんが外に出てFredと話してみるよと言ってくれた。2人が外に出て行くとFredは消えていた。しばらくすると30回くらい電話がかかってきた。公衆電話から電話をかけるために消えたらしい。すべて無視。その夜はそれでおさまった。

次の日から3泊ほどホテルに泊まった。毎日勉強している学校のカフェテリアの出入りや授業のあと毎日通うジムの行き帰りも少しビクビクしていた。ジムの駐車場で隣に留まっている車の中からナンパ目的で挨拶をしようと出てきた男の人に「ヒィ~ッ」と悲鳴をあげて、「そこまで怖がらなくてもいいじゃないか」と爆笑された。3泊を終了してホテルをチェックアウトした日の授業で仲良しのアメリカ人の友達に打ち明けた。彼女は「あんた、何やってんの。レントも払ってるのに、ホテルに泊まるなんて!うちに泊まんなさいよ!」と言ってくれて、その日は彼女の所に泊めてもらった。次の朝から週末にかけてまた他州の友人宅へ避難した。

私が毎日学校のカフェテリアで勉強している事も、授業のあとはジムに行く事も、すべてわかっていて現れないし、もう電話もかかってこなくなった。少しほっとしている。でも車は相変わらず隣のストリートに留めている。引越しも考えている。Restraining Orderも考えているが、職場にも知られてしまうので、迷っている。彼を刺激したくない。このまましずかに消滅させたい。





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Last updated  March 18, 2005 05:23:15 AM
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luv_me0721 @ Re:Fred(仮名)23歳の場合 その8 -もういい加減にしろ(04/05) お久しぶりです。更新されてたので早速カ…
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