わたしのこと
小学校５年生のとき、教材で裁縫道具を手にしたときはすごく嬉しかったです。
毎日のように眺めてたのを、いまでも覚えています。
そんな私が高校３年で進路を決めるとき・・・英文科か家政科で悩みました。
でも結局、短大の英語科へ進学。在学中にアメリカへ１年留学しました。
短大卒業後、ホテルに就職。フロントに配属されました。
勤務していたホテルは、駅前にあり、
京都という土地柄、国内は勿論、外国人観光客が多かったです。
いろんな方と接するので、毎日が楽しく、新鮮でした。
就職して８年目の秋。
２才年上の主人と出会い、結婚しました。
結婚５ヶ月後、妊娠に気づきました。
私自身、出産後も仕事をしたかったのですが、
生まれて間もない我が子を他人に預けることに、抵抗がありました。
そして、２００２年夏、９年働いたホテルを退職。
１１月２５日、長女を出産。
その日は、私達夫婦の結婚記念日でした。
そして今、専業主婦してます。
育児にも慣れて、ようやく自分の時間が少しづつですがもてるようになりました。
その時間を利用して、ハンドメイドを楽しんでいます。
そして、最近ときどき思うんです。
英語科ではなく、家政科に進学していたら・・・って。
きっと、裁縫の技術をマスターしてるから、
プロ並みの作品を仕上げることが出来るでしょうね。
でも、いいんです。
技術がなくて、素人だけど、
娘や家族で使うものを、チクチクするだけで幸せなんです。
ホテルマンをしていた９年間、なかなかチクチクする時間がありませんでした。
それを今、取り戻しているんだと思います。
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