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やっくんアメリカでオペアを経験
Au Pairファミリー無事に決定。 2007年8月6日に渡米しアメリカオペア生活スタート。
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November 4, 2007
テーマ： アメリカ生活のあれこれ・・・(2047)
カテゴリ： アメリカオペア生活 休日編
Sunday November 4
今日の夜中サマータイムが終了し、標準時に戻りました。
アメリカの場合は、開始日（2007年からは3月の第2日曜日）、終了日（１１月第１日曜）とも、夜中の２時に切り替わります。夜中なのは、時差調整による市民生活への影響を最小限に抑えるためです。具体的には、３月の場合、夜中の１時５９分５９秒の次が３時００分００秒（１時間進む）になります。１１月の場合、夜中の１時５９分５９秒のあと、２回目の１時００分００秒になります。同じ日に、１時から２時までが２回ありちょっと得した気分になります。でも私は来年の８月までアメリカに滞在する予定なので、来年４月から再びサマータイムを体験することになり、この切り替わりの時に今度は１時間進めることになるので損をすることになります。
ちなみに１１月第１日曜日の夜中に２回やってくる１時から２時の間に起こったニュースなどは、混乱をさけるために"Standard Time (ST)"と"Daylight Time (DT)"をつけることで区別します。
さて、ここでサマータイムについて説明したいと思います。
アメリカでは、昼間の長い春から秋までの約半年間、仕事後の余暇の促進や照明用エネルギーの節約などを目的として、サマータイムが実施され、時計の針が１時間進められます。ただし、アメリカでは通常、”サマータイム”ではなく、”デイライトセービングタイム(Daylight Saving Time: DST)”と呼ばれます。
サマータイムという呼び名はイギリス英語なんです。
開始は毎年４月の第１日曜日、終了は１０月の最終日曜日です。（2007年からは３月の第2日曜日スタート、11月の第１日曜日に変更となったので注意してください。）
ちなみに、この制度は日本でも昭和２０年代に実施されましたが、不評のためわずか数年で廃止されました。最近、省エネなどのため復活させようとの動きもありましたが、再実施には至っていません。
※１９８６年以前は４月最終日曜日が開始日でしたが、より省エネを進めるため、４月第１日曜日に変更されました。
★アメリカにおけるサマータイムの例外（ハワイ・インディアナ・アリゾナなど）★
アメリカの中でも、全ての州がサマータイム(daylight saving time)を導入しているわけではありません。ハワイ、アリゾナ、そしてインディアナの３州はサマータイムを実施していません。また、プエルトリコやサモアなどの離島も非実施地域です。
比較的低緯度にあるハワイやその他の離島、アリゾナ州ならば、「サマータイムを導入するほど昼間の時間が長くない」という理由がありますが、気になるのが、結構北の方に位置するインディアナ州です。
現在のアメリカの標準時についての法律は１９６６年に制定されたものです。この法律で、サマータイムの開始日、終了日は、混乱を避けるため連邦政府が決定することとされたのですが、サマータイム制度自体への参加の是非は各州が判断することとされたため、一大農業州であったインディアナ州では、農業従事者達が早めに日の入りが来ることで早く仕事を終えたいという要望が強かったため、サマータイムが導入されませんでした。
さらにややこしいことに、インディアナ州全体がサマータイム不参加というわけではありません。
インディアナ州の大部分は、ニューヨークなどと同じ東部標準時であり、サマータイムがないので夏場は中西部サマータイム（シカゴなど）と同じになります。
しかし、隣の州とのつながりが大きい南東部の５郡ではサマータイムを導入しているため、１年中、東部時間と同じになります。また、シカゴに近い北西部と、南西部の、計１０郡では標準時自体が中西部時間と同じであり、サマータイムも導入されています（つまり、年中シカゴと同じ時間）。
アメリカ人にとっても、周辺でインディアナ州だけサマータイムが導入されていないために混乱を生ずることがあるようです。近年一層の工業化が進む中で、当初の不参加理由も意味を失いつつあり、「サマータイム空白区域を埋めるべき」との議論も強くなっているようです。
また、アリゾナ州については、「例外の例外」があります。上に書いたとおり、アリゾナ州自体はサマータイムを実施しないのですが、州北東部にあるナバホ・インディアン保護区（自治区）内では、他の州と同じようにサマータイムを実施しています。このため、夏場にナバホ・インディアン地区内にある「モニュメントバレー」へ、グランドキャニオン（アリゾナ州）から向かう場合、同じ州内でありながら、モニュメントバレーの方が１時間時計が進んでいることになります。
私はドイツでもサマータイム（Sommer Zeit）を体験しましたが、
また、開始時期はアメリカと違い３月の最終日曜日です。
これで私が住むアメリカ西海岸のシアトル（太平洋標準時(Pacific Standard Time: PST)） と日本の時差はマイナス１７時間になりました。
例えば、日本が１０月２９日の正午（１２：００）のとき、アメリカ西海岸はその１７時間前、つまり、１０月２８日の午後７時（１９：００）ということになります。
このブログのメインページの真ん中あたりに時計を載せたので、時間を確認したいとき見てくださいね。
今日の夜中サマータイムが終了し、標準時に戻りました。
アメリカの場合は、開始日（2007年からは3月の第2日曜日）、終了日（１１月第１日曜）とも、夜中の２時に切り替わります。夜中なのは、時差調整による市民生活への影響を最小限に抑えるためです。具体的には、３月の場合、夜中の１時５９分５９秒の次が３時００分００秒（１時間進む）になります。１１月の場合、夜中の１時５９分５９秒のあと、２回目の１時００分００秒になります。同じ日に、１時から２時までが２回ありちょっと得した気分になります。でも私は来年の８月までアメリカに滞在する予定なので、来年４月から再びサマータイムを体験することになり、この切り替わりの時に今度は１時間進めることになるので損をすることになります。
ちなみに１１月第１日曜日の夜中に２回やってくる１時から２時の間に起こったニュースなどは、混乱をさけるために"Standard Time (ST)"と"Daylight Time (DT)"をつけることで区別します。
さて、ここでサマータイムについて説明したいと思います。
アメリカでは、昼間の長い春から秋までの約半年間、仕事後の余暇の促進や照明用エネルギーの節約などを目的として、サマータイムが実施され、時計の針が１時間進められます。ただし、アメリカでは通常、”サマータイム”ではなく、”デイライトセービングタイム(Daylight Saving Time: DST)”と呼ばれます。
サマータイムという呼び名はイギリス英語なんです。
開始は毎年４月の第１日曜日、終了は１０月の最終日曜日です。（2007年からは３月の第2日曜日スタート、11月の第１日曜日に変更となったので注意してください。）
ちなみに、この制度は日本でも昭和２０年代に実施されましたが、不評のためわずか数年で廃止されました。最近、省エネなどのため復活させようとの動きもありましたが、再実施には至っていません。
※１９８６年以前は４月最終日曜日が開始日でしたが、より省エネを進めるため、４月第１日曜日に変更されました。
★アメリカにおけるサマータイムの例外（ハワイ・インディアナ・アリゾナなど）★
アメリカの中でも、全ての州がサマータイム(daylight saving time)を導入しているわけではありません。ハワイ、アリゾナ、そしてインディアナの３州はサマータイムを実施していません。また、プエルトリコやサモアなどの離島も非実施地域です。
比較的低緯度にあるハワイやその他の離島、アリゾナ州ならば、「サマータイムを導入するほど昼間の時間が長くない」という理由がありますが、気になるのが、結構北の方に位置するインディアナ州です。
現在のアメリカの標準時についての法律は１９６６年に制定されたものです。この法律で、サマータイムの開始日、終了日は、混乱を避けるため連邦政府が決定することとされたのですが、サマータイム制度自体への参加の是非は各州が判断することとされたため、一大農業州であったインディアナ州では、農業従事者達が早めに日の入りが来ることで早く仕事を終えたいという要望が強かったため、サマータイムが導入されませんでした。
さらにややこしいことに、インディアナ州全体がサマータイム不参加というわけではありません。
インディアナ州の大部分は、ニューヨークなどと同じ東部標準時であり、サマータイムがないので夏場は中西部サマータイム（シカゴなど）と同じになります。
しかし、隣の州とのつながりが大きい南東部の５郡ではサマータイムを導入しているため、１年中、東部時間と同じになります。また、シカゴに近い北西部と、南西部の、計１０郡では標準時自体が中西部時間と同じであり、サマータイムも導入されています（つまり、年中シカゴと同じ時間）。
アメリカ人にとっても、周辺でインディアナ州だけサマータイムが導入されていないために混乱を生ずることがあるようです。近年一層の工業化が進む中で、当初の不参加理由も意味を失いつつあり、「サマータイム空白区域を埋めるべき」との議論も強くなっているようです。
また、アリゾナ州については、「例外の例外」があります。上に書いたとおり、アリゾナ州自体はサマータイムを実施しないのですが、州北東部にあるナバホ・インディアン保護区（自治区）内では、他の州と同じようにサマータイムを実施しています。このため、夏場にナバホ・インディアン地区内にある「モニュメントバレー」へ、グランドキャニオン（アリゾナ州）から向かう場合、同じ州内でありながら、モニュメントバレーの方が１時間時計が進んでいることになります。
私はドイツでもサマータイム（Sommer Zeit）を体験しましたが、
また、開始時期はアメリカと違い３月の最終日曜日です。
これで私が住むアメリカ西海岸のシアトル（太平洋標準時(Pacific Standard Time: PST)） と日本の時差はマイナス１７時間になりました。
例えば、日本が１０月２９日の正午（１２：００）のとき、アメリカ西海岸はその１７時間前、つまり、１０月２８日の午後７時（１９：００）ということになります。
このブログのメインページの真ん中あたりに時計を載せたので、時間を確認したいとき見てくださいね。
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