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格好いいよねぇ~
十手を片手に江戸の悪党をビシバシ退治する親分!
『御用でぇ!!』
昔は随分たくさんの『親分』が、時代劇に登場したものです。
が、ここで一つお知らせが…!
実はこの岡っ引きの親分って人たち、存在しなかったってご存知ですか?
この『時代劇の親分』は江戸時代には存在しなかった職業なのです。
この『親分』のベースになった職業?はありましたが捕り物帳に出てくる『岡っ引きの親分』はなかったんです~
実は時代劇の同心と呼ばれたお役人さんが、個人的に雇っていた非公式の情報収集人がモデルになっています。
ただでさえ安い同心のお役人が、自分の給金からお金を払って『個人雇い』していた人がいたのです。
その人たちがお棚の裏口からこそっと出入りして情報を聞いて歩いたとしていたと言います。
どうやら、過去に犯罪を犯した人の中から『その方面に詳しい誰か』にお役人が個人的に情報収集を依頼、お代を払っていたという形でしょうか?
ですから、昔の時代劇で見られたシーンで店に正面から堂々と入って行き…
『おぅ、御用の筋でぇ!お前ぇら、こんな顔した浪人者を見かけなかったか!?』などと十手を光らせるシーンは存在しませんでした(笑)
無論、正面から店には入りません。情報を集めているところを見られたら店の迷惑になると断られるからです(笑)
当然、テレビの様な江戸の岡っ引きの手下「下っぴき」も存在しなかったのです。
そんなに沢山、同心のお役人が個人で雇えるはずもない…
しかし、地方に行けば行政の手も届かなくなるのはいつの時代も同じです(笑)
そこで、地方の『親分』とか呼ばれていた顔役に十手を預けて公務の代行をやらせたと言われています。
その親分が使っていた手下が俗に言う『下っぴき』の様です。
地方にはテレビのような形ではなかったのですが、十手を持った『親分』がいたようです。
テレビで放送された『親分』は、どちらかと言うと誇張された形で創造された架空の人物で
仮面ライダーやウルトラマンに近い、と言ったら言い過ぎでしょうか?(笑)
でも、いないとわかっても時代劇には必要な立ち位置になってしまいましたね
でも、最近は時代劇そのものが飽きられてあまり放送されていません。
時代の流れなのでしょうか
ちょっと残念でもありますね。
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