うたのつばさ

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取り付け方説明書


質問したところ、
以下の資料を添付してくださったので、
それを記録用に…



・ETCの取り付け
ETCの取付けは、一般の方でも出来る内容ですがお客様の経験と車両により難易度は異なります。
主な作業は、電源の取り出し、ETC本体取り付けで、更に分離型ETCの場合はアンテナの取り付けになります。


<ETC電源の取り出し>
ETCメーカーにより、電源取得時の配線数が異なります。

三菱電機・三菱重工製・パイオニア製 2本(+側1本・-側1本)
    +側:ACC
    -側:ボディア-ス

松下電器・デンソー・TOYOTA製 3本(+側2本・-側1本)
    +側:ACC & 常時電源
    -側:ボディア-ス

【用語説明】
 ACC:イグニッションキ-を一回まわした際に流れる回路。
     ヒュ-ズボックスの、アクセラリ-回路、ラジオ、オ-ディオ、クロックなどから電源を取得します。
     キーを抜いた状態でシガーライターが使用できない場合はシガ-ライタ-の回路もACCです。

 ボディア-ス:車体に直接ねじ込まれたビスを緩めて挟み込む接続。
     塗装面が厚い際はヤスリで表面を削ります。
     作業には大きめの工具をご使用下さい。

 常時電源:常に電流が流れる回路で、ハザ-ドホ-ン、ストップランプ、ル-ムランプなどの回路です。


 *使用できない回路:車両運行用のコンピュータ、エアバックなどの安全装置は絶対に避けて下さい。
     また、夜間照明回路や大容量のオーディオ回路も供給電圧が下がる事もありますので不適です。

電源の取得は、車内のヒュ-ズボックスから行ないますが
この作業には、弊社ETCコ-ナ-下部に掲載されている配線付きヒュ-ズ( ベンリーヒューズ ・要サイズ確認)を使用しますと楽です。
ヒューズボックスの場所は車両の説明書に記載が御座います。
車種によりエンジンルームと2箇所に装備されている事も御座います。


車内オーディオ裏の予備端子、車内配線への噛み付けによる電源取得の際には、事前に充分なご確認をお願い申し上げます。

(以下の説明で、三菱電機・三菱重工製の場合は常時電源の記述を無視して下さい。)

確認・作業は必ずキーを抜いた状態で行ってください。

車両の取説または、ヒューズボックス表面のレイアウトを参照してACC、常時電源回路の位置、アンペア数を確認しメモします。
また、ヒュ-ズには大きさの種類がありますので、これも確認します。

平型ヒューズ     サイズ:約19.1×18.7×5.1mm
ミニ平型ヒューズ       約11.2×16.0×4.0mm
低背ヒュ-ズ (ベンリー対応無)約10.9×8.73×4.0mm


これでヒュ-ズの大きさと、アンペア数が判りましたら便利ヒュ-ズを準備します。

現在、一番小さい低背ヒュ-ズに対応した便利ヒュ-ズは市販されておりません。
弊社以外で量販店でも入手はできます。
ETC購入後でしたら、量販店で購入をお願い致します。


準備ができましたら、該当するヒュ-ズを抜き出し、入手した便利ヒュ-ズと交換します。
付属した配線の端子にETCのACC電源端子、常時電源端子を差し込むと+側の取得はOKです。
-側は、フーズボックス近くのネジを一旦緩め、挟み込んでから締めてください。

これで電源取得は出来ましたので、電源線をETC本体まで車両のパネル裏などを通して隠蔽配線致します。
この際には線をパネルに挟み込むなど傷をつけないように注意して下さい。
ETC電源線の反対側のコネクタを、ETC後部のコネクタに差し込みますと通電は致します。


--ヒューズボックス以外からの電源取り出し--
以上はヒュ-ズボックスからの取得になりますが、オ-ディオの背面に、予備電源端子があるケ-スもあります
純正のオ-ディオですとない時もありますが、試しにオ-ディオを一旦引き出して、予備電源端子を探してみて下さい。
この方法は、接続は簡単ですが、車両によって引き出しが難しいこともあります。
また見かけ上は通電しているようでもETCに電源が入らないことも稀にあります。

レ-ダ-などのように、シガ-プラグからの電源取出しはETCメ-カ-では、不可という事ですのでお勧めできません。
特に常時電源を接続するETCは、この方法ですと降車時のカ-ド抜き忘れ警告が動作しません。



<ETC本体・アンテナなどの取り付け>
次に、ETC本体、アンテナ・スピ-カ(分離型の時)の取付けですが、両面テ-プでの固定ですので、
作業の前に洗剤で接続面のワックスを除去します。
寒いと接着が弱くなりますので、表面を暖めて下さい。

一体型ETC :ダッシュボ-ド中央、フロントガラス側でワイパ-ア-ムの陰にならないように設置。
       一体型機種の三菱電機EP-537Bは標準ではフロントガラスにETC本体を貼り付けます。
       ダッシュボードへの取り付けを希望される際には、別売のEP-0SD1が必要になります。

分離型ETC :ETC本体はどこでもOKですが、盗難を避けるため、膝横などで邪魔にならない位置。
       アンテナは、ダッシュボ-ド中央、左右端です。
       ガラスに貼り付ける際は、オプションが必要になる事もあります。
       アンテナへの配線は折れ、曲げ、挟み込みを避けて下さい。

<重要>
       アンテナは機種により受信面が裏表異なります。
       松下電器、デンソー、三菱電機製は腹側で受信しますので、基本の取り付けはフロントガラス貼り付けとなります。
       ダッシュボードに貼り付けする際には別途オプションが必要になります。



       プジョー、メルセデス、セルシオ他など車種により電波を通さないガラスの場合が御座います。
       このような車種でもミラー後ろに取り付けスペース(四角い切れ込み)がある場合は、
       分離型のETCが使用できることが御座います。
       ご購入前にディーラーさんへのお問い合わせをお願い申し上げます。
       車内でまったく受信が出来ない車種には、三菱重工製のMOBE-201が外部アンテナになっておりますので、
       ご検討をお願い申し上げます。







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