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功名が辻★★★☆ 28話 出世脱落 平成18年7月16日(日)放送
新しい人材が出ると、古くからの古参は冷遇される。
これまで、順調だった一豊は、中村、堀尾にも
一気に差を付けられた。まあ、実力的には妥当だが・・
これまで愚直に忠誠心だけだった。
一豊は、これまでの戦いの成果を述べる。
確かに頑張ったが、アピールする部分は少ない。
お市様を助け出せば良かったのか・・・マジ、そうらしい。
一時、出社拒否になった、笑い。
最後に母が出てきて、出家じゃなく、死んでしまえと責められた。根性無しだから、一豊はビックリする。
3人仲良く、生きて浮き世と戦うと誓う。
秀吉も策に溺れすぎになった。
多分、こんなことで、家臣が秀吉死後はバラバラになるのだろう。
部下や伴侶を試すことは、逆に自分を試されることになるのだ。
そして、多分、信頼はなくなるのだろう。
一豊も、秀吉オンリーから家康に変わる、いいチャンス
だったのかもしれない。
サラリーマンなら、創業から一緒に働いた社長が、
新しい人材を重視した。それなら、自分を評価してくれる
新しい社長を探すしかないかもしれない。
そんな、話でもあった。いつの世も、外で働く者は、
愚痴が出るものだ・・・浮き世と戦うことは難しい。
同感だ・・・
新しく秀吉のもとで、人事と世代交代が始まった。
一豊は城持ちだと、思っている。亀岡城、賤が岳、北の庄でも、
お市様を説得にいった。喜んで千代のもとを出るのだが・・
さかのぼるが、秀吉の勝利のとき、家康は「麦ころがし」だ。
分からない。本多は3日天下だ・・酒井など重臣も意見が分かれる。家康は、茶器・初花を秀吉に持って行け・・価値が分からないのだ。
いずれ、何とかなるだろう・・・浜松城で話している。
話をもどすと・・・加藤、福島・・若い7人が3000石に加増だ。
賤が岳の7本槍と世間で呼ばれている。
中村、2万石だ、岸和田の城だ。
堀尾、1万7千石、若狭高浜城だ。
一豊、3800石で300石の加増だけだった。
なぜじゃ、若造は3000こくなのに・・・
一豊「殿は、わしを使い捨てなのか?」。
呼ばれても呆然としている。秀吉は目配りしている。
三成も3000石だった。嬉しそうでない。
秀吉「何かあるか、言ってみよ」
三成は、商いをしたいので、欲しいものがある。
3万石に相当する、それで、3000石は辞退します。
秀吉は知恵者だ。やってみよ~~あっぱれじゃ!!
さすがに、一豊は落ち込んでいる。中村は、昔の自分を思って、そっとしてやるように言う。
家では、鯛を焼いているが、一豊が帰るが・・
飯よりも酒じゃ、と機嫌がわるい。
千代「城はだめだのですな」と新兵右衛門に言う。
千代に一豊「徳川様に仕える、浪人がよいか」。
千代「一国一城の夢にお疲れになったのですね・・
浪人ではなく、武士を辞めたら、茶をたて、暢気に暮らそう」。
一豊「まことか?」。
千代「そうなれば、いつも一緒で、命の心配をしなくていい」。
一豊は「かたじけない、千代は喜ばないだろう、
一国一城になると喜んでいた」。
千代「悪かった、同じ夢を持たないといけないと思い、
言い続けてしまった、命さえ無事なら、功名の種は拾える」。
一豊は登城しなくなった。写経をしている。
登校いや出社拒否です。イライラして、千代にも当たる。
米まで心配して見に来た。
一豊の寝顔を見ると安らかだった。心が優しいのだ。
千代は一豊の母・法秀尼(佐久間良子)に相談する。
一豊は40歳になった。さすがに困ったのだ。
千代は二人で出家しようかと言う。さすがに法秀尼は、
一豊の真意を聞くために会うと言う。
秀吉の母は姫路城で畑をしている。
そこで、三成の話になる。知恵者だ。
寧々「うちの人は褒め上手だ、見極めろ」と助言する。
秀吉は、初花を眺めている。黒田が、今回の報償に
問題がある。一豊が300石では少ない。
秀吉「お市様を助ければ10倍、清洲城をやった、
わしは試している、真の家臣は誰か見ている、
三河殿との戦いに備えて・・三成は不満で考えた、
ただ者ではない、跡を継ぐものじゃ」。
その三成が茶々を訪ねる。
三成が近江の出だということで、茶々は親近感をもつ。
茶々「不満は生きていることだ」。
三成「生きている幸せを・・」。
茶々「そなたが、この手を温めよ、涙で濡れた頬を温めよ、
近うよれ・・」。三成「お許しください」。
茶々「時々、訪ねよ」。
一豊は、家にいる。
千代「功名一途から、出家するのがよい、立派な尼になりたい」。
一豊「わしと夫婦でなくてもいいのか?」。
そこに法秀尼が来た。
「出家するのもいい、山内を捨てるのも良い」。
千代が準備で去り、母子二人になる。
一豊は「桶狭間の戦い以前から、秀吉様は足軽の頃から、
墨俣、金が崎では大怪我してしんがりを勤めた、
姉川、長篠、毛利攻め、大返し、賤が岳・・・このたび、
加増300石、小姓どもが、いきなり3000石だ、余りだ」。
母「それだけか?」。一豊は、次々と話す。
もっとも働いてきた武将は儂だ。
母「直談判して聞きましたか?」。一豊「御法度だ、クビが飛ぶ」。
母「ただの愚痴だ、坊主になろうというのは奇特だ、しかし、
愚痴では・・・千代、用意はできたか?」。
千代は水とカミソリを用意した。
母「今一歩進めたら、真に解脱するには死ぬのが一番だ」。
一豊は笑う。母は、切腹した父の形見の小刀を出す。
母「これで逝きなされ、解脱したいなら、印籠を渡す」。
千代が止めに入る。千代「いやじゃ、どんな一豊でも
生きて欲しい、解脱できない殿でよいのです、私が
先にまいります」。一豊は「もうやめてくれ・・
よく分かりました、生きて浮き世を戦います」。
母「逃げずに、浮き世の主従になりなさい、千代もそうじゃ、
この世を生きていくのじゃ、己の心と戦うしかない」。
千代「ありがとう」。一豊「かたじけのう・・」。
母は倒れそうになる。3人で手を握る。
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