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華麗なる一族★★★☆
そろそろ中盤に移っていく。
今回も大きく変動しました。
万俵家の大介と銀平の銀行組と
鉄平と大川がついに正面衝突です。
大介は、大川が病気だということで、
切り捨てました。闇献金は当時の常識でしょう。
それをリークすることに意図的な物が動いているのです。
万樹子がついに、万俵家に入った。
でも食事会で足による伝言を知って驚きました。
結構、普通の人間だったのですね。
どこまで万俵家に染まっていくのでしょうか?
ただ、通産省は、こんなものでしょうか?
ちょっと平板な描き方のような気もした。
実力者のいいなりで動いていたのだろうか?
気概のある役人もいただろうが、そこまでは描けない。
二子、この名前って凄いけど、
四々彦 、同じく凄い名前だが、この二人は
とてもじゃないけど、無理だね。
鉄平、早苗が応援しても、相子が立ちはだかっている。
小泉(この名前も・・)さんが、二子の結婚しています。
こうなるとダメですね。
そうだ、鉄平と芙佐子との関係も
韓国ドラマみたいに兄弟なんだろう!!?
(間違ったら、ごめん、原作も見ていないので推測です)。
もっとも、韓国ドラマより山崎さんの原作の方が古いかな。
なんだかんだ、とストリーと人間関係が
進んでいくので付いていくのは大変です。
細切れで描かれるのです。そこが大変です。
大介の銀行の合併の話、鉄平の高炉の話を
別にしっかりと描いてくれると分かりやすい、笑い。
しかし、まあ古さは感じますが(古い時代だから当然だ)、
見応えありますね。これからも楽しみます。
(あらすじ の ようなもの)
高炉建設と金融合併が動き出した。
高炉とアメリカ進出が決まった。
阪神製鋼では、原料確保が課題なのだ。
万俵家では銀平の結婚式もある。一
家の夕食だ。
第一製鋼の山田所長からは、鉄平は協力を貰った。
結婚式で、相子は皆を指図している。
鉄平「あなたには、遠慮して欲しい」。
大介「許している、鉄平が遠慮してもいい」。
銀平「いいじゃないですか、所詮、閨閥結婚だ」。
結婚式が行われる。大きな会場で、大蔵大臣まで出席している。
横から大川も一緒に酒を注ぐ。
大介はサンエイ銀行の情報も知らされた。
銀平も万樹子の名前すら出ない。
◆
美馬と大介が、話す。
鉄平の義理父の大川を餌にサンエイ銀行をつることができない。
高炉の現場で、沖仲仕の苦情と抗議がはじまる。
鉄平が沖仲仕長の苦情を聞く。
鉄平は「仕事を投げ出すのか、積載量は謝る、仕事に戻ってくれ」。
さらに六平さんに、 鉄平「日本の技術力を海外に知らせるのだ、
徹夜して、命をかけてきた、血と汗の結晶だ、
出航まで2時間を切っている、戻ってくれ」。
沖仲仕長「肝が据わっている、よし、作業開始だ
」。
熱い思いが伝わった。
◆
万俵家で万樹子も一緒に夕食だ。
引っ越しも終わったのだ。
相子と寧子の言い争いだ。
その時、銀平がナイフを落とす。
万樹子が拾う。すると、相子の足が大介の足を・・・
阪神製鋼では、鉄平に、帝国製鉄が手をかけて、
通産省も動いている、と報告される。
大川に頼んで、通産省に圧力をかける案も出される。
そこにやって来た二子は四々彦と出会う。
しかし、相子が来て、「許さない」と言う。
先代の13回忌の招待状を持ってきたのだ。
小泉様の仲人での縁談をどうするのだ、と言う。
鉄平が、閨閥結婚を否定すると、
相子は、自分の結婚も否定することです、と切り返す。
そこに大川が入院したと知らされる。
鉄平は急いで駆けつける。大川は意外と元気だった。
第一製鋼の所長が鉄平に謝る。
帝国製鉄と官僚が動いている。
永田大臣も認めているのだ。
サンエイ銀行が平和銀行を合併で合意していると報告が入る。
大介は「馬鹿な、最初の合併をしないと、
小が大を喰う合併はできない」。
美馬「もう、合併は無理だ、闇献金の大川が2年後の総理になれば、
いいカードだが・・・永田先生か、大川か、腹をくくるときだ」。
鉄平は、市電に乗って考えていた。
大介も眠れない。家の池で鉄平は一人で語り出す。
鉄平「将軍、また銑鉄を止められた、
日本の先進国はできない、明日通産省へ行く」。
すると、深夜だが大介がやって来た。
大介「こんな時間まで仕事か」。
鉄平「見舞いまでいっていない、大川先生が入院した、
半年前も手術した、東京へ行ったら寄ってあげてください」。
大介「くれぐれも養生するように言ってくれ」。
鉄平の言葉で、大介は何かを決断したようだ。
だから、真っ直ぐな鉄平は危ういのだ。
◆
慶応病院に、大川を見舞う。
O型からB型になったと笑う。
鉄平の元気がないのが気に掛かる。
鶴の屋の女将も入院しているので、
バナナを持って見舞うように頼む。
大川は早苗に何があったか、聞く。
鉄平は鶴田志乃を見舞う。
芙佐子がいた。鉄平は見舞って出る。今まで黙っていたが、
志乃「鉄平さんと関わってはいけない」と怒る。
芙佐子「何か隠しているでしょう、
鉄平さんとの交際に反対したのは、
私の両親と関係あるの
?」。志乃「関係ないわ」。
鉄平は通産省に行く。
大亀は外科部長に大川の棒状を聞いたようだ。
大介に報告した。大介は伝える。
鉄平は通産省に問いただすが、相手して貰えない。
大和田伸也さんだ。大臣室まで呼ばれる。
大川大臣がいた。
通産省の空気が汚れている。
大川「帝国製鉄と仲良くしているが、
日本の将来が、大臣、下らんことをするな」。
水谷大臣「そういうことだ、話をおさめてくれ」。
鉄平は大川にお礼を言う。
医師と看護師を引き連れて、病院に戻る。
大川「私には甘えて欲しい、私は君を本当の息子だと思っている、
子供の役に立てるのは、一番の喜びだ」。
鉄平「はい、ありがとうございます」。
大介は永田と新橋で会って、闇献金の話をしている。
永田「役所から認めるわけにはいかない」。
大介「当行、独自にやります」。
永田「その議員は政治生命を失うが・・」。
◆
阪神製鋼には銑鉄が供給されることになった。
先代の13回忌だ。そこに、杉浦がやって来て、
「必死で押さえようとしたが、押さえきれなかった」。
新聞に「大川議員の不正献金」記事が、
それを見て、 大川「 誰の仕業だ
」。
永田「サンエイと平和の合併はなかったことにした」。
大介「大川先生の容態が悪い、死んでしまう、
新たな合併には、一生協力して貰うよ」と美馬に話す
。
鉄平は新聞を握り、赤い燃える鉄をみていた。
家で、13回忌が開かれる。
早苗は肩身が狭い。
皆は、早苗を気遣っている。
大介「13回忌が、あの日を忘れない、
死んだ人間は何も話してくれない」。
相子「大川先生は、万俵家に恥をかかせた」。
鉄平は怒る。大介「そんなことで動揺しては・・、
昨日の記事は胸がいたい、しかし、自業自得だ」。
鉄平「あの記事を書かせた人間を許さない、
今の目の前に、その人物が現れたら、撃ち殺したい」。
大介「そんなに憎いか」と睨み合う
。
目の前にいるんだよ!! だから、予告編みたいことになるのか?
沖仲仕:六平さんでした
(キャスト)
万俵 鉄平 (34)木村 拓哉
高須 相子 (39)鈴木 京香
万俵 早苗 (30)長谷川 京子
万俵 銀平 (31)山本 耕史
安田 万樹子 (24)山田 優
万俵 二子 (22)相武 紗季
美馬 中 (44)仲村 トオル
美馬 一子 (29)吹石 一恵
◇◇◇
鶴田 芙佐子 (32)稲森 いずみ
鶴田 志乃 (59)多岐川 裕美
一之瀬 四々彦 (26)成宮 寛貴
一之瀬 工場長 (58)平泉 成
銭高 常務 (52)西村 雅彦
◇◇◇
綿貫 千太郎 (58)笑福亭 鶴瓶
芥川 常務 (54)小林 隆
和島 所長 (51)矢島 健一
◇◇◇
大川 一郎 (60)西田 敏行
大亀 専務 (60)武田 鉄矢
永田 大蔵大臣 (63)津川 雅彦
三雲 祥一 (50)柳葉 敏郎
万俵 寧子 (54)原田 美枝子
万俵 大介 (60)北大路 欣也
(スタッフ)
原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫 刊)
脚本:橋本裕志
音楽:服部隆之
企画:瀬戸口克陽・植田博樹
プロデュース:福澤克雄・石丸彰彦
演出:福澤克雄・山室大輔
制作:TBSテレビ
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