PR
Calendar
Comments
■10位 きらきら研修医 TBS
TBSが続きます。もっとも安上がりのドラマですが、髪を切ったコニタンが可愛いです。最初は漫画的なストリーとキャラで、がっかりだった。しかし、コニタンの健気さ、一生懸命さに、引き込まれました。フジのガチャピン、ムックのニックネームの指導医のいい加減さには驚いたが、それもドラマの味わいかなと納得できた。言っていることは、おおむね妥当なのだ。向井先生の「自分を信じること、諦めないこと」。川合先生「大丈夫だと、指導医が判断した、ルールだけで、医者は育たない」。コニタンの可愛さが、院長をはじめ周りを変えていったのだ。見ているものも、変えてくれたのだ。エスパー伊東さんも登場していましたね。これを、何と11話までやったスタッフに感動です。
■11位 新京都迷宮案内 テレ朝
実は余りみていない。でも、7話が良かった。末期癌の青年には肉親はいない。孤独に襲われる。ネットで自分の名前を検索してみる。しかし、0件だ。何かを残したい。善行を記事にして貰いたい。ひねくれものの杉浦は載せない。今度は異臭事件の犯人として出頭しようとする。しかし、真犯人が捕まっていた。杉浦は青年を夜の京都タワーに連れていく。綺麗な夜景だ。朝日をみた。コラムでは、--青年は、その後ホスピスに入った。京都タワーの事を嬉しそうに話した。僕はここにいる、そう叫ばずにいられない、孤独とやりきれなさ、いつかでない死を突きつけられた君とは比べようもないが、老いて死をまつ粗雑な新聞記者にも、そんな夜はある、だから、僕はこの夜を忘れない。君という若者がいたことを(忘れない)--ゲスト・・・鳥羽 潤 こんな珠玉の短編に出会えるだけで、このドラマの存在する意味は大きい。国生さんのメイクは、これでいいのでしょうか?
■12位 わるいやつら テレ朝
めまぐるしく展開して、誰が「わるいやつ」か、どんどん変化した。主人公が中盤で死んでしまった。そこで、味わいが変わった。ホラーサスペンスだった。6話が一番面白かった。原作とは、主役を変えて、違う視点から描いたらしい。最後の展開まで見て、ちょっと全てを納得できなかった。ただ、善人しか演じられないと思った上川さんが、悪人を演じたのは収穫だった。一豊だけでないよ。ただ、医者が悪者で、医療という名目で殺人を犯すことを描くのは、同じ医療職としてはマズイです。
■13位 今週妻が浮気します フジ 主人公の空回りの過剰さに、ジョイスの「ユリシーズ」かと期待したが、単なる混乱でした。最後に過剰さが収斂してほしかったが、腰抜けのハッピーエンドだった。中盤の妻をホテルまで追いかけたところで終われば良かった。陶子「一回関係した」の衝撃的発言で終わった。ハジメの妄想ドラマだと思っていた。そして、浮気したのに、謝らない陶子が逆ギレした時点で、終わった。「エラ嫁」の志摩子「40年もあれば、隠し事なんて、それでもびくともしないのが、夫婦です」。この一言の勝ちです。
■14位 特命係長 只野仁 テレ朝 まあ、定番のマンネリドラマです。何しろ、シリーズが変わることもなく、22話から31話と続いています。気楽に見ていられます。櫻井さん、気づけよ! と叫びたくなる。三浦さん、変わらず頑張っています。そして、エビちゃんが出ているんです。しかも、駄目な只野に惚れている? エロどころがシリーズで少しずつ変わるだけです。今回はアニータとメイド喫茶でした。それだけですが・・・まあ、こんなドラマがあっても、いいではないですか、爆。
■15位 東京タワー フジ
すみません。どうしても、もこみち君が、才能あるように見えないのです。この主人公は、どんなにマザコンでも、どんなに駄目な若者でも、きらりと光る才能の片鱗が見えなくてはいけません。クリエーティブな才能を、もこみち君には感じないのです。だから、上京して東京に圧倒されて、遊びほうけたら、それだけに思えてしまう。主役で全てが決まってしまう。倍賞さんは、素晴らしい演技でした。それを見ると、もこみち君が益々しょぼく見えてしまう。最後でも、泣くこともできませんでした。他の役者なら、泣けたでしょう・・・
■ワースト作品 演歌の女王 日テレ 凝ったドラマです。福田さんの前フリではじまる。分かれ道(ひまわりのヒット曲「女のわかれ道」)が必ずある。しかも、大きな事故があるが、奇跡的に助かる。それらを羅列してまとめると、実に凝っている。演歌のファンの自分は、秘かに期待していた。でも、演歌にも、キャラにも脚本家は愛情がない。ヒトシのキャラがひどすぎた。それを何で愛しているのか? 全く共感できなかった。演歌歌手だからとしたら、ヒドイ。すべてのキャラや職業など、単なる駒、いや記号でしかない。「女王の教室」では、エグイ描き方が評判を取ったが、ここではエグイ意図が惨敗した。天海さん、成海さん、池内さん、福田さん、出演を断る勇気も必要ですよ。
恒例のお遊びの各賞発表です。
■主演男優賞
・・・大森南朋(ハゲタカ)凄み爆発でした、大物相手に負けません
次点 助演が多くて、主役では該当なし
■主演女優賞
・・・仲間由紀恵(エラ嫁)彼女なしで、このドラマは成立しない
次点 藤山直美(芋たこ)絶妙の喋りでした、間合いと食べっぷりが最高
篠原涼子(ハケン)トックリ、ヘルメットが似合った
松下奈緒(グッジョブ)完璧な仕切屋、でも奇跡の嫌われず爽やかさ
小西真奈美(きらきら)髪を切っても、可愛いです
■助演男優賞
・・・北大路欣也(華麗なる)堂々たる時代がかった演技、素敵です
次点 国村隼(芋たこ)ひょうひょうと優しいキャラが見事です
谷原章介(エラ嫁)トラブル起こすが、心優しく素敵な夫でした
大泉 洋(ハケン)くるくる頭でのコントが素敵でした
■助演女優賞
・・・鈴木京香(華麗なる)強気の上昇志向のエロさ、魅了された
次点 加藤夏希(花より男子)健気で一途な素敵なキャラだったのに・・
■新人男優賞
・・・?
■新人女優賞
・・・渡辺夏菜 (エラ嫁)医大生で、人体模型との演技印象的です
■注目の男優
・・・原田芳雄(きらきら)ドラマの鉄道模型は自前ですか?
安田 顕(ハケン)一ツ木役で、不思議で、自然に演じた
小松政夫(ハケン)素晴らしい、植木等さんの跡を継いで魅せてください
■注目の女優・
・・濱田マリ(エラ嫁、きらきら)出過ぎです
加藤アイ(ハケン)意外のファインプレイかもしれません
邑野みあ(芋たこ)女子高生から中年までコスプレだ
広田レオナ(今週妻)存在そのものが、目立ちすぎですが・・
りょう(きらきら)お馬鹿キャラ寸前でコメディのりょうさんも素敵
■主題歌賞
・・・クレイジーケンバンド『てんやわんやですよ』ぴったりだった
■名セリフ・
・・陶子(今週妻)「一回関係した」
愛し合った、浮気した、寝た・・・そうでなく関係した
エロおじさんは、どんな関係をしたんだと妄想した
新しい言葉だな、他人のように自分の愛を語るんだ・・許せないゾ
次点 陽(ヒミツ)「ストリー作るの楽だから、漫画好きだと思えない、
原作を越えるドラマにして、そしたら、誰も文句を言わない」。
漫画を原作にしてドラマ化する話に対して、やはり、小説や
オリジナルに比べて、漫画原作だと脚本、制作が簡単なんだ、納得~~
■企画賞
・・・NHK(ハゲタカ)役者を揃えて、難しいテーマを緩急のテンポよく描いた
■脚本賞
・・・中園ミホ (ハケン)台詞で魅せる、絶妙でした
次点 永田優子(ヒミツ)少ない役者、ネタで、あれだけ魅せてくれました
■演出賞
・・・大友啓史、井上剛、堀切園健太郎(ハゲタカ)テンポ、映像、テーマ素晴らしい
うーやん★2011年10月ドラマ その1 2012.02.05
うーやん★2011年10月ドラマ その2 2012.02.05
うーやん★2011年10月ドラマ その3 2012.02.05