語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

2023年02月26日
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人を好きになるのに、男も女も関係なく、ただ大事な人を守りたい、支えたい気持ちは痛いほど理解できる。

愛が何かがわからないという主人公が見せる究極の愛の形と前評判もよく、原作も読んだし期待して見に行った。

けど、正直、見なければよかった。文章で充分だった。

表現の仕方はゴマンとあるし、監督や演者も納得しての作品だと思うけど、あそこまで露骨に煽るようなカメラワークでその秘めたる性行動を映像にする必要があったのか。
それも何度も何度もしつこい。
2人にとってはそれだけ甘美で何にも変え難い相愛の時間なのはわかる。
けど、人には想像力というものがあるんだし、愛し合う人同士の肌の重なりは遠目にみるだけで話は通じる。

それだけじゃなかったから主人公はあんなに全てを捧げて頑張ったのではないのか。自分の鎧を分け与え、鎧で稼いだお金を惜しげもなく捧げて。



相変わらず求められる役に全力で挑む俳優鈴木亮平氏の力量、プロ根性には恐れ入るばかりだけど、全編通してとにかくせわしない映像に目が疲れた映画で、いまだ不快感が抜けない。

人生は歓喜と絶望の繰り返し。
もしかしたら1番のエゴイストは監督自身だったのではないかと思う日曜の午後。
#エゴイスト 
#映画鑑賞 
#鈴木亮平
#鈴木亮平出演作





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最終更新日  2023年07月21日 06時51分00秒
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