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玲子10~仕返し~


シートに座ると残念そうに言った。
「もう一件行こうと思ってたんだけど、帰らないとまずいみたいだ」
「そう。残念だわ」私は、感情を抑えてつぶやく。
「うん、ほんとに・・・」慎司が車を走らせる。
首都高に入ってからも、私たちはずっと黙ったままだった。

「ねえ・・・」アタシは、甘えた声を出した。
この前の仕返し、する時が来たようね。

「欲しくなっちゃった・・・ここ・・・さっきのキスで・・・」
そう言って、慎司の下半身に手を伸ばす。
チノパンの上から手を置く。
「え、、、」慎司が動揺する。
「ね、いい?」そう言いながら、ゆっくりと慎司の一部を撫でる。
「ちょっと、待って。」運転中の慎司が困った顔をして言う。
「いやよ・・・」ジッパーに手を掛ける。慎司の困った顔を愉しみながら。
ジッパーを降ろすと、さすがに慎司は慌てた。
「おい、やめろって・・・」片手でアタシの手をどけようとする。
「ちゃんと運転しててくれないと、危ないわ」
慎司の手を払いのけて、アタシはジッパーの中へ指を入れる。
「・・・・」慎司は抵抗をやめた。
期待しているのね。笑っちゃう。
「ねぇ、触りたい・・・瀬川さんの・・・ここ・・・」
指でゆっくりと、上下に撫でる。
もう、カタチがはっきりとわかるほど、慎司のものは硬くなりつつあった。
今度は手のひらまで入れて、全体をぎゅっと握る。
慎司のものが一瞬ビクッと動いた。すっかり勃起してしまっている。
目が、泳いでいるわよ。ちゃぁんと運転してよね。

「瀬川さんのここ、すごく、硬くなってる・・・ねぇ、感じてる?もっと、感じたい?」
慎司は答えない。前を直視したままだ。必死に、運転に集中するよう努力しているみたいだった。
ボクサーブリーフの切れ目から、徐々に指を滑り込ませる。
きんきんに硬くなったそれは、ぴんっとブリーフから姿を現す。いきり立っている。
「だめだよ、玲子ちゃん、ほんと、まじでさ、、、」
あら、そう?やめちゃってもいいのかしら?もっと、して欲しいくせに!
「気持ちよくしてあげたいの。いいでしょ?」
慎司の焦る表情を観察しながら、ゆっくりと上下にしごいていく。
ああ、なんて楽しいの!おかしくて笑っちゃうぐらいよ!
アタシは、たまらない表情の慎司の顔を眺めながら、いまにも噴き出しそうなのをこらえていた。
どこまでやってあげようかしら。抜いてあげる気なんて、さらさらない。
「ああ・・・」遂に慎司は声を漏らした。
事故らないでよ、頼むわよ。
そう思いながら、アタシは顔を近づける。
「あ、だめ、玲子・・・」
ちゅ、キスをしてあげると、ピクンッとはねる。かわいい~。
ちゅ、ちゅ、
先端に何度もキス、そしてくちびるで幹に触れてゆく。
くちびるで軽く、上下に摩る。
「ん!・・・」慎司はたまらずに降参したのか、すぐそばの出口から急いで高速を降りると、
一般道の脇に車を急停止させた。


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