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玲子19~羞恥~


「玲子ちゃんの、さっきの下着姿、見たいよ」そう言って皿を置くと、私の腕を引っ張って、
立ち上がらせた。
私のブラウスのボタンに手を掛ける。ひとつひとつ、外してゆく。
わけのわからないまま、私はされるままになっていた。頭の中は、慎司の心を探ろうとして、
ぐるぐると回っている。
「玲子ちゃんは肌が白いから、赤が似合うと思うんだ。」
すべてのボタンを外し終わると、おもむろにブラウスを開いた。
真っ赤なブラを纏った胸があらわになる。
慎司が、それを凝視する。
「やっぱり・・・思ったとおりだ。とっても似合ってる。綺麗だよ。」
指先で、私の胸元を撫でる。
「ほら、ここ。血管が青く透けて見える。ほんとに、綺麗だなぁ」
この男は異常なの?いや、そうは見えない。楽しんでいるけれども、頭がおかしい様子では
なさそうだ。注意深く慎司を観察する。
「私が欲しいの?」私は思い切って聞いてみた。
「玲子ちゃんは?オレのこと、欲しい?」私の目を見る。

今だ、と、思った。
「欲しいよ。瀬川さんが、欲しい。あれから瀬川さんのことばかり考えてたの。」
そう言い終わらないうちにアタシは、仕掛ける。
素早くひざまずいて、慎司の股間あたりに、頬ずりする。
「とっても、欲しい・・・ねえ、、、」慎司のベルトに手を掛ける。
「玲子ちゃん、嘘ついちゃダメだよ」慎司がアタシの手をほどく。
急に乱暴に、アタシをベッドに押し倒した。
「まだそんな気分に、なってないくせに。」
そう言って、慎司はアタシのスカートを下ろしにかかる。
「待ってよ」懇願するように言ったが、聞き入れてもらえるはずもなかった。
スカートを引っ張るように脱がされて、アタシはピンヒールを履いたままで、
下着姿になった。慎司がにじり寄ってくる。
「膝を立てて、脚を開いて」
ああ、また、始まる・・・また、恥ずかしい思いを味わうの?
こんなのいや!そう思っているはずなのに・・・気持ちが高ぶってゆく。
じんわりと、アタシの中心が、潤ってゆく・・・
どうして?どうしてよ!自分が嫌になる。
でも、どんどん感じてゆく。意に反して、徐々に脚を開いてしまうアタシ。
「自分の手で、膝をしっかり持って」
手を掴まれて、慎司に促されるままに、膝を掴んで脚を広げる。
慎司は、アタシの火照った中心に顔を近づけてくる。
ああ、見られちゃう・・・!
耐えられないくらい恥ずかしいのに、どうしようもなく、興奮する。
アタシは恥ずかしさに、目を閉じた。
「玲子ちゃんの、ここ、はみ出してるよ」慎司が指でそっと、ぎりぎりのところをなぞる。
アラダが、ぴくっと反応する。
「すごい。もう濡れちゃってる。真ん中・・・」そう言って、Tバックの細い布に覆われた
敏感な部分を、指で円を描くように撫でる。
はぁっ、ん。熱いため息がこぼれる。
「ここ、きもちいい?ここに、欲しい?」
欲しいよ、、、欲しい。
心の中のアタシの声が、つぶやく。



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