2008.04.12
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カテゴリ: バイク
先ずは 前エントリー の卒業検定について。


千は自分の番の前で、ガチガチに緊張していて、早く終わりたいという気持ちが走行に表れ、

大きなミスは無かったものの減速もままならない暴走ぶりでした (^_^;)

それでも合格したのだから立派なものです。

千は本当によく頑張りました。

この教習でより成長したのは千の方です。


自分は意外なほど緊張していませんでした。

それは自信があったからです。



その一本橋で脱輪してしまった為、不合格(検定中止)になりました。

試験場だと脱輪した時点で試験中止になります。

しかし、検定員からは何も指示がなかったので、そのまま走行を続けました。

検定が終わり、見守ってくれていた千は、

不合格になっているのに最後まで走行しなければならない事を不憫に思っていたようですが、

自分は「まだ走らせてもらえるんだ!」と思い、喜んで最後まで走り切りました。

後になり、この自動車学校では最後まで走行を続けさせると聞いた事を思い出しました。

脱輪の前後は自分では欠点が見付けられない程の完璧な走行でした。

事実、厳しいと評判のN検定員のワンポイントアドバイスでは、

「全般的には良く出来ているのに・・・」と言われたし、

検定の結果が出終わった後、他の指導員の間では、



しかし、何がどうあれ結果が全てです。

そして、その「一番上手かった人」と認識されてしまった事は、

次の検定で必要以上の重圧を感じる事になりました。





走り終わって千のもとへ向かうと、今にも泣き出しそうな顔をしていました。

千自身は合格できているだろうに、自分が不合格になってしまったからです。



この日の検定で不合格になったのは自分一人でした。

千が卒業式の為に別室へ向かう後姿を見送ると、

自分は何もする事が無いので駐車場の車へ向かいました。


再検定を受ける為には1時限の補習を受けないといけません。

その日の12時限目に空きがあったので予約を入れ、

苦手な課題を完全に克服し、明日の再検定に臨むつもりでした。

心の中では「人より回数が多い分、人よりいい出来で合格する!」

と闘志(笑)を燃やしていました。

12時限目までには時間があるので、帰ってDトラで交通量が少ない場所に出掛け、

仮想一本橋の練習をしました。

アスファルト舗装と縁石の間に50cmぐらいのコンクリート舗装があるので、

それを一本橋に見立て、千に前に立ってもらって目線をずらさない練習です。

何度も繰り返している内に頭は動かないようになりました。

しかし、補習時間では一本橋が納得出来る仕上がりにならなかった事のみならず、

クランクの出口ではバランスを崩して足を着くし、

波状路でもバランスを崩して足を着き、スラロームではパイロンに接触するという、

今までに無かった失敗を続けてしてしまい、全てが上手くできなくなったように感じ、

一気に不安になりました。

それでも補習時間は終わり、再検定は明日です。





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Last updated  2008.04.14 20:19:46
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