国際でき婚!”どうにかなるさ”育児日記

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離婚成立



早速離婚手続きをすることにしました。

オーストラリアより離婚書類を取り寄せそれに記入し

前妻側に送りその書類に署名してもらいます。

印鑑証明などがないオーストラリアでは署名が全てなので

署名をするときには大使、領事、弁護士などの前で聖書に手を置いて宣誓し

そして書類に署名します。

そしてその署名に立ち会った人が間違いなく本人が署名したと書いて

その方の署名も添えます。


なのでまずパパがオーストラリア領事館で書類に署名し

前妻の国で弁護士を探しその弁護士宛に書類を郵送し

その弁護士が前妻の署名をもらい、立会人としてその弁護士の署名をし

その書類をまたパパに返送するというとても面倒な手順を踏むことになりました。

その作業もオーストラリアの弁護士に頼めばパパの署名以外は全部手配してくれるんですが

費用がかなりかかるので特に急いでるわけでもないし自分達でやりました。

が、前妻の国の弁護士、前妻の署名をもらって書類を返送するって業務に5万円請求。

5万円って前妻の国では月給2~3ヶ月分に相当するお金です。

なんかぼったくられてるような気がしましたがその弁護士なしでは

手続きが進まないのでやむを得ずその弁護士にお願いしました。


後日その弁護士に確認したところ前妻は何も言わず書類に署名したそうです。

(前妻の権利として署名を拒否することができます。

 ただし拒否しても離婚はそのまま成立します。)

それを聞いてまた胸が痛みました。

私の中に差別意識があるのかも知れませんが

前妻がオーストラリア人女性なら胸が痛むこともなかったと思いますが

貧しい国の方なので同情心でいっぱいになりました。

今でも前妻のことはちゃんと生活できてるのかなぁ?と気になってます。


弁護士から送り返されてきた書類をオーストラリアの裁判所に送付し

しばらくして離婚が成立したという通知が届きパパは晴れて独身となりました。




余談ですが前妻の国の弁護士に書類を送るのにフェデックスを使いました。

夕方の4時頃自宅まで書類を取りに来てくれました。

そして翌日の午前10時にはもう弁護士の手元に届いていました。

前妻の国は東南アジアにありますがマイナーな(?)国です。

そしてその弁護士事務所は首都にありません。

フェデックスの配送網はすごいもんだと驚きました。



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