国際でき婚！”どうにかなるさ”育児日記

パパを襲った悲劇編

☆パパを襲った悲劇☆

写真日記　～ジョウ特製泥スープ編～で書いたように

平和な昼下がりを過ごしていたverrari家。

1時間ほど遊んだのでパパは早速新しいコンピューターを組み立てようと家の中へ。

その後私とジョウも家の中へ。

パパがコンピューターの設定をしながら頭や体をかきむしってる。

設定がうまくいかないからイライラしてるんだろうなと思い

触らぬ神にたたりなしで私とジョウは隣りの部屋で静かに遊んでました。

パパが私のところにやってきて一言

「シャワー浴びてくる。」

ほ？健忘症にでもなりましたか？

念のためパパは歯医者さんに行く前にシャワーを浴びたよと教えてあげると

「頭がかゆいからもう一度浴びてくる。」とのこと。

オーストラリアでは水は貴重なので

食器洗うとき水で洗剤をゆすぎませんし

歯みがきの後も口をゆすぎませんし

シャンプーも水で流さない人もいます。

パパもシャンプーの後のすすぎはかなりいい加減。

シャワーから戻ってくると頭がまだ泡立ってることもあります。

なので「いつもより長めに頭をすすぐようにね。」と言って

お風呂場へ見送り１０分後パパが裸で戻ってきました。

ぎゃあ～～

全身じんましんで体が地図のようになってました。。。

すぐに皮膚科へ。

道中、

「歯の麻酔、痛み止めとワインが反応したのではないか？」

「知らないうちに虫にかまれたのではないか？」などと原因を分析するパパ。

「５日前に賞味期限の切れた牛乳が原因ではないか？」と疑う私。

パパには内緒にしてますがパパのコーヒーにその牛乳を使ったのでした。（鬼妻）

その牛乳、５日前に牛乳屋さんが訪問販売で来たときにサンプルとして頂いたものでした。

その牛乳、低温殺菌牛乳で島根県から陸送されてきてるものだそうで

頂いた日はすでに賞味期限の日でビンはぬるく「大丈夫なのかな？」と思いつつも

冷蔵庫にしまっておいたものでした。

パパはいつもマグカップでお湯半分、牛乳半分でコーヒーを飲むので

多分１００ｃｃほどこの牛乳を飲んだはずです。

診察時に先生に原因を聞いてみると

原因を特定することは難しいけれど一般的に

古くなった動物性のたんぱく質を含んだものを食べて

じんましんが出ることが多いそうです（あちゃ～私のせい？）

パパがオーストラリア人と知った先生、

「オーストラリアワイン、特にグランジなんておいしいよね～。」

なんて世間話をするけどパパはそれどころじゃない。

ちなみにこのグランジ、（憧れのワイン　Penfolds　Grange！）

一生に一度の贅沢ということで今年のお正月に飲みましたが

やっぱりお医者さんは金持ちなのかよく飲んでるような口ぶりでした。

注射を打ちますということでカーテンで仕切った隣りの部屋へ移動。

むくみがでてきて（脂肪が厚すぎて？）血管が出ず

一回針を刺すけど当たらずもう一度別の腕でやり直し。

注射を打って１分もしないうちにパパが「倒れそう・・・」と言いほんとに倒れてしまいました。

顔は真っ青で先生と看護婦さんが心音と血圧をチェック。

すぐにパパも意識が戻り２０分ぐらいで顔に赤みが戻ってきました。

注射が怖かったらしい。。。(>_<)

家に帰って熱を測ってみると３９度近くありそのままリビングで寝てしまいました。

その後寝続けること２４時間以上。

その間ずっと氷枕で冷やしっぱなし。

２日たって熱も３７度台まで下がってきましたが体のじんましんはまだ引きません。

手もむくんでぐーができません。（ちなみに一緒に写ってるのは私の指。）

夫が瀕死の状態でも写真撮影をする鬼嫁と思われそうですが

勤務先から診断書の提出を求められたとき写真も添付しておいたら

ことの重大さがよく分かると夫を納得させる気のきいた妻です。（笑）

普段からお子ちゃまな大人が病気になるとどうなるか想像できますか？

ジョウをお子ちゃまと呼ぶなら新生児級の手のかかりようでした。

勤務先への欠勤連絡も「したくない。」ってだだをこねるので

私がしましたしトイレに行く以外は寝たきりの人と同じ状態でした。

パパは歯の痛み止めとワインが反応を起こしたと信じてますが

私のせいかも知れませんのでちゃんとお世話はしましたけど。。。

東京に行ってた両親、万が一パパが入院することになったらいけないので

ってことで急遽翌日に帰ってきました。

見る勇気のある方はどうぞ！

　　　↓

スライドショーはこちらをクリック！

（２００５年４月５日）

ＰＳ：その後このじんましんはアルコールと痛み止めが反応したものだと判明しました。

　　　詳しいお話はこちら→ パパを襲った悲劇改めパパ自業自得！

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