ラ・ラ・ラ・メディテーション

ラ・ラ・ラ・メディテーション

ヴィギャン・バイラブ・タントラ・ノート



鍵

16番目の技法
「祝福されし者よ、五感がハートに吸収される時、蓮華の中心に至れ」より
さて、この技法ではどうしたらいいか?


例えば誰かに触れる。ハートの人ならその感触はそのままハートに届き、その質を感じることができる。(p206)

ハートは常にいかにしてもっと与えるかを感じる。その温かさは、与えることだ。エネルギーを与えること、内なる波動を与えること、生命を与えることだ。(p206)

触れてみなさい。目を閉じて、何にでも触れてみるのだ。

恋人に触れる。子供や母親、木や花、または大地に触れる。

目を閉じて、ハートから大地への、あるいは恋人への交流を感じる。

手は大地に触れようとして伸びる自分のハートだと感じる。その感触をハートに結びつかせなさい。

音楽を聴くならを、頭で聴いてはならない。頭を忘れ、自分には頭がないと感じなさい。頭はない。

寝室に首なしの写真を置くといい。そして集中しなさい。自分には頭がない。頭が入るのを許してはならない。

音楽を聴いている間はハートから聞きなさい。音楽がハートから入ってくるのを感じなさい。ハートを音楽とともに、脈動させなさい。

五感を頭ではなくハートに結び付けるがいい。五感全体で試み、あらゆるあらゆる感覚がハートに入り、溶けこむのをもっともっと感じるのだ。(p207)


質問 ハートセンターを開き、発達させるための実践上のポイントをいくつかお願いします。

第一点。まず頭をなくすことだ。頭のない自分を視覚化する。頭がないものとして行動する。馬鹿げているようだが、これは最も重要な実践法のひとつだ。(P150)

まるで自分に頭がないかのように歩き、感じる。(P150)

頭なしで歩いてごらん。あるいは座って瞑想する。目を閉じて、ひたすら頭がないと感じてみる。「わたしの頭が消え去った」と感じてみる。(P151)

最初のうちはただ「まるで」だろうるだが、少しずつ、頭が本当に消え去ったと感じるようになるだろう。そして、頭が消え去ったと感じる時、センターは即座にハートへと落ちる。その時、あなたは、頭ではなく、ハートを通して世界を見ている。(P151)

だからまず第一に頭なしになる。そして第二には、もっと愛に溢れることだ。
愛は頭を通じては機能しない。だからもつと愛にあふれることだ。(P152)

だからこの瞑想の場合、もっともっと愛にあふれることだ。
。もっと愛には触れるというのは妻や子供や友人ばかりでなく、生そのものに対して愛にあふれるということだ。(P154)

あらゆる関係性の基礎に愛が置かれるようになれば、ハートセンターは、ますます活動的になる。ハートセンターは働き始める。そして世界に対する見方が、変わってくる。ハートはハートのやり方で世界を見る。マインドには、そのような見方ができない。マインドにできるのは、分析だけだ。ハートは統合する。マインドにできるのは、解剖や分割だけだ。ハートは統合する。ハートだけが統一をもたらす。ハートを通して見るとき、全宇宙はひとつの統一体のように見える。(155)

だからをもっと愛にあふれること、それが肝心だ。自分なにをしているにせよ、愛の姿勢が必要だ。いつもそれを覚えておく。草の上をを歩いている時、感じるのだ。その草が生きていることを。葉の1枚1枚が、皆自分と同じくらいに生きていることを。(p155)

肝心なのは、愛にあふれることだ。たとえ物に対しても愛にあふれる。イスの上に座っているときでも、愛にあふれる。そのイスを感じて、感謝の気持ちを持つ。その時そのイスのおかげで快適だ。その感触を感じ、それを愛し、愛にあふれる。その椅子自体は重要ではない。また食べている時は、愛をもって食べる。(P157)

だから食物に感謝して、愛にあふれることだ。普通われわれは、食物をひどく暴力的に食べる。まるで何かを殺しているかのようだ。吸収しているのではなく、殺しているかのようだ。あるいは、ひどく無関心に物を自分の腹にほうり込む。何の感覚もなく。自分の食物に、愛をこめて、感謝をもってさわってごらん。それはあなたの生命だ。それを採り、味わい、楽しむ。無関心ではいけない。暴力的ではいけない。(P157)

なんでもすればいい。だが愛を込めてすることだ。無関心であってはいけない。そうすれば、ハートセンターは機能し始める。するとあなたは、ハートの中深くへ降りて行く。(P158)

第一に頭がなくなったように振る舞ってみる。第二に愛に努める。そして第三には、もっともっと審美的になる。鋭敏になる。美に対し、音楽に対し、ハートに触れるあらゆるものにたいして。(P158)

もっと審美的に、もっと詩的に、もっと感受性豊かになることだ。(P158)

何か絵を描いてみればいい。(P158)

自分の家で何かを演奏すればいい。を笛でも吹けばいい。へたでもかまわない。。歌うなり、踊るなり、なんでもハートにかかわることをする。ハートトの世界にもっと鋭敏になる。特別な何かがなくとも、鋭敏になることはできる。(p159)

砂浜に横になっているだけでも、十分鋭敏になれる。砂に鋭敏になればいい。太陽に鋭敏になればいい。波に、風に、木々に、太陽に鋭敏になればいい。世界にあるありとあらゆるものに対して、鋭敏になれる。さあ、もっと鋭敏になり、活発になるのだ。活動的に鋭敏になるのだ。(P159)

参加しない限り、ハートセンターは機能しない。だからときには、踊った方がいい。偉大な舞踏家になれとは言わない。その必要はない。どんなに不器用だろうが、とにかく踊るのだ。するとハートが感じられるようになる。踊っている間、あなたのセンターはハートだ。マインドではない。子供のように、飛び跳ね、遊ぶのだ。時には、自分の名前、自分の地位、自分の学位を完全に忘れて、子供のようになる。深刻にならないで、時には生を戯れとみなす。そうすればハートは成長する。ハートはエネルギーを得る(P160)


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