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おばはんの体育な日々
第22回淡路いちのみや国生みマラソン
第22回淡路いちのみや国生みマラソン全国大会
日時 平成18年10月1日(日)天候 雨
正式な大会の名称は「第61回国民体育大会デモンストレーションとしてのスポーツ行事 ハーフマラソン 兼 第22回淡路いちのみや国生みマラソン全国大会」という、ながーい名前だ。
タイム 1.39.09 (NET 1.38.50)
ラップ スタート- 0 0.19
0 - 5 km 22.37
5 -10 km 22.36
10 - ゴール 53.10 (15km、20kmでラップを取るのを忘れた)
合計してもゴールタイムにならないのだが、チップでとってくれたタイムが正確、ラップは参考まで。
前日夜から、なんとなくふくらはぎと足の裏に違和感があり、ありゃこれは故障かも?と少し心配になったりしたが、朝起きたらまあまあだったので、痛みが出るようなら無理はすまいと思いながら家を出た。
朝から小雨が降っていたが、会場に着いた頃には小止み、ないしほとんど止んでいた。レース中あまり降らないといいがなあ、と思いながら更衣等を済ませる。
例年この大会は手動計時だったが、今年はチップを導入したようで、ゼッケンに小さなチップが付いている。ローカルの大会にも着実にテクノロジーの波は寄せてきているのだと感心する。
写真は体育館の一角に貼られた、昨年の大会の写真掲示。
自分が写っていたら1枚100円で購入できる。大会の写真を一年後に売るなんて、気の長い話だ。毎年1枚ぐらいは写っているのがあるのだが、今回はなし。
開会式に先立って、イザナギ神宮の神官による安全祈願の祈祷がある。
開会式。そう長くない来賓の挨拶のあと、招待選手の紹介。天満屋の女子、山陽特殊鋼の男子選手2人ずつ。
左から、坂藤裕美さん、田川典子さん、小薮智也さん、水野裕貴さん。全員若手の選手、いつの日かメジャーになれるだろうか。
ゲストランナー浅利純子さんの登場。
このオファーがあった頃は大丈夫だったのだが、最近おめでたが判明したそうで、この日は走らないと。
郷里の秋田に帰って結婚されていたらしい、知らなかった。
開会式も終わっていよいよスタート。ハーフが一番先に10:00にスタートする。
少し後めに並んでいたので、スタートラインまで19秒を要した。
スタートするとしばらくちょっと上り、それからちょっと下り、あとはだいたい平坦で、6キロ地点ぐらいで海沿いの県道に出る。
その頃から雨が降りだし、だんだん本格的になってくる。
サロマの時間入り完走Tシャツをきたおニィさんの追いついたので、しばらく話を聞きながら走る。
「サロマ完走されたんですか、11時間台は立派ですね。私は再来週、四万十川に行くんです。」
「四万十川は坂がきついと聞いてるので、行った事がない。サロマは平坦だよ。」
「ウルトラでは雨が降ったらどうなるの?」
「雨が降らなくてもどうせ汗で濡れるから、特に雨具は着ないよ。」
「血便が出るとか、体調が悪くなると聞きますが・・・」
「僕はそんなことはない。」
割と無口なおニィさんだったので、話題が尽きるのが早く、先に行くことにする。
次にオクトーバーランのCW-XTシャツを着たオジサンに追いつかれる。
「今日からいよいよオクトーバーランですね。」
「そう、初日からハーフで頑張ってる。」
「参加料が要るので私は参加してないのです。」
「そう・・・・。」
この人も無口なほうで、すぐに先に行ってしまった。
8~9キロで商店街を抜ける。沿道のおばさんが「女子で8番よ」と教えてくれた。確か7位までに入ると賞品がもらえるはずなので、これを聞いて俄然やる気になった。20mばかり前に赤いウエアの女性の背中が見える、あの人に何とか追いつこうと決意する。
商店街を抜けてまた海沿いの県道を走り、約10キロで山方面に左折する。ここからはダラダラ上り。赤いウェアの女性は、少し近づいたかと思うとまた離れていくという、一進一退の展開。
約15キロ地点で道は平坦から少し下り、折り返し点で黄色のリストバンドを貰って手首に着ける。折り返してまた上り。この辺からは小刻みに下ったり上ったり、あと1.5キロ地点からきつい上りになる。例年、この坂がきつくて、歩かないまでも極端にスローペースになりヘロヘロになるのだが、今年は早いとは言えないまでも何とか走れて、上りきったところでゴールが見えたときには、もう終わりなんだと少し残念な気さえした。赤いウェアの女性には、結局離されてしまったけれど。
あとは一気に下って、無事ゴール。ゴールまでずうっと雨だった。
タイムはスタートまでの19秒を引くと、このコースのベストが出た。
ゴールするとすぐにチップの回収、完走証を貰う。今年は国体の部のもあり、同じタイムの入った完走証を2枚もくれた。ゴール後のミカンはあった!青くて一個だけだったけど、そこそこ甘くて美味しかった。ゴールでお楽しみ抽選券をもらって、トマト、お米、タマネギなどが当たる抽選をする。できればトマトかお米だとうれしかったのだが、当たったのはタマネギ。
着替えを済ませてから、掲示してある順位を見に行くと、予想外に7位に入っていた。赤いウェアの女性はどうなったのだろう。おばさんの数え間違いか、男の人だったのかも。今年は特別に兵庫県在住者のみの国体表彰枠があり、そこは3位になっていた。
雨が降り続いていたので、表彰式の順番待ちにうろうろすることもできず、ぼんやり待っていると、浅利純子さんがテントの下で商工会のおニィさんと話しているのを発見。無理を言ってツーショットの写真を撮らせてもらった。現役時代の華奢なイメージとは違って普通の奥さんという感じだった。来年3月ご出産予定だそうだ。
ただでさえたくさんの部に分かれているのに、今年は国体枠表彰もあって、表彰式の長いこと。女子のハーフは一番最後の表彰なので待ちくたびれて帰る人もあったようだ。観客はほとんとおらず、スタッフの方々は会場の撤収をはじめる中、やっと番がまわってきた。全体7位の方は賞状はなく、ラッキーセブン賞のハチミツを一瓶、国体枠3位の方ははばタンの入った賞状とメダル、副賞に味付け海苔をいただいた。
表彰式のあと、いつもジョグノートでお世話になっているもりもり@神戸さんが声をかけてくださった。もりもりさんも四万十川ウルトラマラソン初挑戦で、9月は随分トレイル中心に走り込みをされたようで、ハーフの自己ベストを7分も縮めたそうだ。7分はすごすぎる。抽選で何も当たらなかったとおっしゃったので、タマネギを差し上げた。2週間後のお互いの健闘を誓い合って分かれた。
今シーズン初のハーフレースは、雨模様という天候も幸いして、このコースのベストタイムを得られた。先月の走りこみの成果だろう。「走った距離はウソをつかない」というのは本当だと実感した。裏を返せば、走ってないときはダメということだ。2週間後のウルトラマラソン、果たしてどんな結果が待っているかとても楽しみである。
朝、足が痛かったのは途中から完全に忘れていた。
帰ってきてから、ふくらはぎと足の裏を冷え冷えシートで冷やして休んだ。
最後に参加賞の山。左が国生みマラソンのもの。いつものペラペラTシャツはなくて、エプロンとタオル。右が淡路県民局からのもの、エコバッグ入り。
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