おばはんの体育な日々

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第18回加古川マラソン

第18回加古川マラソン大会


 日時:平成18年12月23日(祝) 天候:晴れ、弱風

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 ゴールタイム 3時間29分38秒

 ラップ(5km毎)  23.55 23.50 24.10 24.03 24.04 24.39 25.28 27.38 11.51

 加古川マラソン(フル)は初めての出走だ。4年前にハーフで走ったことはあるが、河川敷の単調なコースが好きになれなくて、いつも走っている三田マスターズと日にちが迫っていることもあって、エントリーしないでいた。
 今年は、10月にウルトラを完走したあと、もう何でもできるような気になって、ハーフの6日後のフルを申し込んでしまったのだった。先月の、ハーフの後中3日でフルと言うスケジュールよりはまだましだし。何とかなるさ。

 選手証と一緒に入っていたコース高低図を見ると、全般にほとんどフラットだ。河川敷とあって風だけが心配だが、うまくいけばいい記録で走れるかもしれない。
 5キロを24分で、と当初は思っていたが、三田の走りがイマイチだったので、少し設定を落として、5キロ24分30秒を目標とすることにしていた。最後まで持てばサブ3.5はいける・・・なんて獲らぬタヌキの皮算用。

 千葉から参戦のかきぴ02さん、福知山でご一緒だったハリーさん、その他楽天ブログランナーの皆さんにも会えたらいいなという楽しみも。

<スタートまで>

 朝からいい天気、風もない。
 高速バスと、JR電車を乗り継いで加古川駅着。シャトルバスで会場へ。
 JR駅で会った、南あわじ市のMさんが「去年はシャトルバスがなかなか来なくて、会場入りがすごく遅くなった」と言うので、舞子駅の売店で食料を調達した。
 今年は幸いにシャトルバスはほとんど待たずに乗れて、スムーズに会場に着いた。
 受付を済ませて、会場近くの防災センターで更衣。暖かだけど、予定通り、長シャツ長タイツに、赤い手袋。フルを短いタイツやパンツで走るのはすごく不安なので。帽子を被らないので、日焼け止めをシッカリ塗る。
 会場に戻って、パンとおにぎり、ヴァームを飲む。

 開会式が始まったので、招待選手の写真を撮りにステージ近くへ行く。
 招待選手、山口衛里さんと大南博美・敬美のツインズ(どちらがどちらか判りません)。山口さんと博美さんがフルに、敬美さんが10kmに参加するという。招待選手がフルを走るのは素晴らしい。

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 荷物を預けて、ストレッチ。ウォーミングアップはしない。

 9:40 登記登録の選手がスタート。
 9:45 一般の部の選手スタート。スタートラインまで16秒のロス、無視できる。

★0~5km  23.55
 スタートして、河川敷を北上。コースは常設の公認コースで、距離表示は低い位置でプレートになっている。立て看板でないのに気がつかず、1kmの表示を見落とした。2km地点で9分40秒ぐらい。速過ぎる感じ。だけどそのまま行ってしまう。

★5~10km  23.50
 国包折り返しの随分手前で、男性ランナーを従えて軽快に走る大南さんと、すぐ後に同じく山口さんとすれ違う。やっぱり一流選手の走りは勢いが違うなぁ。折り返しのちょっと手前で、かきぴ02さんとすれ違う。5分前にスタートしているのにあまり離れていない、意外だ。

★10~15km  24.10
 折り返してすぐ、ハリーさんとすれ違う。元気そうだ。
 13kmで加古川大堰を渡る。橋の中ほどでmomokoさんに追いついた。ジョグノートでリンクしていただいている人で、先月の福知山で3分遅れをとった人だ(楽天ではないが、ブログもかいておられる)。これは何とかこの人と走っていこう、と決意する。しばらくいろいろお話しながら走った。話題が尽きた後も、離れずに走っていく。ピッチがほとんど同じなので走りやすい。

★15~25km  48.07
 20kmの距離標識を見落とした。10kmで48分だから5km24分平均。
 ちょっとハムに張りを感じてきたので、手袋をとって、ウェストポーチの梅丹を5粒口に入れる。
 このとき、大事な手袋を落として拾いに戻ったため、2秒のロス。勝負手袋を落とすのは縁起が悪いとチラッと思ったが、拾ったからいいっかとすぐ思い直す。
 高砂折り返し手前で、かきぴさんに追いついてしまう。トイレに行ったり不調だそうだけど、明るい。小柄だけどスマートなふくらはぎの持ち主、予想通りのさわやかな人だった。いろいろブログの話なんかしながらしばらく併走した。

★25~30km  24.39
 かきぴさんは遅れてしまった。
 かきぴさんと話していたときは気がつかなかったのだが、momokoさんがすぐ後について走っている。

★30~35km  25.28
 もう一度加古川大堰を渡って、東岸に戻る頃から足が辛くなってきた。ストライドが狭くなっていく。ここで追いついてきたおじさんに「疲れてきたらストライドは伸びないから、手を振ってピッチを増やせ」とのアドバイスをいただき、言われるとおりに必死についていく。
 これまで給水所ではドリンクか水だけを補給していたが、ここではじめてバナナを一切れいただいた。
 この間で暑くて手袋を脱いだのだが、それから急にしんどくなった気がする。勝負手袋は最後まではいておくべきだったかなぁ。

★35~40km  27.38
 35kmを過ぎる頃から向かい風が辛くなった。そんなきつい風ではないのだろうが、35kmを走ってきた脚にはこたえるこたえる。どんどんペースが落ちていくのが判るけど、どうにも足が動かない。足は動かないのだが、ツリそうな感じはしない。芍薬甘草湯は飲まずにすみそうだ。
 アドバイスをくれたおじさんは先に離れていく。後からいいペースの5~6人の集団に抜かれる。そのうちずうっと一緒だったmomokoさんが、少しずつ前に離れていく。向かい風もそうだけど、気持ちが萎えていくのがわかる。このままキロ6分でも何とか30分前後でゴールできる・・・。

★40~ゴール  11.51
 足は全然動かない、それでも30分切るのと越えるのとは全然違う、頑張れと自らに言い聞かせて、足を動かす。
 29分台でゴールできて、心底ホッとした。

 ゴールタイム 3時間29分38秒 

<ゴール後>

 ゴールすると、バスタオルをかけてくれて、ドリンクをもらう。
 すぐに完走証をもらいに行くと、年代別2位に入賞していた!
 momokoさんは、29分07秒でゴールしておられた。30秒も離れたか。
 ぜんざいとお茶をいただく。かきぴさんもすぐにゴールしてこられた。

 預けていた荷物を引き取り、防災センターの更衣室で、かきぴさんとお話しながら更衣。楽しい更衣だった。

 ハリーさんとマッサージボランティアのTOKUヤンさんのテント前で待ち合わせていたので、かきぴさんとともに向かう。
 ハリーさんは福知山よりタイムはよくなかったらしいが、元気にゴールしたようだ。
 お貸しした四万十川ウルトラのTV放送ビデオを返してもらった。かわいいお菓子つき。
 楽天ブロガーズで歓談、記念写真撮影。
 TOKUヤンさんに、無料のマッサージをしてもらおうとしているところへ、表彰式のアナウンスが「vinatchさぁん」と呼んでいる。表彰式があるのを忘れていた!慌ててステージ前へ。表彰式の写真はハリーさんが撮ってくれた。2位のところに立っているのが私。

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 表彰台の上で見ると、隣の優勝者と25秒違いだった。momokoさんに頑張ってついていけていれば優勝してたかもしれないのだとわかって、ちょっと悔しかった。その隣の優勝者さんから「東京国際出られますよ」と悪魔の(?)ささやき。その気になったらどうするのん。賞状と盾に、ウェストポーチの副賞をもらった。
 ハリーさんに、山口衛里さんとのツーショット写真も撮ってもらった。山口さんは隣に並びたくないような美人だった。右の顔の切れ端が私。

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 大会の総合優勝者(女子)は招待選手の大南博美さん、山口衛里さんは30代の2位だった。男子は知らない。

 2006年の走り納め、何年ぶりかのサブ3.5を達成、いいレースだったと言える。年代別入賞したのも、長いこと走ってきたご褒美と思おう。サンタさんにクリスマスプレゼントをもらった。
 終盤の落ち込みをもう少し少なく抑えられれば、25分近くの奇跡のタイムでいけたかも、などと思わないでもない。
 次のレースに向かって、それを実現するためには走りこみですか・・・今以上どうやって走りこみましょうかねぇ。

 参加賞。Tシャツと「鼻毛切りバサミ」。どういう意味?

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