2大セレブがハマリ役を軽快に演じる 75点
ナイト&デイ
KNIGHT AND DAY
■ 監督 ジェームズ・マンゴールド
■ 出演者 トム・クルーズ /キャメロン・ディアス /ピーター・サースガード
/ヴィオラ・デイヴィス /ポール・ダノ
2010年公開のC・ディアスの主演作 『 運命のボタン
』 は
『 24時間以内にボタンを押せば100万ドルを受け取れるが、
代わりに誰かが死ぬ。
』 という実に興味をそそる内容であった。
にもかかわらず、史上最悪の映画と呼ばれたり
微妙な映画評がそれを物語っていたりと
ダメ作映画
ファン の琴線を大いにくすぐる作品であった。
それに対して好意的な意見もある中、互いに一致した点が、
そもそも なぜ キャメロン・ディアス なのか
という意見であったと言う。
本作は、娯楽映画は いかに役者がキャラクターにハマルかが重要
。
という製作上の心得を納得出来るような作品である。
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-STORY-
空港でぶつかり機内でも一緒になったロイ (T・クルーズ) とジェーン(C・ディアス)。
ロマンチックな展開を期待したジェーンであったが、
突然ロイが乗客と銃撃戦を引き起こし・・・
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-解説-
企画段階から難航したこの作品は、
度重なる主演俳優の変更に製作は迷走状態にあったが
同じ迷走状態にある T・クルーズ
を得た事は
ある意味 運命的
だった事に思える。
今時、
女が男とぶつかり恋に落ち、恋する男は国に追われるスパイだった
などというベタな内容で
未だ演技派に転身出来ぬままアラフォーを向かえる C・ディアス
をヒロインに据え
全米で火中の中にある T・クルーズ を起用するなど自殺行為に等しく、
それ程 スタジオも主演俳優も追い込まれていた という事情が手に取れる。
キャメロン・ディアス は
満面の笑みが魅力のロマンチックコメディが良く似合う好感度の高い女優だが、
30代で本格派女優に脱皮出来ていない点が憂慮される。
トム・クルーズ は
空気の読めない物議を醸す発言が 全米で自らの好感度を下げ続けている。
このキャスティングにスタジオ側は若年層の収益が見込めないと見通し、
大人の映画という無理のある触れ込みで
主演俳優が顔出ししないビジュアル展開をした程 興行的失敗
を懸念していた。
しかし蓋を開けてみると、満面の笑みが魅力の、未だ人生が確定していない女性と
満面の笑みがイラッとさせ人を振り回す謎の男という設定が自然に主演の2人と重なって、
切れの良い一流のアクション・コメディに仕上がっていた。
男のお騒がせと空気の読めないハタ迷惑さは、まさに T・クルーズ そのもので、
演技とプライベートでの相互作用から、マイナス要因をプラスに変えたのではないか。
命が掛かっている様な危険な場面は軽妙に、シリアスさよりはコミカルな笑いで占める。
『M:I』 シリーズの様な骨太な重厚さは無いが、家族で安心して鑑賞出来る映画となっている。
マイナス要因をプラスに・・・など、今の日本経済にとっては是非あやかりたい事ではあるが、
現状を受け入れず、実態より良く見せようとして大企業が粉飾決算をやる様な世の中では
現状の 把握
は出来ても、 受け入れ
は困難な事だと思わずにはいられない。
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