フランス人彼氏から愛を学ぶ

フランス人彼氏から愛を学ぶ

思い出の京都祇園祭

思い出の京都祇園祭



私たちは京都にすんでいるときに、



京都の三大イベントの一つ祇園祭に行きました。



京都のメインストリート、四条通や三条大橋の近くでは、



も~~~~~~う



一体どこから現れたのか!!??



と、思わずにはいられないほど



あたり一面



人、人、人でした。



私たちもその中の人なんですけどね。



でも、なんといっても日本で有数のフェスティバルというだけあって、



その人ごみのなかには外国人観光客や日本人観光客がい~~っぱい。



さらに、普段みなれない外国人と日本人カップルをたくさんみることができ、「ああ~。私たちだけじゃないんだな~。よかった。」と、ほっとすることもできました。



でも、やっぱり、外国人観光客さんには私たちはめずらしいのか・・・



すれ違い際に、トウフをじっと見、そして、トウフの手を見て、そのつないでいる私を見・・・



ぼーぜんとする人なんかいて、ちょっとおもしろい感じもしました。



私たちも、観光客の一人なんで、その辺をうろうろし、みこしやはっぴ姿の人たちを見、写真を撮って回りました。



八坂神社に行っての帰りです。



四条どおりを人ごみを掻き分けながら、歩いていました。



そこで、信号をわたろうと思って、トウフに話しかけようとおもったときです。



ふと、私の目の前に、



きっついドレットの利いた白人のにーちゃんがたっていました。



私は彼を見、トウフに



「ああ~、外人さんって・・・
 すっごい頭してんのね・・・
 海外ではあんな頭がはやってるの??
 まぁ、どーでもいいけど・・・私のタイプじゃないなぁ~」



と、聞きました。



すると、トウフは私の見たほうに目をやりました。



そして、みるみるうちに目がかわり、



次の瞬間には彼に話しかけていました。



そして、英語で話し・・・



彼はトウフをビックリしたように見、話を聞きました。



信号が変わるまでの短い時間だったのですが・・・



私もビックリしてしまいました。



しまった~!何気なく話題にした人だったのに!?まさかトウフの知り合いだったのか~~~!!!なんで、こんなところに!!??



ドレットの彼と別れ・・・



トウフは興奮しています。



「すごい!すっごいね~~!!」



「もしかして、知り合いだった?!」



と、聞くと。



「いいえ。
 知り合いじゃないけど・・・

 彼は僕が韓国旅行にいったとき、同じツアーにいた人だった!!
 世界ってせまいね~~!!」



ええ!!??



なんですと!!??



・・・



本当にせまい世界だ・・・



国際的に・・・



かなり、びっくりした出来事でした。(事実です)



そして、うろうろしているうちに日は暮れてきました。



私たちはお酒や花火を大量に買いこみ、



三条大橋の下で、呑みながら涼む事に決めました。



それは、幸せな感じ。



彼は酔っ払い。



いい感じ。



かも川のほとりに足を落とし。



だって、すっごくきれいなんですよ。



かも川って。



他の人たちも足を川につけ涼んでいました。



二人で取り留めなく話しました。



ずっと、このままでいたいね。



今日は夜も遅くまでここにいよっか~



足も涼しいし。



トウフは禁煙しているのですが・・・



よっぱらいすぎて、私に「ね~タバコすってもいい?」と、聞いてきます。



私はタバコが嫌いなのですが・・・



上手に甘えられ、仕方なくOKしました。



しかし、交換条件に



「じゃ、私がタバコをあげたら・・・




私と結婚してよ! 」



・・・



・・・



・・・



「わかった・・・」



・・・



・・・



・・・



・・・



ええ~~!!



まじっすか~!?



そんなにタバコ吸いたいのか?!



・・・


そんなこんなで、わたくしオリーブはめでたく婚約したわけなんですけど・・・



タバコすいたいがための交換条件・・・



足足



でもね、



本当に三条大橋の川にずっといました。



そこは本当におもしろいところです。



いろんな女の子がそこにいて、



なぜか携帯を取り出して、その音楽で、踊り狂い。



花火をして、かなり目立っていました。



でも、しばらくすると、彼女たちはそこにごみを落とし去っていきました。



私たちはその一部始終を見・・・



ああ~~~



と、二人でため息をはきました。



きっと、彼女たちは男を待ってたんだと思うけど、そんないや~な女の子じゃいい男はこないよねーと、思いました。



他にも、たくさん女の子はいて、私たちの隣でも、ナンパ攻防が繰り広げられていました。



私たちの隣にいた男の子たちは隣りの女の子を頑張って、ナンパして、見事に落とすことに成功し、感心してみていました。



そして・・・



それを見ていた、ちかくのアメリカ人グループは自分たちもまけないぞーか冷やかしのために日本人の女の子に頑張ってナンパを繰り返していたんですが・・・



日本人の女の子たちはその異様なグループに恐れおののき、無視を繰り返していました。



かわいそーに、誰一人ものにすることが出来なかったアメ人たちですが・・・



彼らは妙な動きを見せ始めました。



三条大橋の下へ移動し始めたのです。



今までお酒を飲んでいて、



そんな影にかくれるよーなところにいく理由は一つしかない!!



トウフは私に叫びました。



「オリーブ!川から足を上げて!!
 あのアメリカ人たちはおしっこをするつもりだ!!」



案の定、彼らは私たちが足をつけている川へと放尿しはじめたのです!!



並んで三人、仲良く・・・



そのおしっこは、川の流れに沿って、私たちが足をつけている下流へと流れてきます。



ああ~~!!



なんてことするんだー!!



アメ人!!



こらー!!



私たちは運よく気づいて、足を出す事はできましたが・・・



気づいていない他の人たちの足はは・・・



アメ人のおしっこまみれと化してしまいました。



・・・



・・・



それから、私たちは立ち上がり、かも川をあとにしたのです・・・



・・・



・・・



もう、この川に足をつけることはない。



そう、確信じみた心を胸に抱いて・・・



と、いったことが、



関西で暮らしているときにあったんだなぁ~と、思い出しました。



今なら、もう一度、関西にもどりたいなぁ~なんて、思ったりします。



トウフも関西のあの時代幸せだったねって。



だからといって、今が幸せじゃないわけではありませんが、



思い出の地ってありますよね。





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