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月いちさん
himekyonさん
この博物館は両国国技館の隣にある。
おりしも初場所中日で駅前は大賑わい。
そのせいかずいぶん混んでいた。
一歩はいってみると何か変だ。
客層が違うよ。。。。
なんかガテン系っぽいオッサンが多い。
美術館より馬券売り場の雰囲気だ。
おまけにこの会場、たてものが馬鹿でかいくせに企画展示室はやたら狭い。
狭いくせに配置も悪く、照明も見づらいため人の流れが凄く悪い。
オッサンたちと押し合いへしあいしながら見るハメになった。
肝心の作品のほうだが、
オランダ、フランスから来たという北斎工房の作品群は非常に見ごたえがあった。
構図も見事だし、何より色がすごくきれい。
こんなに美しい作品が江戸時代にあったのか?
ところが会場の後半に入ってくると作品の質がグッと落ちる。
山口県の浦上記念館から来た富嶽三十六景は、あれ、こんなに色が地味だっけ??と思った。
教科書にあるこのシリーズはそれなりに、多色刷りで、人の肌の色や松の緑も美しかった気がしたのだけれど、
ここにある作品は、ほとんど青一色に感じられる。
ところどころに、色が潰れているようなところもあり、質の悪さを感じる。
本来こういうものだったのか?
それとも作品が印刷物だから、程度のよいものと悪いものがあり
今回見たのは後者だったのだろうか?
そういえば、富嶽三十六景は国立博物館にもあると聞いたことがあるぞ??
教科書で見ているのはそっちのほうだったのだろうか?
オランダやフランスの作品はなぜあんなに綺麗なのだろう。
日本の作品は保存が悪くて色あせてしまったのか?
それともあっちは本物を修復加工しているのかな?
会場を出て売店のパンフレットを見ると、教科書で見たのと同じようなあでやかな彩り。
パラパラみても、もちろん会場の作品との違いなどは書いてなく、疑問はいっそう強くなった。
帰りに垣根越しに琴欧州を見ることができ、楽しかったのだけれど
7階建ての巨大な博物館の1階に押し込められた展示室とか、
7階の眺望の良いレストランの食事がすごくまずかったこととか、
いろんな疑問を感じた一日でもあった。