小説家わかつきひかるのブログ

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2017年08月15日
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あくまでも、私の体験からにすみませんが……。

・型稽古だけど、角度や歩幅はうるさく言われない。理屈を教えてくれるから大人には納得しやすい。

・高段者の先生は製法(身体を整えるわざ)を修めていらっしゃって、整体師をされていることがあるので、身体の使い方について教えてくれる。スポーツクラブのトレーナより知識が深い。脱臼ならその場で直してしまう。

・他の武道に比べて黒帯を取りやすい。私自身、引っ越しや50肩や親の病気や法事やケガで休み休みでしたが四年目で初段になりました。

・比較的最近にできた武道なので、練習がシステマチックです。我慢や根性で理屈も教えてくれず同じ型をえんえん繰り返す武道ではありません。

・柔道や合気道みたいな柔法と、空手みたいな剛法の合わせ技なので、投げたり蹴ったり突いたりカッコイイ。

・寸止めなので痛くない(真剣にやるとあざができますが……)

・護身術なので、危険なときに身を守れる(かどうかはわからないけど、とっさに身体が動くことはできると思います)。

・人混みでぶつからなくなる。目の前の相手だけではなく、あたり全体を見ろと言われるからです(八方目と言います)。



・怖い人がいない。

・練習の最後に鎮魂行という禅の時間があるので、心を強くすることができる。

・型の名前がカッコイイ。天地拳や白蓮拳や竜王拳など、中二病心をくすぐります。

・突いたり蹴ったりするとスカッとして鬱が晴れます。

・ダイエットになります。

・運動神経が鈍くても、太っていても痩せていても、オバサンでも、やる気さえあれば黒帯が取れます。

・月謝が安い。

空手と間違えて40代ではじめた少林寺拳法でしたが楽しかったですよー。おすすめです。

そんなに楽しかった少林寺拳法をなんでやめたのかと言うと……。
50肩でかかった整形外科の先生に「あなたね、若いつもりでも身体は40代なんだからね」と言われたりして、年齢を感じることがあって、これ以上は無理だと思ったからです。

それに護身術は筋力や体重や運動神経がものをいう世界です。「よろしぇ。私をバカにするんやったらなんぼでもしよし。みとおみやす。私の敵は全員殺してさしあげますぇ」という気持ちは誰よりも強いのですが、私は体重70キロの男子中学生にも勝てないでしょう。体重差は覆せない。それが現実です。



薙刀が武器になるかもと思っていたのですが、続きませんでした(泣)。四ヶ月16回ほど練習して、仕掛けの5までと応じの3までしか進まなかった。一生懸命にやったのですが、私は体(たい)を開くことも、手をかよわせることも、面打ちも、袴の着方も、なにもかもできていないそうで、道場の外で帯をほどかれて結び直されたとき、もう無理だと思った。

これは私の運動神経の鈍さによるものであり、ご指導してくださった先生方が悪いわけではありません。薙刀という武道が悪いわけでもありません。

武道はもう、二度としない。
スポーツクラブで、お客さんとして、ゆるーく運動します。明日からはじめるスポーツクラブ通いが楽しみです。
初回講習を受けたらあとは自由に使えるそうで、いっぱい泳いでやろうと思っています(泳ぐのが好きなんですー)。






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最終更新日  2017年08月15日 08時45分34秒


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