小説家わかつきひかるのブログ

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2021年04月27日
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消えてるので、魚拓で読んだのですが、

「友達がDV彼氏とつきあってる。心配で苦しい。どうしたらいいか?」という質問に、「 友達に恵まれることは、とても幸せだね 。ほっとけ」と解答されていました。14歳の少女に対して、ですよ。

しかもこの幡野氏、前も炎上してて、専門家に教えてもらったはずなんです。
さらに去年の11月には、ホームレスを興味本位に覗いて楽しむエッセイで炎上。
他にも浅野真澄氏の記事を「フィクションということにしてね」で炎上したこともあります。

note株式会社って、何でこんなに炎上するの? 毎月炎上しなきゃならないっていう社内ルールでもあるの?

島田氏にしろ幡野氏にしろ、noteの人たちって、無邪気で優しくて無神経で傲慢なんですよ。安全で安心で強固な場所にいて、自分の立場は揺るがないと思っている。DV彼氏とつきあう14歳少女やホームレスは、自分たちとは別世界の生き物だと思ってる。

昔、私は、香港でスラムツーリズムを楽しみました。観光バスの車窓から九龍城砦を見ました。九龍城に住む人たちを、私と同じだとは思えなかった。そうなんです。今の島田氏と、若いときの私は同じことをしたのです。

でも、時代は変わった。日本は貧しくなった。私は豊かな側の人間ではない。若くもない。コロナ禍で苦しくて、でも、苦しいのはみんな一緒で、どうしていいかわからないでいる。

「友達が不幸せになりそうで苦しい。どうしたらいいか教えて」という14歳の少女の質問に「幸せだね。ほっとけ」と答える。その傲慢な残酷さに、苦しい人たちが反応してしまった。

島田氏の貧困者をエモく楽しむきらりんふんわりエッセイも傲慢だなと思ったけど、幡野氏の悩み相談も強烈ですね。

今朝、NHKのニュースで、バス停で夜明かしし、殺されてしまった路上生活者の女性の報道がありました。若いときの写真が出たけど、華やかで綺麗な女性でした。
声優を目指していて、市民ミュージカルにも出て、ひまわりのように明るい女性だったそうです。

私がいま、猫を膝に乗せてパソコンに向かっているのは、紙一重の差にすぎません。私もいつ、路上生活者になるのかわからないと思ってる。

島田氏にも幡野氏にも、これらの記事にOKを出したnote編集部にも、「今はみんな苦しくて、必死でこの場に留まっているのだ」という視点がない。根本がそうだから、なんで炎上しているのかわかってない。

炎上はこれからも繰り返されて、noteはぼうぼうに燃えさかるのでしょう。
ですが、note的なものを喜ぶ人たちは、キラキラエッセイを読んで感動し、エモさにひたることでしょう。真っ黒焦げのcakeっておいしくなさそうだけどね。


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最終更新日  2021年04月27日 16時45分03秒


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