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2007年01月22日
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カテゴリ: 家族


我が家


我が家であって まだ我が家ではない。





住宅ローン というものが 

残っている以上


まだ 完全に自分たちのモノではない

という中途半端なキモチにさせられるのだ。





借金 というものは

できるだけ早く返してしまいたい。


そんでもって 無理せず

少しでもラク に返したいものだ。









先日 


ダンナと一緒に 某大手銀行




≪住宅ローン借り換えの相談会≫


というものに行ってみた。







応接室 に通され待っていると


担当の銀行員がふたり



めまぐるしいほどの数字が書かれた


資料を持って入って来た。











ワタシは 「利子」 「利息」




どっちがどっちだっけ?




と何度聞いても迷うくらい

お金のコトについては無知なので





住宅ローンや大きな額の預貯金などは


すべて ダンナ担当







あまりにもわかってないので


銀行へ行く前に



喫茶店でお茶を飲みながら 


ダンナによる

緊急勉強会 が開講されたのだが






やっぱりわからんので 今日は



隣で黙ってうなずいている担当


に決定した。
















「ゼロ金利政策がどうの・・・」





「日銀総裁の発言がこうの・・・」












さっぱりわからん どうのこうの が飛び交い


どんどんハナシが進んでいく。










ワタシは こんなところで


あえて自分のアホさを露呈することも


ないだろうと





軽くアタマを上下させて


わかっているフリ をしていた。









すると 








ハナシがひと段落したところで


ダンナが





ワタシを見て笑いながら









「わかった?」












ぎえっ











こんなところで 振るなよ








「さっぱりわからん。


そもそも  ゼロ金利ってなぁに?









と今までのハナシを


ふりだしに戻せるわけもなく









タンバリンを叩く


サルのオモチャ のように





歯グキを見せて





にぃ~~~っ






と笑うしかなかった。










くっそ~





バカにしやがったな













「・・・で、 10年目 にまた


お考えいただく方法もございまして・・・」





銀行員 の説明によると


このまま最後まで 一定の金利 で借りるか



10年後 に上がってるか下がってるか

わからんけど

そのときの金利に賭けてみるか




という 選択 ができるという。










「10年後にもう一度


借り換えを考えるという手もあるかな。」







と ダンナがつぶやく横で



ワタシは初めてクチを開いた。








「いや、ワタシは最後までの方がいい。



10年後に あんたが元気でいるとは

限れへんねんから。




万が一なことになったら


ワタシひとりでは 決められへんし。」






ねぇ~


と 銀行員に同意を求める。








「ええ~っ;;; 


そういう万が一は決してございませんがぁ


万が一の場合は保険がおります ので



奥様はローンを返済することなく


今のお家に住めるわけでして;;;」






「あっそうか、


ローンがチャラになるんやったっけ。


そしたら どっちでもええわ 














あっはっはっはー。





むりやり笑う 銀行員たち









お~っほっほっほっほ






さっき恥かかせたダンナへの 復讐


心地よく終えたワタシは







銀行員に粗品をいっぱいもらって


上機嫌で銀行を出た。













しばらくふたり並んで歩きながら


ダンナに話しかける。 









「でもなぁ やっぱり・・・









あんたが













ポックリ逝ったらええで。


呆けてわからんようになってみぃ。



生きてるから保険はおりんわ


銀行ひとりで行かなあかんわ




ってなったら


ワタシ 自信ないよなぁ。」















あれ















なにしてんの はよ歩きや。







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最終更新日  2007年01月22日 22時54分02秒
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