2-2．体験記
ココではあんまし珍客ってのは巡り合わなかったので、体験記としたいと思いますですわーっ♪♪
前述のメニューの中に２０倍カレーとか書いたけども、まあまあカレー屋さんにアリガチな、希望でカラさ調整の出来るカレーでございます。
どうやって辛くすんのかなー？と常に思っていたwesty。ある日、店長さんに聞いたのよ。「辛さ倍カレーの辛さって、どーやって調整してんの？」と。
「それはねー・・」と店長取り出したる入れモン。開けて見ると、なんやら真っ赤っかの物体。見た目にはトウバンヂャンみたいなモン。今となっては何だったか確かめ様はないんだけども。
店長、ニコニコしながら、ソイツを爪楊枝の先にチョイと付けて、「westyちゃん、ちょっと舌につけてみ♪」だって。
ホンマに「点」くらいしかついてなかったからさー、舌にテンっと乗せてみたのよー・・・っていうか、当ててみたっていうかー・・・。
しばしの沈黙の後・・・
が、が、がらいーっっ！！ヒリヒリするーっ！！
んもぉ、そりゃタマラン。辛いというか、しびれるというか・・・。
客の居ない時間だったので店長も遊び半分やったんやろけど、こっちゃタマランっつーの！お遊びグッズにすなーって感じ。やっぱり純だったwestyちゃんは言われるがままに言うこと聞いて、エライことになりました。ちなみに辛さはコイツの量を５倍ならコレだけ、２０倍ならコレだけ、と決めて調節してるんだそーです。それを作ってあるルーに混ぜて別鍋にて少々煮込んで完成となります。「２０倍はコレだけ入れるんだよ」と小さいスプーン１杯見せられて、倒れそうになりました。
その、爪楊枝先の「ちょん」が、時間がたってもヒリヒリ収まらず、夜のピーク時くらいまでお冷用のグラスに氷と水を入れて、中に舌をツッコンでヒリヒリが引くのを待っていたwestyでありました。さすがに店長も「ご、ご、ごめんねー・・」遅いっつーの！！
それからそれから、ココのカレー屋さんにインする時は大体午前中から夕方とか、お昼から晩とかの半日勤務。自給もイイし、まかない付きだったんでココに決めたってのもあったんだけどさー。
３日くらい連チャンでバイトに入ってたある日のお昼過ぎ。昼食ピークの時間も過ぎて、さあwestyちゃんのお昼ターイム♪ってコトになってね。当然、ご想像の通り、カレー屋のまかないなんて、・・・カレーですヨ。カレー。
連日インするとさすがに毎回カレーは飽きるのよねー。オイシンんだけどねぇ。
初日とかは「野菜カレー」とか通常メニュー食べてるんだけど、飽きてくる。ハンバーグカレーとかコロッケカレーとか、メニューのモンは何でも食べさしてくれる優しい店長さんだったけどねー♪
んで、その日。店長が「今日のお昼は定食にしてあげようか？」
キャーq（≧∇≦*）（*≧∇≦）pキャーヾ（＠＾▽＾＠）ノわーい♪
「うんうんうんっっ！！！」とメチャ喜んだ。
「ハンバーグ定食とコロッケ定食、どっちがいい？？」
「・・・・んん（･＿･？）・・・」
ちと気になるフシは有ったけど、「ハンバーグ♪」
待つこと数秒。。。。
いつものカレー皿にライス、別皿にハンバーグとサラダ・・・・。
少々気にかかるけど、まっいっか・・・。
だがソコで店長、「普通のソースかける？？カレーソースかける？？」
ソコでカレーと言うほどまでに当時のwestyはオバカではなかった。
当然「フツーのソースにするわー♪」とにこやかに言ったモンだが・・。
だってさ、だってさ・・・・・
そこでカレーソースったら、タダのハンバーグカレーぢゃんよーっっ！！
ただただ、皿を別にしただけ・・。そりゃ、そーだよな。
定食とか言われて、煮物だとか焼き魚だとか想像したwestyちゃんがオバカでしたわ。
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