志/源光

「今日が人生最期の日と思って生きてみましょう。
　何か新しい発見があるはずです。」
　　　　　(ラクシュミーさんの友人さんの教え)


明日があるから。。。
時間はあるから。。。
という気の緩みや心の緩みが
本来、今させて頂くべきことを
「あとでやればいいや。」
「あとで言えばいいや」
「今度でいいや(次回でいいや)」
などと、明日以降に持ち越させたりして、
今を生かさせて頂いている自分が、
今という現実から自分を逃避させていると思うのです。


明日があるから。。。
時間はあるから。。。
という気の緩みや心の緩みが、
明日や時間にもたらす影響は、
「明日があるから。。。」
「時間はあるから。。。」となり、
昨日させて頂くべきことを今日もせず、
今日も明日以降に持ち越すことになったり、
果ては、やらず仕舞いになることもあると思うのです。


明日があるから。。。
時間はあるから。。。


お天道様は明日も昇ると思うのです。
時間という概念のある世界は、
明日も時間はあると思うのです。


しかしながら、いつ何が起こる、
いつどうなるとも分からない
有限の命を与えて頂いている私たちは、
必ずしも明日があるとは限らないと思うのです。
必ずしも時間があるとは限らないと思うのです。


だからこそ、
「あの時○○しておけば良かった」という後悔の念が、
この世で生かさせて頂いている間も、
天に還ってからも生まれないように、
「今」出来ることや、「今」すべきことを
「今する！(今させて頂く！)」ことを常としながら、
生かさせて頂くことが大切だと思うのです。


「今した方が良い」と感じることや「今出来ること」は、
それが生じたその時(今)にさせて頂くからこそ、
活きて来るものであり、その時(今)にさせて頂くからこそ、
「今」という瞬間に与えて頂いている修行を
成就させて頂いていることになるのだと思うのです。


表現を変えれば、それがどんなにか些細なことでも、
ものごとの大小や、境遇に対する自分基準による重要度の高低に関係なく、
その日、その時の自分に与えて頂いている様々な境遇は、
その日、その時の自分の魂の修正や成長、はたまた、
天命というお役目を果たさせて頂く為に必要な経験として
与えているもの故に、その境遇を素直に受け留め、受け入れなければ、
魂の修正や成長、そして天命を果たさせて頂く為の貴重な機会を、
自ら後回し・先送りしていることになることに、
私たちは気づくべきだと思うのです。


自分の「人生」は確固たる「自分」をもって、
自分の心の声に耳を傾け、「今」という一瞬一瞬を
誠実に「生きる(生かさせて頂く)」ことだと思うのです。


様々な情報や環境の中に自分を生かさせるのではなく、
「今」の自分の心の声を「今」の自分に活かすことが
「今を生きる」ということだと思うのです。


考えてみると、時間という制約の中で
生かさせて頂いている私たちは
「今」を生きることしかできないと思うのです。


「今」を生きることしか出来ないのに、
「今」を一所懸命に生きなくて、
いつ一所懸命に生きるの？


「今」出来ることを「今」しなくて、
いつ出来るの？
ということになると思うのです。


案ずるより産むが易し♪
「今」出来ることを「今」させて頂こう！！
「今」を生きよう！！という姿勢で、
「今」という一瞬の繰り返しの 人生を
満喫して生かさせて頂きたいものですね。
「今」という一瞬は、一瞬で過ぎ去ってしまうが故に。。。



ビシュヌさんのお言葉を思い出します。


「将来を思い煩う必要は無い。
　現在為すべきことを為せ。
　その他は神の考えることゆえに。。」


「汝、自分から逃げれば逃げるほど、
　生き甲斐も夢も遠ざかることを知れ。」