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2015.10.24

「自分の姿をありのままに直視できる人でありましょう。
　持って生まれた欠点こそ、
　あなたを高みに導く大いなる天の恵なのです。」

「持って生まれた欠点は、　
　あなたの成長のために不可欠なものです。
　欠点とどう向き合って生きていくのか？
　考えて実行してください。
　それが、あなただけの成功の鍵なのですから。。」

自分でも素直に受け入れることができても、
自他共に認めるところとなる自分の至らない点である欠点は、
なかなか素直に受け入れることができないのが
不完全な私たちだと思うのです。

頑固なところ。。。
我儘なところ。。。
弁解するところ。。。
見栄を張るところ。。。
マイペースなところ。。。
有言不実行なところ。。。
人様の話を聞かないところ。。。
格好を付けてしまうところ。。。
体裁ばかりを気にするところ。。。
反省すべきを反省しないところ。。。
不平、不満、愚痴が多いところ。。。
相手によって態度を変えるところ。。。
気配りや思い遣る心がないところ。。。
人様に気に入られようとして自分を演じるところ。。。
「分かっている」と言いながら分かっていないところ。。。
自分のことは棚に上げて、人様にはあれこれと言うところ。。。
人様の言葉をさも自分の言葉であるかのようにするところ。。。
などなど。。。

人様にご指摘頂いて気づかせて頂ける自分の至らないところや、
自分でも何となく気になっている自分の至らないところは、
思いの他、多々あるものだと思うのです。

自分の長所は、自ら着目しなくても、
それを人様のお役に立たせて頂こう♪
人様にお喜び頂けることに活かさせて頂こう♪
という利他の心があれば、その長所(特技や能力)は、
正しく活かさせて頂くことができると思うのです。

反対に、
ご指摘頂いて耳が痛いことや、ご指摘頂くと頭にくるような
自分の欠点や至らない点は、それを素直に反省させて頂き、
より良く改善させて頂くことを通じて、
より良い人生を歩ませて頂く為にも、
自ら着目すべきことだと思うのですが、
どうしてもそこから目を逸らしたり、気づいていない振りをしたり、
自分の一面であるにもかかわらず、受け入れることを拒んだり、
頑なに認めなかったり、逃げたり、それらを隠して、
体裁を取り繕ったりしてしまうことが多いと思うのです。

自分の欠点や至らない点について、
　目を逸らしたり、背ける。。。
　気付いていない振りをする。。。
　受け入れを拒む。。。
　頑なに認めない。。。
　逃げる。。。
　隠そうとする。。。
　体裁を取り繕う。。。

このような良心に恥じるようなことをするということは、
自分の欠点や至らない点を、自分で良く分かっている、という
裏返しでもあると思うのです。

それにもかかわらず、上記のようなことをするのは、
　人様に良く見られたい、良く思われたい。
　自分の欠点や至らない点を知られたくない。
という打算が働いているからだと思うのです。

その打算は、見方を変えさせて頂くと、
自分で自分に嘘をついている。。。
　　(結果、人様にも嘘をついていることになると思うのです。。。)
自分で自分を騙している。。。
　　(結果、人様をも騙していることになると思うのです。。。)
ということになると思うのです。

欠点や至らない点も自分の一部であることを考えれば、
それらを直視せず、無いものとして、
又は、隠して過ごさせて頂くということは、
「自分」として生かさせて頂いていない、
ということでもあると思うのです。

「自分」として生かさせて頂くというのは、
長所であろうと、欠点であろうと、至らない点であろうと、
どのような自分の面も、世界でたった一人の自分の大切な一部、
として素直に受け入れさせて頂き、ありのままの自分、自然体の自分、
自分らしい自分で生かさせて頂くことにあると思うのです。

自分の欠点や至らない点について、

　目を逸らしたり、目を背けるのではなく、直視させて頂くことで、
　「自分」として生きている、ということになると思うのです。。。

　気付いていることは、人様の目を気にせず、
　自分を律しながら、積極的に正させて頂くことによって、
　正しく正されるのだと思うのです。。。

　受け入れさせて頂くことによって、
　体裁を取り繕う必要が無くなり、
　楽になるばかりか、より自分らしく生きることが
　できるようになると思うのです。。。

　認めたくないことを認めることによって、
　大きな心が育まれると思うのです。。。

　逃げることを止めることによって、
　自分の信じる道を歩むことができると思うのです。。。

　隠すことがなくなれば、ありのままの自分で
　堂々と過ごすことができると思うのです。。。

　体裁を取り繕う必要が無くなれば、
　自然体で生かさせて頂くことができると思うのです。。。

そのようにして、自分の欠点や至らない点をも素直に受け入れさせて頂き、
それらを隠すことなく、堂々と露呈させて頂くことによって、
「自分」が、自分らしく、ありのままの自分、自然体の自分、
つまり、「本当の自分」として、生かさせて頂いている、
ということになるのだと思うのです。

良心に恥じることなく、体裁を取り繕うことなく、
どんな自分の面をも、大切な自分の一部として、
素直に受け入れ、認めさせて頂く。。。

どんな自分であろうと、
責めるのではなく、許し、愛する。。。

その結果、「本当の自分」として生かさせて頂くことができる。。。

それこそ、自分が自分である為の強い生き方であり、
自分で自分を高みに導く生き方だと思うのです。

【　ラクシュミーさんの教え-978-2　】 に続きます。

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