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カウンセリングには大きく分類して2つの手法がある。タイトルイでも書いたとおり…「母性カウンセリング」と「父性カウンセリング」のふたつ。カウンセリングの基本は「非指示的聴き方」アメリカの心理学者 カール・ロジャースが提唱した「来談者中心療法」に代表されるようなスタンスでクライアントと接する。要するに…相手を変えようとせずに相手を分かろうとする姿勢。相手を受容して共感する姿勢。…が大切。僕の基本スタンスでもある…「I love you because you are you」~あなたはあなたのままでいいんですよ~…にも通ずる。このような姿勢は「母性カウンセリング」と呼ばれる。イソップ寓話の「北風と太陽」から「太陽カウンセリング」とも。。。この「母性カウンセリング」で約6割の人たちが自ら悩みを解決していく…と言われている。しかし!裏を返せば約4割の人たちは解決されない…ということにもなる。母性カウンセリングというのは…例えば幼い頃に何らかの原因により親に甘えられずそのことがトラウマとなって大人になって相手からの愛情に飢えている人。あるいは自分には価値がないと思っている人には有効。しかし、他人に対する甘えが癖になってしまっている人には「父性カウンセリング」が効果的だと言われている。自分の中に問題解決能力のない人に対して「あなたはあなたのままでいいんですよ」…などと言っても何の効果もない。以前、中学校、高校で学校が荒れた時代があった。「校内暴力」が社会問題にもなり学校側も生徒に対する対応に苦慮していた。その際に各学校に派遣されたスクールカウンセラー。その殆どが「ロジャース派」のカウンセラーだったらしい。「母性カウンセリング」を主体としたカウンセリングで生徒に接した結果校内暴力を起こす生徒たちは余計に荒れた…らしい。甘えが癖になり物事の善悪の判断も曖昧な荒れた生徒に対して「今のあなたでいいんですよ」なんて言ったら「今のままでいいんだとよ!だったら校舎の窓ガラスもっと割っちゃえ!」…なんてことにもなりかねない。。。そんな生徒に対しては厳しく「父性カウンセリング」で接する。ただし誤解してはいけないのは闇雲に厳しくしてもダメ。具体的で論理的な手法で接することが大切。先日、こんな相談があった。。。傷害事件を起こし執行猶予中の身であるクライアント。その執行猶予中に友だち数名と酒を飲みちょっとした口論から友だちを殴ってしまった。その場は何とか収まり双方帰宅したのだが再度、謝ろうと電話をしたところ電話が通じない。「もしかしたら被害届でも出されるんじゃないだろうか?」…と不安で不安で仕方ない。自分はどんな罪に問われるのか…と相談に来た。そんなクライアントに対して「母性カウンセリング」は効果がない。また、このクライアントが罪に問われるかどうかなどカウンセラーの僕が軽々に口にすることは出来ない。僕がアドバイス出来ることは「いかに相手に対して誠心誠意の謝罪の言葉を伝えられるようにするか」ということ。このクライアントは何か履き違えている!今、不安なのは「相手が被害届を出したら…」「自分はどんな罪に問われるか…」これは取りようによっては「自分勝手」のひと言に尽きる。相手が被害届を出そうが出すまいが、相手に怪我があろうがなかろうが、クライアントが罪に問われようが問われまいが…。はっきり言って殴られた相手には関係ない!このクライアントの不安は甘えが癖になっていて且つ自己中心的過ぎる!カウンセラーとしてこの人の考えには共感は出来ない!「酒の席で相手を殴ってしまったこと」ただそれだけに焦点を当ててそのことを謝るつもりがあれば電話が通じなければメールや手紙やFAXや共通の友だちへの伝言や。。。…方法はいくらでもあるはずです。その方法と謝罪のメッセージの伝え方ならアドバイス出来る。そしてその上でも相手に気持ちが通じず相手が被害届を出しこのクライアントが法的に罰せられたとしてもこのクライアントはそれを受け入れる覚悟で謝罪をしなければ謝罪の気持ちなど相手に通じるわけがない。やってしまったことを償うとはそういうこと。。。僕はこのクライアントに対するカウンセリングの最後にさだまさしの「償い」と言う曲を聴くようにクライアントに提言した。http://www.youtube.com/watch?v=yX4lwo5nL98約2年前…この「償い」という曲に関して日記を書いています。。。http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/diary/200702150000/□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□●カウンセリングお申し込みは…こちらから↓ http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/5000●子育てハッピーサポートセミナー 開催中! お申し込みは↓http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/2005●寺子屋方式 ホームカウンセラー養成ゼミ 開催中! お申し込みはこちら↓ http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/3000●メルマガはじめました! メンタルエステ~身近に役立つ心理学~ ご購読は下記 http://www.mag2.com/m/0000252989.html●「ひきこもりサポートナビ」にて カウンセラーk@-zuの動画配信中! 「サポートムービー」→2007年12月4日更新 篠田和徳 http://www.hikikomori-navi.com/hsn_movies.html ●日本ネットカウンセリング連絡会によるインタビュー記事 http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2008/02/2114.html□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 「ブログランキング」に参加してみました。応援して下さると嬉しいです。「ポチッとな」とクリックして下さいね。□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
2009.02.19
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いわゆる「昼ドラ」今、TBSでお昼の13:00~13:30放送中の愛の劇場40周年記念番組 「ラブレター」40歳を過ぎたオヤジがわざわざブログに書くのも何だけど…はまってます。。。 以下、公式サイトの抜粋↓~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~舞台は美しい瀬戸内の島・小豆島。児童養護施設で育てられ小豆島へやってきた耳の不自由な少女・美波が里親や一生の友人、初恋の人・海司と出会い、成長していく15年間を描く。 幼い美波と海司は手話を通じて、心を通わせ、小さな恋を育んでいく。「初恋」「初キス」「初体験」「すれ違い」「別れ」「再会」…誰もが経験する過程を通る中で、美波はいつしか「海司の声を聞きたい」と叶わぬ願いを抱くようになる。 そんな美波に海司は「おれがお前の耳になってやる!」と誓うのだった。けれどもその約束を守るには、二人はあまりにも幼すぎて…。 この作品では15年間を3部作に分け、その主人公・美波をそれぞれの世代の俳優が演じ分け、それぞれの世代だから伝えられる初恋・純愛・真実の愛のかたちを丁寧に描いていく。忘れられない初恋・家族の絆をめぐる15年間を瀬戸内の島の美しい四季・風景とともにお届けする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ たまたま妻がビデオに録って夜に観ていたものをお付き合い程度の感覚で見始めたのが最初!しかも!60話中40話目くらいから観始めたのだが…感想は…すごく良い!今では妻も呆れるくらいのはまりよう。。。 忘れかけていた切ない気持ちを思い出させてくれる。「白線流し」と「北の国から」と「東京ラブストーリー」と「オレンジデイズ」歴代の高視聴率のドラマが合体したようなドラマ。。。 また美波の里親(父親)を布川敏和(元シブがき隊・ふっくん)が演じているのだが娘を持つ父親の気持ちを上手く演じていてとても良い! 特に…娘の美波が実の母親と暮らすために島を離れるシーン…号泣しちゃいました。。。耳の聴こえない美波の背中にふっくんが思わず思いを叫ぶ!…あ~書いているだけで泣けてくる。それがこれ!http://www.youtube.com/watch?v=5oY01AWtcVoMy Little Loverが唄う主題歌「音のない世界」もすごくいい!3歳の娘も鼻歌を唄っている。それはこれ!http://www.youtube.com/watch?v=9jZX5zl7V6Q&feature=relatedもちろん!主役の鈴木亜美もいい!あまりにはまり過ぎてmixiでは「ラブレター」のコミュニティーに参加してしまった。まぁ~そのお陰でふっくん(本人)とマイミクになれたんだけど。。。エヘヘッ。。。そんなこんな「ラブレター」明日の月曜日からはいよいよ最終週!残すところ5話!当分は「ラブレター熱」が冷めそうもない。。。□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□●カウンセリングお申し込みは…こちらから↓ http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/5000●子育てハッピーサポートセミナー 開催中! お申し込みは↓http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/2005●寺子屋方式 ホームカウンセラー養成ゼミ 開催中! お申し込みはこちら↓ http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/3000●メルマガはじめました! メンタルエステ~身近に役立つ心理学~ ご購読は下記 http://www.mag2.com/m/0000252989.html●「ひきこもりサポートナビ」にて カウンセラーk@-zuの動画配信中! 「サポートムービー」→2007年12月4日更新 篠田和徳 http://www.hikikomori-navi.com/hsn_movies.html ●日本ネットカウンセリング連絡会によるインタビュー記事 http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2008/02/2114.html□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 「ブログランキング」に参加してみました。応援して下さると嬉しいです。「ポチッとな」とクリックして下さいね。□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
2009.02.15
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2月8日…娘の怜奈(れいな)の3歳の誕生日。毎年、怜奈の誕生日恒例だがブログを読み返す。生まれた時のブログ↓http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/diary/200602090000/1歳の誕生日↓http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/diary/200702080000/2歳の誕生日↓http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/diary/200802080000/…そして!これも、もう毎年の恒例だがブログを読んで感じることは「ママとパパよりも怜奈が一番成長してる」…ということ。先日のこと。。。久々の休日で僕は怜奈とボール遊びをして遊んでいた。怜奈がボールを投げて僕がキャッチするだけの単純な遊びだけど延々繰り返される。何度目かに怜奈が投げたボールが僕の顔にぶつかってしまった。あまりにも近距離から投げたので僕も取り損なってしまったのだが…。ボール自体は柔らかい素材のものなので痛くもかゆくもない。でも!これからお友だちと遊んでいて同じようなことがあったら「ごめんなさい」は言わなければいけない。親の願いとしては「ごめんなさい」が言える子になって欲しい。ママが「パパのお顔にボールをぶつけちゃったね。 わざとじゃなくても“ごめんなさい”を言おうね」…と前回のブログで紹介したような抜群の叱り方でメッセージを伝える。ただし!子育てとはなかなか理想通りにはいかないもの。怜奈は「タタタッ」と隣の部屋に小走りに逃げて壁に向かい僕らに背中を向けてじっと立ち尽くしている。おそらく怜奈からしたら「わざとじゃないから!」という気持ちがあったのだろう。「いつものパパならちゃんとキャッチしてくれるのに!」という気持ちも。。。ママが何度「ごめんなさい」を言うように促しても頑として言わない。まぁ~そこまで目くじらを立てることでもないのでその場はそれ以上は言わずその後も一緒に遊んだり風呂に入ったり夕飯を一緒に食べたり。。。普段の休日を過ごした。翌日、会社に出かけるために着替えをして準備が整ったので朝ごはんを食べている怜奈とママに「行って来ます」を言うためリビングへ。これもいつもの光景。ただ…そこからがいつもとは違った。怜奈が目に涙をいっぱい溜めて…「昨日はパパのお顔にボールを“ボン”しちゃってごめんなさい」…と。その直後、ポロポロと涙を流す怜奈。。。僕もママも昨日のことなどすっかり忘れていたので一瞬、ポカーンとなったがずっと「“ごめんなさい”を言わなきゃっ!」…って思っていたのだろう。。。…そう思った瞬間に思わず抱きしめていた。そこには前回紹介したような「ほめ方」などは必要ではなくただただギューッとしてあげればいいような気がして。。。やっぱりこの3年間で一番成長しているのは間違いなく怜奈だ。ママとパパは親としてまだ3年経っただけ。怜奈に成長させてもらっている。誕生日の8日!朝、カウンセラー仲間から怜奈に誕生日プレゼントのぬいぐるみが届くサプライズが。先日も会ったばかりの仲間だけどそんな素振りは見せなかった。粋な計らいに感謝。怜奈はそのぬいぐるみが相当気に入ったらしく昨日は寝るまで放さなかった。その後、買い物に出掛け夕飯は妻の実家でささやかながら誕生日パーティー。…こんな光景をとても幸せと感じる。そして!これも毎年の恒例の感情だが変わることのない感情…。「僕らママとパパのところに“生まれてくれてありがとう”」生まれた頃1歳の頃2歳の頃3歳の頃□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□●カウンセリングお申し込みは…こちらから↓ http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/5000●子育てハッピーサポートセミナー 開催中! お申し込みは↓http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/2005●寺子屋方式 ホームカウンセラー養成ゼミ 開催中! お申し込みはこちら↓ http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/3000●メルマガはじめました! メンタルエステ~身近に役立つ心理学~ ご購読は下記 http://www.mag2.com/m/0000252989.html●「ひきこもりサポートナビ」にて カウンセラーk@-zuの動画配信中! 「サポートムービー」→2007年12月4日更新 篠田和徳 http://www.hikikomori-navi.com/hsn_movies.html ●日本ネットカウンセリング連絡会によるインタビュー記事 http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2008/02/2114.html□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 「ブログランキング」に参加してみました。応援して下さると嬉しいです。「ポチッとな」とクリックして下さいね。□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
2009.02.08
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前回の「自信の芽を摘まない 叱り方4ヵ条」に続き今回は「自信の芽を伸ばす ほめ方4ヵ条」の紹介。今週の日曜日に3歳の誕生日を迎える僕の娘。2~3歳の子どもと接するに当たり気をつけたいことを自分自身への反省も込めて書いてみました。前回と今回…是非、連続して読んでみてください。。。自信を持つことは「自分を信頼する」=「自分を好きになる」こと。心理学では…「自分を愛する以上に他人は愛せない」という。自分を愛することが出来れば他人も愛することが出来る。他人を愛せればまた他人から愛をもらえてそんな自分を愛することが出来る。愛情のプラスのスパイラルはそこから始まる。自信を持てない子はどうなるか?自信を持てないとちょっと嫌なことがあると挫けてしまい挫折感を様々な形で表現する。例えば…いじめっ子には「自信がなく自分のことが嫌い」…という心理的共通点があることが多い。また、不登校や引きこもり、非行、暴力などは自信が持てない子が追い詰められて発するSOSのサインとも言われている。2~3歳になると何かを作って「出来たぁ!」と見せに来たり何かをするときに「見ててねぇ~!」と言って来たりすることが増える。これは子どもが憧れの存在である親に対して「近づきたい」「認めて欲しい」と思うようになった証拠と言われている。自信を育むためには2歳を過ぎたら「認める」ことが重要になってくる。子どもがやってみせたことは例え上手に出来なくても「頑張ったね」と認めてあげる。この「認める」という行為は2~3歳児に対してだけではなくこれからの育児にもずっと必要なこと。大人だって認められたら嬉しいのだから子どもが大好きなママやパパから認められたらその嬉しさは相当なものだろう。保育園や幼稚園、また学校に入ると「他の子の方がよくできる」と思う場面もあるだろう。でも他人との比較=横軸で見るのではなく本人の過去、現在、未来との比較=縦軸で見てあげることが必要。優れている点しか認められずに育つ子は真の自信を持てない。これはだいぶ以前に書いた日記、「ほめて育てるは…逆効果」にも書いたのでそちらを参照してください。http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/diary/200611090000/要するに…その子の存在自体を認めてあげることをしないと存在への安心が極端に欠けている子ども…つまり「自分は存在価値のない人間だ」という子どもになってしまう。ほめられることで自分の存在価値を理由づける子どもはほめられている間は良いがほめられなくなると存在価値を失ってしまう。だからほめられることだけに全精力を注ぐ!そのために自己主張したり反抗したりすることが出来なくなる。いわゆる過剰適応の状態。その結果、手の掛からない聞き分けの良い「良い子」になる。一見、結構なことじゃないかと思いがちだ。でもこれは良い子は良い子でも、大人にとっては都合が「良い子」だけである。大切なのは「認める」こと。自信は「認める」ことで生まれ「体験」を通して強くなる。情報だけの学びはもろいもの。例えば…昆虫を図鑑で見て知識だけを蓄えても知識を忘れてしまえば同時に自信も失ってしまう。一方、昆虫を実際に野原で観察したり触ったりする「体験」は強く知識として記憶されて忘れないものである。…と同時に「生き物を扱う」という「知恵」にもなり身につく。情報だけの学びよりも体験の学びが自信を強くする。前置きがだいぶ長くなってしまった。。。超長文になりそうだけどこのまま本題に!子どもの自信の芽を伸ばす「ほめ方4ヵ条」●「ほめ方 その1」~「結果」ではなく「頑張り」を認める!例えば…嫌いなにんじんを少しだけ食べたとき。。。×→「にんじんを残しちゃったね。次は全部食べようね」○→「昨日よりにんじんがちょっと食べられるようになったね。がんばったね」がんばれる子どもに育てるには結果ではなく「がんばった過程」を認めてあげる。結果ばかりほめられた子どもは結果主義になりがち。結果主義は挫折を招きやすい。将来、努力したのに勉強の成績が落ちたときに「もう自分はダメな人間だ」と思ったり「どうせいい学校には入れないのだから努力してもムダ」…と努力そのものを否定したりするようになる可能性もある。子どもには「どんなときでもがんばっていれば親は見守って応援してくれる」…と言う気持ちを持たせることが必要。●「ほめ方 その2」~「人格」よりも「行動」をほめる!例えば…お友だちにおもちゃを貸してあげられたとき。。。×→「貸してあげられてエライね。いい子だね」○→「ちゃんと貸してあげられたね。いいことをしたね」厳密に言えば人格と行動は切り離せないもの。でも親は行動に注目してほめることが大切。行動をほめられると「いいことをすると気持ちがいいな。もっといいことがしたいな」…と考えるようになる。一方、いつも「いい子ね」などと言われていると何かを決定するときに自発的な気持ちではなく親からいい評価を得られるかどうかが選択の基準になってしまう。また過剰に人格をほめると万能感を持った子どもになってしまう。●「ほめ方 その3」~「ほかの子」と比較せず「その子自身」を認める!例えば…公園の鉄棒にぶらさがって遊べたとき。。。×→「○○ちゃんは出来ないのに、あなたは上手に出来たね」○→「この前は出来なかったのに、今日は上手に出来たね」叱るときはほかの子と比較しないように出来ている親もほめるときはほかの子と比べてつい「みんなよりも上手にできたね」と言ってしまいがち。でもほめるときもほかの子と比べずにわが子の成長を認めてあげることが大切。「昨日よりも早くできたね」「前は出来なかったけどひとりでパジャマ着れたね」などと比較対象は過去のわが子に対して!そうすることで将来、他人との競争で勝ち負けを判断するのではなく「自分がどれだけがんばっているか」で自己評価が出来る子になれる。特に兄弟姉妹と比較した言葉は結果的に両者を傷つけることにも繋がるので要注意。●「ほめ方 その4」~「エライ」ではなく「役立った」と伝える!例えば…食事の準備で食器運びを手伝ったとき。。。×→「お手伝いできてえらいね」○→「お手伝いしてくれてありがとう。ママ助かったわ」お手伝いをほめるときは…「○○ちゃん、良く出来たね」などと主語が「こども=YOU」になっているケースが多い。この主語を「親=I」に変えて「ママ助かったよ」と言ってみると良い。常にこのブログでもお伝えしている「Iメッセージ」である。2~3歳でも「ママの役に立った」と思うこと自信に繋がり「もっとお手伝いしたい」という気持ちが育める。また…「ママの役に立ったらママが喜んでくれた。私も嬉しいな」…と言う体験は「人にお役に立つ喜び」を知る原点にもなる。いずれ「誰かの役に立ちたい」と思う気持ちに変化して集団生活の中でも生かされるはず。前回と今回の連続シリーズ!かなり長文になってしまったけど是非とも参考にしていただきひとりでも多くの方に読んでもらえたら嬉しいと思う。このブログは…東京都主催の「心の東京革命」という取り組みの中で僕が心理カウンセラーとしてリスペクトさせてもらっている「星一郎先生」の文献を参考にしました。□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□●カウンセリングお申し込みは…こちらから↓ http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/5000●子育てハッピーサポートセミナー 開催中! お申し込みは↓http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/2005●寺子屋方式 ホームカウンセラー養成ゼミ 開催中! お申し込みはこちら↓ http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/3000●メルマガはじめました! メンタルエステ~身近に役立つ心理学~ ご購読は下記 http://www.mag2.com/m/0000252989.html●「ひきこもりサポートナビ」にて カウンセラーk@-zuの動画配信中! 「サポートムービー」→2007年12月4日更新 篠田和徳 http://www.hikikomori-navi.com/hsn_movies.html ●日本ネットカウンセリング連絡会によるインタビュー記事 http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2008/02/2114.html□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 「ブログランキング」に参加してみました。応援して下さると嬉しいです。「ポチッとな」とクリックして下さいね。□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
2009.02.04
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日々カウンセリングをしている中で特に多い相談が…「子育て!」特に2~3歳児の子どもを持つ母親からの相談は切実。今までは何でも言うことを聞いていた我が子!「最近はまったく言うことを聞かなくて。。。」…そんな相談は僕自身も今月3歳になる娘を持つ親として他人事ではない。そんな2~3歳児の子どもとの接し方!具体的に言うと…「叱り方」「誉め方」をご紹介します。まず…子どもの自信の芽を摘まない「叱り方」4ヵ条。●「叱り方 その1」~「人格」を否定せず「行動」を注意する!例えば…お友だちに意地悪をしたとき。。。×→「お友だちに意地悪をするなんて悪い子ね!」○→「お友だちに意地悪をすることは悪いことよ。」叱るときは行動を叱る。悪いのは「したこと」であって「それをした子」ではない。人格を否定するようなことはしない方がいい。それを意識していないと…「悪い子だね!」「○○くんは乱暴だね!」などとうっかり言ってしまいがち。大人が人格を否定されたら傷つくように子どもも傷つく。更に子どもは「自分は悪い子なんだ」と劣等感を持ち「自分は悪い子だから自分のことが嫌いだ」と自信を失い自己肯定感が育たなくなる。●「叱り方 その2」~「永久言語」ではなく「一時言語」を使う!例えば…食事中に集中せずごはんをこぼしたとき。。。×→「いつも、いつもごはんをこぼして!ちゃんと見て食べなさい!」○→「(うっかり)こぼしちゃったのね。ちゃんと見て食べようね。」「いつも」「必ず」「絶対」「みんな」などの言葉を「永久言語」「たまたま」「珍しく」「時々」「うっかり」などの言葉を「一時言語」という。叱るときに永久言語を多用していると子どもの心理としては「自分はいつもできない」「自分はみんなより劣っている」と思い込んでしまう。でも本当は「いつもできない」ではなく「まだできない」のはず。また「みんなはできるのに」ではなく「できる子もいる」程度だろう。叱るときは…「(うっかり)そういうことをしちゃったんだね」「(たまに)こういうことをしちゃうことがあるね」…という一時言語を使うように心掛けたい。●「叱り方 その3」~「感情的」に怒らず「冷静」に諭す!例えば…テーブルに落書きをしたとき。。。×→「どうしてそんなことするの!もういい加減にしてよ!」○→「テーブルは描いちゃいけないところなんだよ。次は紙に描こうね」感情的なってしまうと「叱る」ではなく「怒る」になりがち。怒りがエスカレートしそうなときは子どもから離れて落ち着いてから叱る。親が怒ってばかりいると子どもは怒ることで他人を制御しようとする子になる可能性がある。また勢い余って「もうそんな悪い子はうちの子じゃありません!」などは絶対にタブー!2~3歳児の言語理解力では「例えの表現」だとは分からずにそのままの意味として捉えてしまう可能性が高い。「そんなことするとお友だちに嫌われるよ」などと脅すような言葉もその意味を素直に吸収して萎縮してしまう。萎縮して周囲の顔色ばかりうかがうようになってしまっては自信も芽生えない。●「叱り方 その4」~「命令」は「提案」に言い換える!例えば…出かける前におもちゃを片付けないとき。。。×→「もう出かけるわよ!さっさとおもちゃを片付けなさい!」○→「そろそろ出かけたいからおもちゃを片付けようか」いつも命令口調で子どもを強制的に従わせていると子どもは指示されないと動けない、いわゆる「指示待ちの子」になってしまう。あるいは親を真似て他人に高圧的な言葉を使うようになる。子どもにさせたいときは出来るだけ提案型で伝える習慣をつけた方がいい。「お片づけしないとママ困っちゃうんだ」と分かりやすい言葉で納得をさせるのも良い。または…「○○がいい?それとも××がいい?」と選択肢を与える。「自分で決めた」と感じさせる経験を積ませるのも指示待ちの子にしないための方法だ。次回は…「自信の芽を伸ばす ほめ方4ヵ条」□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□●カウンセリングお申し込みは…こちらから↓ http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/5000●子育てハッピーサポートセミナー 開催中! お申し込みは↓http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/2005●寺子屋方式 ホームカウンセラー養成ゼミ 開催中! お申し込みはこちら↓ http://plaza.rakuten.co.jp/wingheart/3000●メルマガはじめました! メンタルエステ~身近に役立つ心理学~ ご購読は下記 http://www.mag2.com/m/0000252989.html●「ひきこもりサポートナビ」にて カウンセラーk@-zuの動画配信中! 「サポートムービー」→2007年12月4日更新 篠田和徳 http://www.hikikomori-navi.com/hsn_movies.html ●日本ネットカウンセリング連絡会によるインタビュー記事 http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2008/02/2114.html□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 「ブログランキング」に参加してみました。応援して下さると嬉しいです。「ポチッとな」とクリックして下さいね。□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
2009.02.03
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