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2006.01.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
僕には「恩人」と呼べる方が何人かいる。


僕が独立する前に約8年間勤めた会社の社長。
お世話になった…ということと共に大好きな人だ。
フリーページの
「カウンセラープロフィール」 にも書いてあるが
この社長との出会いがなければ今の僕は存在し得ないと言っても過言ではないし
足を向けて眠れないくらい様々なことを教えてもらった方だ。
51歳と言う若さだ。


その転職先で自分がやりたかったことのギャップを感じ
再度、求人広告の仕事を希望して転職活動をしたものの
年齢的な制限があり面接すらしてもらえない日々が続きモヤモヤしていた。

ある求人広告の代理店から内定をもらうものの
4年間勤めた会社の元上司である取締役に相談も兼ねて報告したところ
「その会社は止めておけ。社長の評判が良くない。社員を将棋の駒としか考えてない人だから」
とのことで断念。
事実、その会社は数年後に消滅している。

その後、恩人である社長の会社から内定をもらい同じように元上司に相談をした。
「その会社の社長さんはとても人間的に評判が良いよ。
彼のところならお前も成長できるだろうから是非お世話になりなさい」


その元上司の言葉通り常に社員の方を向き、目線を同じにして接してくれた。
社員が喜ぶ顔が大好きな方で僕らも社長の喜ぶ顔が見たくて頑張れた。

お酒が大好きでよく朝まで歌舞伎町で飲み明かした。
共に野球好き&ジャイアンツのファンで東京ドームで観戦すること数知れず。
長嶋監督の大ファンだった社長。

その時のビデオテープは今でも取ってあり社長と並んで観戦している姿が映っている。

社長と社員…という関係よりももっと深い絆で繋がれていたと確信している。
僕とは年は12歳離れている。
ちょっと年上の頼れる兄のような存在でもあった。

誰に対しても分け隔てなく接してくれる。
どれだけ社長のことを好きか…社員同士で自慢し合えるかもしれない。
だからOBも在職者も社長が大好きだ。

そんなにお世話になった会社を僕の「独立したい」という自分勝手な希望で退職。
ある程度の役職にあったので辞める時は会社に迷惑をかけると迷っていたが
いつもの笑顔で背中を押してくれたのは社長だった。

今までは求人広告の依頼を受ける側にいたけど
これからは僕の会社は広告を依頼する側になる。
たくさん広告を依頼できるくらいの会社に成長させることが恩返しのひとつだと思っていた。

そんな気持ちで会社を辞めてイトコと始めた会社は二人の考えの違いから1年で分裂。
その時も社長に色々と相談に乗ってもらった。
打ちひしがれている僕に対して優しくアドバイスをしてくれた。

その件が一件落着し御礼も兼ねてご報告に上がりたいと思っていながら
なかなかお会い出来ずにいた矢先に社長のお身体が悪くなったと後輩から聞いた。

それ以来、お会いしていなかった。
変な気を使ってしまった。

一期一会という言葉。。。
本来の言葉の意味は
「一生に一度限りの機会」という意味で茶道の心得から来ている。
「茶会に望む際はその機会を一生に一度と心得て相手に誠意を尽くせ」ということ。

僕がカウンセリングを学んだ日本メンタルヘルス協会的な解釈はちょっと違う。
「普段会っている人に対して今日で最後だと思って笑顔で誠意を尽くす」と言う意味。

僕は社長にそう接してきたのだろうか?

様々なことが悔やまれてならない。
あの時に無理にでも会いに行けば良かった。
一昨年、結婚した時にハガキで報告しただけで直接連絡もしなかった。
あの時もお伺いして報告をすれば良かった。
来月父親になることは年賀状でお知らせした。
子供が産まれたら報告を兼ねて久々にお会いしたいと思っていた。
以前「早く父親になりなさい」と言われたことがあったから。
もっと早くに直接会って伝えれば良かった。
また…そんな理由なんてなくても久々にお会いしたかった。
そしてまだまだ色々と教わりたかった。

そもそも…会社を辞めなければ良かった。。。
…とさえ思ってしまう。

先日、会社の後輩から悲しい知らせを受けた時。。。
頭が真っ白になった。
全然実感がわかなかった。
相当お体の具合は良くないとは聞いていたが突然だったから。。。

その後に葬儀の日程をOBのみんなに連絡した。
以前勤めていた会社は辞めた人の事をOBと呼んでいて
辞めた者も在職中と変わりなく社長は接してくれる。
退職者の送別会では必ずと言っていいほど
「辞めてもお前はこれからも仲間だから」と仰っていた。
ここにも社長の人柄が伺える。

社長と縁のあった在職者・OB共に
社長のためなら火の中、水の中というものばかりだ。
それは社長が社員やOBの事を本当に愛してくれていたからだと思う。

だからあらゆる手段を使って可能な限り連絡を取った。
僕はOBの中では年齢も社歴も上の方だから僕がやらねば…と思った。
葬儀には連絡が取れた殆どのOBが駆けつけた。

でも…。
OBに連絡している時も自分から発している言葉が信じられなかった。

お通夜に参列して社長の遺影を見て現実だと知らされたようで辛かった。
昔の仲間と別れて電車で一人になった時に涙が溢れて止まらなかった。
帰宅後、子供のようにワンワン泣いてしまった。

社長の奥さんは会社の経理をされているので僕らとも親交がある。
ご挨拶した際に奥さんから「主人の事を忘れないでね」と言われた。
もちろん忘れるはずもない。
ご主人が亡くなってお辛い時なのに
「来月パパになるんだって?おめでとう」と声を掛けていただいた。
きっと年賀状を読んでいただいてのことだと思うが
何百通と来るであろう年賀状の中で僕の内容を覚えていただけたことが嬉しかった。

翌日の告別式も辛くて仕方なかった。
後輩には…
「我々が悲しんでいても社長は喜ばないから。。。」と言っておきながら
僕自身がこの現実を一番受け入れていなくてメソメソしている。

正直…何も手に付かない。
本当はこのことをブログに書くかどうかも迷った。
文字にすることでやはり現実なことだと自分に突きつけるようで。。。

悲しんでいても現実は変わらないし社長はそんな僕のことを喜んではいない
…とは頭では分かる。
でもどうしてもドライに考えられなくて。。。

僕が初めて社長とお会いした時の社長の年齢に僕もなった。
僕は社長に近づきたいと思いながらそうなってるのだろうか?


ただこの日記は前向きな内容で終わらせたい。

社長から学んだ精神を忘れずにこれから生きていこう。
社長のような人物になるように努力していこう。
社長が作った僕がいた頃のあの会社のような会社にしていこう。
社長のもとで働けたことに誇りをもっていこう。
さすが、あの社長のもとで働いていた人だと言われるようになろう。


社長!
決して社長のことは忘れません。
いつの日か僕がそちらに行った時にはあの頃のようにお酒を飲みましょう。
その時に社長に笑われないように今、僕は精一杯生きて精進します。

社長…ありがとうございました。






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Last updated  2006.01.26 12:21:05
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