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(September 8, 2007 12:39:23 AM)

親仁の意見-50男の素朴な想い

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September 7, 2007
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カテゴリ: カテゴリ未分類
このTVドラマ御存知ですか?2001年頃に米国で放映されていた番組であり、第二次大戦で欧州戦線に従軍した米国陸軍空挺部隊の、その訓練から戦闘、そして終戦に至るエピソードが描かれています。 スティーヴン・アンブローズ の原作をベースにした10回シリーズであり、何と スティーヴン・スピルバーグ と、 トム・ハンクス によって制作されたのです。作品の紹介は Band of Brothers 公式HP を御覧戴くとして、今回は僕が魅せられた理由を書きましょう。

この作品との出会いは、いつも行くビデオ屋でした。基本的に戦争物は好きなのですが、派手な戦闘アクションに関心があるのではなく、普通の市民が時代の流れで戦場に赴き、生と死の間で苦悩しつつも、時には適味方を超えた人間愛や、戦友同士の友情によって支えられ、生きていることの尊さを見出していく、そのようなプロセスに感動があるからです。

僕等は父親が従軍した世代であり、僕の父もフィリピン戦線から運良く帰還出来た一人です。子供の頃、父は何度か従軍体験を話をしてくれましたが、そうしたことが僕の戦争への関心を高めたのでしょう。この作品の素晴らしい点は、主人公の一人リチャード・ウィンターズ中尉をはじめとする実在の方々が、番組の最初と最後に登場し、回想と現在の心情を淡々と語ってくれることなのです。

彼等は普通の青年達でした。同じように従軍した者の何人かは戦場に散り、幸運にも生き残った彼等は復員し、普通の市民として働き、家族を持ち、そして80代の老人となられたのでした。最終回の終り近く、彼等はオーストリアの駐屯地でソフトボールに興じています。そのシーンを背景に、一人ひとりの戦後が紹介され、建設労働者や大学に戻る者、教師と様々な職業就き、全米の各地に別れて行ったのです。

僕の小学生時代に放映されていた コンバット

この作品は第54回エミー賞で、作品賞、監督賞ほか6分野で受賞しましたが、その授賞式にはリチャード・ウィンターズ氏も壇上でスピーチされました。そして、生存されている戦友の方々も一同に会しており、その様子も画面に出て来ましたが、戦死された方々のことを思いつつ、ウィンターズ氏のスピーチも感極まったという感じでした。 こちら で御覧になれます。

もう一つ、この作品が素晴らしいのは、首尾一貫して格調が高いことだと思います。主人公のウィンターズ中尉は知性溢れる青年将校であり、この人物を中心にヒューマニズムが色濃く流れているのです。第9話『なぜ戦うのか』 - Why We Fight では、ダハウ強制収容所の解放に立ち会うのですが、惨状を目の当たりにした彼等は、自分達が死を賭して戦った意味を悟るのでした。そして、このドラマの格調はそのテーマ曲の秀逸さによって、より一層高められているのです。論より証拠ですから Band of Brothers Main Theme をお聴き下さい。"YOU TUBE"では個人のピアノ演奏や、エレクトーン演奏も聴くことが出来ます。

さて、長くなりましたので、お読み下さった皆様には、下記のサイトにて自らの"BAND OF BRIOTHERS"を体験して戴ければ幸いです。今回はこれにて。


Band of Brothers 公式HP   こちら

Band of Brothers - Emmy Awards Ceremony(エミー賞授賞式)  こちら

Band of Brothers Main Theme(主題曲)   こちら

Band of Brothers Theme Song(主題歌)   こちら

Band of Brothers - Piano Version(ピアノ演奏)   こちら

Band of Brothers Main Theme(エレクトーン演奏)   こちら





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Last updated  September 8, 2007 12:24:17 AM
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見させていただきました。  

Re:見させていただきました。(09/07)  
育児・子育て きらりさんへ
-----
ようこそ、お出で下さいました。若い女性には、戦争映画は馴染みがないと思いますが、この作品は戦争を通して人間を描いたものです。きらりさんもじっくり味わって下さい。この作品の素晴らしさが分かる女性は、本当に素晴らしいと思います。またのお越しを。
(September 8, 2007 01:33:06 AM)

Re:BAND OF BROTHERS(09/07)  
BAND OF BROTHERSは知りませんでした。

コンバットは父が好きで、いつも見ていました。内容までは覚えていませんが、あの主題歌と共に始まるオープニングとサンダース軍曹の名前が強く印象に残ってます。 (September 15, 2007 05:44:54 AM)

G3への御返事(09/15)  
G3(じーさん)さんへ
-----
お久し振りです。この作品に対しては、ぜひ貴兄からのコメントを戴きたかったので、お待ちしておりました。僕らの世代は、大概コンバットを観てますね。あのテーマ曲が、我が母校の応援歌「コンバットマーチ」のオリジナルなんですよ。「慶応倒せ!」という一節で盛り上がります。

BAND OF BROTHERSは、ビデオ屋へ行けばあると思います。5巻あって、1巻に2話ずつ収録されてますから、毎週末借りれば5週で見終えることが出来ます。ぜひ、御覧下さい。僕の場合は、好きなところから観て行って、漸く先週第4巻を見終えて全編をクリアーしました。貴兄からの感想をお待ちしたいです。音楽も秀逸ですよ。 (September 15, 2007 02:38:35 PM)

Re:BAND OF BROTHERS(09/07)  
りよったん さん
こんにちは。BAND OF BROTHERSは中学生の息子と何度も拝見しました。今まで数々の戦争映画やドラマを見ましたが、このドラマが1番私の中では心に響くものとなっています。戦争の悲惨さ、その中で生まれる苦しみや愛情・・・そして何よりも実在の兵士たちの話であること、、、口下手な私は上手く表現できませんが、見る度に号泣してしまいます。このドラマは実は子供から教えてもらいました。子供は日本を始め世界各国の戦争の事をよく知っており、時々熱く語ってくれていますがノンフィクションのBAND OF・・・を1番絶賛していますね。 ドラマを見たあとはいつも戦争についての話し合いをします。そして行き着くのは「私達が楽しいテレビを見て、美味しいものを食べ、綺麗な服を着てるこの今も世界には戦争が起こっている国があるということを忘れてはいけない」という言葉です。。。長文、失礼しました。 (October 7, 2012 06:00:31 PM)

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