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10月8日に台風が襲来するとのことで、前日から、名松線は8日は始発から運休するという決定がなされました。そして台風通過後、他の路線には大きな被害はなく、8日当日か、遅くともその翌日始発からは運転を再開しました。
ところが名松線だけは被害も大きく、全線で運転を見合わせていました。
そして1週間後の10月15日、被害も比較的軽い松阪~家城(いえき)間で運転を再開しました。
もっともこの区間、運行本数も家城より先より1本程度多く、また高校があったり、近鉄線に徒歩連絡できる駅があるなどから、通学時を中心によくにぎわいます。
ただしそこから先はまだ復旧の見通しすら立っていません。
もっとも、家城~伊勢奥津間はJR東海で屈指の閑散線区と言っても過言ではありません。国鉄時代には本当に廃止のピンチに立たされたものの、地元の熱心な反対運動などもあり、またバスを走らせるにも代替道路が未整備という理由で廃止を免れてきました。そして現在は、経営的にまだ余裕のあるJR東海が営業している路線ということでも、廃止の話は出ていません。
しかし山がちなところを走るゆえに、ちょっとザッと雨が降ればすぐに運休、私も見事に運休にひっかかったことがあります。
また名松線はいろいろと話題の路線区でもあります。
入れ換え作業中の列車が、2度も家城駅から逸走してしまった事件があり、入れ換え作業をやめて松阪駅へ列車を回送するという手段で再発防止をはかったのも記憶に新しいところです。
また数年前まで家城駅には腕木式信号機が残っていたこと、そして今でも安全保安の装置が自動ではないこと(松阪~家城は票券閉塞、家城~伊勢奥津間はスタフ閉塞と言って、列車が走るには通行手形のような物証を必要とするしくみ。)も挙げられるでしょう。
運行再開が望まれます。
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