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2010.08.29

　昨日８月２８日にＴＢＳ系列で放送された「世界ふしぎ発見！」において、スヌーピーとチャーリーブラウンが取り上げられましたので見ました・・・といいますか、どうしても切れない電話がかかってきたので集中できず、今日ビデオにとっておいたのをみました。

　彼らの登場する「ＰＥＡＮＵＴＳ」というマンガについて、そしてその作者チャールズ・シュルツについてもいろいろな角度から取り上げられていました。
　このマンガのキャラクターは、作者の中のいろいろな性格というか要素が反映されていること、また名前のモデルがちゃんと存在していること等々。ネットでそういう話題は少しきいていたのですが、やはり現地で直接取材ということで、より具体的で確かなものです。

　また、マンガには当時の人々の生活がそれなり反映されていることも取り上げられていました。この例の一つが「ウッドストック」で、当時夏になるとウッドストック・フェスティバルというロックの祭典が開催されていたことと関連し、あの黄色い渡り鳥がそれまでの「ヌケサク鳥」でなく「ウッドストック」という名前が”判明”したのだとか。

　さらにアメリカの、作者ゆかりの土地の街中でキャラクターにお目にかかれるというのもなかなか良いものです。日本ではスヌーピーの像があるらしいですが、街中でいろいろなキャラクターというのは私の知る限りありません。

　また、スヌーピーがアポロ計画のキャラクターとなったこと等々、いろいろと興味深い情報でいっぱいでしたね。

　ただ、この番組の中で「スヌーピーが６匹兄弟」と取り上げられていましたが、これについてはコミックと明らかに矛盾する（スヌーピーとその兄弟が父の日に、彼らの父親にサイン入りの手紙を送るコミックで８匹兄弟とスヌーピーがはっきり言及している）ので、この矛盾はどうかという点があります。ただ、よく登場するのは兄弟のうち６匹（スヌーピー、スパイク、ベル、アンディ、オラフ、マーブルス）で、他の２匹はコミックに直接登場せず、アニメに登場する程度というのは確かなようです。

　しかし、番組としてはなかなか良かったです。

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