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2020.12.25

２０２０年末バス旅行記（１）神都ＬＩＮＥＲのプレ運行を目指せ

テーマ：あなたの旅行記はどんな感じ？？(4730)

カテゴリ：旅のストーリー

三重交通伊勢営業所に連接バス「神都ＬＩＮＥＲ」が配備され、１２月１９日午後より、プレ運行として外宮前～内宮前間を営業運転しています。例年、伊勢市内ではお正月は伊勢神宮の初詣客を多く迎える関係で、１人の運転士で定員１１３名という相当数の乗客を運べる連接バスは活躍が期待されています。
　ただしこのコロナ禍にあっても、１月では乗客が多く詰めかけることも予想され、また現在はプレ運行として時刻がきちんと決められての臨時運行がなされているため、他の計画と絡めて今のうちに利用することにします。

　まずは最寄りバス停から８時台の０１系統伊勢赤十字病院前行きのバスに乗車します。乗客は朝ということもあり、決して少なくありません。このまま伊勢市駅前まで乗り通してしまいます。それにしても、今年は鉄道はもちろん、バスに乗る機会も例年に比べて少なくなってしまいました。しかしながら、各種の対策が講じられて安心して乗車できるのはありがたいことです。

　伊勢市駅前で少し時間があるので様々な所用をこなします。個人的に必要な買い物もこなすことができました。そのあと、外宮前バス停に歩いて向かいます。
　伊勢市駅前から外宮前までは、外宮参道を歩いて１０分弱といったところでしょうか。コロナ禍の第３波といわれる状況であっても、４～５月の頃の閑散とした状況とは違い、人も車も相応に行き交っています。

　外宮前で少し待ちますが、もうこの時間からバスに乗る乗客がある程度います。さあいよいよ、１０：０３発の神都ライナーに乗車します。バスはこのまま途中のどのバス停にも停車せず、内宮前までノンストップです。この時やってきたのは２編成ある神都ＬＩＮＥＲのうち、１００１号車のほうでした。
　車内は連接バスということもありゆとりがあります。向かい合わせの席（列車でいうクロスシート）もあり、乗客がやや多い車内でもゆったりと密を避けて乗車することができます。もちろん新車ということでなかなか美しく・・・。カーブもなかなかスムーズに曲がったりと乗り心地も快適です。

　バスはこのあと、御幸道路を経由（外宮内宮線５１系統が通るコースとほぼ同じ）していきます。ただし宇治山田駅前や五十鈴川駅前には入らず、ひたすら御幸道路をまっすぐ走り抜けて行きます。約２０分ほどで内宮前に到着です。なお、現在のプレ運行では神都ＬＩＮＥＲは外宮内宮線の臨時バスという位置づけのようであり、外宮前～内宮前間は大人運賃４４０円で、交通系ＩＣカードやｅｍｉｃａ、「みちくさきっぷ」等のフリーきっぷも使用できます。

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