いつか、このブログに書こうと思っていました。
私は3年前に「 適応障害 」と診断されて以来、ずっと「心療内科」に通っています。
当初から、主治医は「薬による治療法」を中心とし、毎回、多種類の薬を処方されています。
その中でも、一番始めから服用しているのが、「 パキシル 」です。

御存じの方も多いと思いますが、数年前から、この「パキシル」の副作用について、さまざまな報道がありました。
「自殺者が増えた」「攻撃性が増した」 などです。
私は「パキシル」を飲むのに不安がありましたが、医師は「はじめのうちは少し副作用が出るかもしれないけど、急速に良くなる薬ですよ」と太鼓判を押しました。
それ以来、1年間ぐらい、医師の言われるままに「パキシル」を飲み続けました。
私が体験した「副作用」、そう、今から振り返れば、どうも「パキシル」の副作用ではないかと気付いた点を正直に書きます。
一つ目は、「自殺未遂」です。
あまり思い出したくないのですが、ある日、突然、「死にたい」という気持ちが心の奥底から突き上げてきて、マンション(8階)のベランダから飛び降りようとしました。
異変に気付いた妻が、とっさに私を引っ張ってくれて、なんとか飛び降りずに済みました。
それから数日して、また「 自殺願望 」がふつふつとわき出てきました。
洗面所に置いている「カミソリ」を持って部屋に閉じこもり、思いっきり、リストカットしてしまいました。
畳の上がどんどん真っ赤に染まっていくのを、ボーッとながめていた私。
買い物かなにかで出かけていた妻が戻ってきて、私の部屋を開けました。
妻は驚きましたが、意外にも冷静に対処してくれ、なんとか一命を取り留めました。
こうした「死にたい」という衝動が、何度も続きました。
「パキシル」の副作用と思われる 2点目は、「自傷行為」です 。
「自傷行為」とは、自分の体をナイフやカッターなどで傷つけてしまう、悲しい行為です。
この記事を読まれる方には、気分が悪くなるかもしれませんが、私の場合は、「カッター」で、自分の「顔」や「腕」にキズをつけまくってしまいました。
特に眉間や頬など「カオ」についた傷跡は、それから1年間ぐらい、残り続けたので、外出などには顔を隠さねばならないほどでした。
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本当の因果関係は、証明できにくいことですが、少なくとも私が「パキシル」を、それも病院に通うたびに量が増えていく・・・・飲んでいたときに、どうしても「衝動的」な気分になったことは事実です。
そして、セラピストの蛍さんと出会ってから、「蛍セラピー」を実践して体調がグングン良くなってから、医師には黙って「パキシル」を少しずつ減らし、今では飲まなくなりました。
「パキシル」と縁が切れた後、「自殺願望」や「自傷行為」はただの一度も起こっていません。
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こうした経験から、私が指摘したいことは、現在の心療内科や精神科の医療が、「薬に頼り過ぎている」のではないか、という問題です。
診察は毎回、たつたの4,5分程度、そして毎回種類も量も増え続ける「薬」--
「心の病」は薬だけでは治りません!これは私が「蛍セラピー」をやってみた強い実感です。
「心の病」を治すには、粘り強いカウンセリングがとても重要です。「薬」は補助的にサポートしていくものだと思います。
にも関わらず、日本では、カウンセラー・セラピストは少ない・・・・そして、日本の精神医療が、「薬治療」に偏りすぎているのは、毎年急増する「心の病」の患者にとって、よくないことではないでしょうか。
「パキシル」は絶対飲んではいけない、とは言い切れませんが、個人差はあれ、私のような副作用があることは間違いありません。
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蛍3253さんコメント新着