人にやさしい住まいとは?田舎で国産の「自然塗料・接着剤」をつくる大奮闘記

人にやさしい住まいとは?田舎で国産の「自然塗料・接着剤」をつくる大奮闘記

シオンの自然塗料の解説


塗料には、水性、油性、油性ワックスの3タイプがあります。

水性塗料は「木塗水(きとすい)」といいます。
原材料は、膠、青森ひば油、亜麻仁油、菜種油等の植物オイルです。
水性塗料は、これまでの塗料が化学物質であるため品質保持期間5年が標準でしたが、シオンの塗料は限りなく半手作りでかつ「なまもの」に近いため、品質保持期間は半年から1年となっております。
人にやさしいものは食べ物も含め、あまり品質保持期間は長くできないと思います。

油性塗料は「木塗油(きとゆ)」といいます。
原材料は、亜麻仁油、ダンマル樹脂、青森ひば油、紅花油等の植物オイルです。
ドイツ系の自然塗料は油性が主流です。
この油性塗料にカラーをもたせるにはどうしても溶剤が必要です。
しかし、シオンでは溶剤の使用を一切行わないため、油性のカラー塗料はありません。
カラーは水性塗料のみで扱っています。
もし、水性塗料につやがほしい場合には、油性ワックスでつや出しを行うようにお願いしております。

最後に油性ワックスは「木塗蝋(きとろう)」といいます。
これは仕上げ、メンテナンス用のワックスです。
原材料は、亜麻仁油、ダンマル樹脂、青森ひば油、蜜蝋等です。
タイプは「固形、半練り、液状」の3タイプがあります。
最近では、「半練り」が人気商品です。

シオン製品は、国産材のしかも針葉樹との相性がばっちりです。
ひのき、ひば、赤松、カラ松、杉等の針葉樹にはよく合います。
広葉樹系には、「木塗油」の相性がぴったりです。

ドイツ系の自然塗料に比べてにおいがマイルドです。


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