夢工房 『浩』~☆”

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浦島伝説



時は現代、浦島伝説はお宝発掘ブームにのって密かに、子孫の間で

語り継がれていたのです。

次郎は何代目かの浦島家の子孫です。

ある時、蔵から古文書を発見しました。

「うわぁ! これは竜宮場への地図だ!」

早速、次郎はお盆休暇を利用してその海域へいき、

アクアラングを装着し海の中に入りました。

しばらくすると、魚の群れが見えてきました。

群れが矢印方向を作ります。

その方向をみると、

「ようこそ、竜宮場へ」

きれいな電飾看板がついています。

きらいなお姉さんたちで出迎えられホールから海底温泉へ。

着替えは礼服となっていて、まるでパーティーへいくようです。

ホールへ行くと、芸能人の結婚式会場かと思わせるようなきらびや

かさで次郎一人を接待するのでした。

次郎の好みの歌やダンスが披露されます。

その隣にはもちろん乙姫様です。

「本日は本当にご来場ありがとうございます。

ごゆっくりくつろいで行って下さいね。」

会社で接待疲れをしていた次郎には本当に天国のような一時でし

た。超一流ホテル並みの海鮮料理がふんだんです。

昼は海底ゴルフや、海底つりを夜は毎晩パーティーを楽しみまし

た。

しばらくして次郎は休暇も終わる時期だと思い、お暇をすることに

しました。

乙姫様が挨拶にきました。

「ご滞在ありがとうございました。後料金は100万円になりま

す。お支払いはカードでしょうか?」

(えっ!? なにそれ!?)

と、思うまもなくサインをさせられてしまったのです。

よく、みるとカウンターには他の男性客も何人かいてそそくさと

サインをしていました。

そして、手土産には記憶を消す海洋深層水ワインを持って。

乙姫02


「これで、浦島太郎に投資した何百倍、何千倍も戻ってくる

わ。おーほっほっほー!!。さぁ!次はエーゲ海に行くわよ!」

乙姫様はいいました。


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