初めての映画
小学中学年の頃、父と青森駅で夜行までの時間をつぶすのに入った映画館、建物自体も薄暗くかび臭かった。
見た映画も『ドラキュラ』だった。
見ていて面白くはなかった。ただ、友達のマンガ週刊誌でドラキュラの話は聞いたことがあるので、怖いとかも感じなかった。
初めて映画に連れて行ってもらえた、しかも時間つぶしで。
ま、いっか～と子どもながらにへんに納得していたのかもしれない。
その後、テレビの普及とともに（どんな時代じゃ？）家でも映画を見れるようになった。印象に残っているのは『地底探検』。
ストーリーは忘れたが、地底の洞窟の広さやそこにある地底太陽の出現に度肝を抜かれた。
高校の頃、友人たちと見に行ったのが、『スティング』『かもめのジョナサン』。
『スティング』は、最後のどんでん返しに感激した。面白かった。
『かもめのジョナサン』は、かなり哲学的な話で当時の自分には理解できなかった。２回目に見て、なんとか理解できたような気がする。
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