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■ジャズの歴史(その15)■
February 11, 2007
■History of Jazz ジャズの歴史(その15)■
●スウィング・ジャズ(Swing Jazz)
もともとは、ラグタイム・ピアノに憧れて音楽の世界に入ったデューク・エリントンは、
ジャズの初期のニューオリンズ・スタイル、ディキシーランド・スタイルの時代の後半に現われて大評判になり、
1500曲にものぼると言われる作曲を行なって、アメリカの音楽史上で最も重要な人物の一人となりました。
また、デューク・エリントンは、ビッグバンドのリーダーとして活動し、
1930年代の中頃に始まったスウィング・ジャズの重要な推進者の一人だと言えます。
デューク・エリントンのバンドがニューヨークの高級ナイトクラブ「コットン・クラブ」の専属バンドになり、
大成功をおさめたのは1927年のことです。
そして、この前後の時期は、ジャズにとって重要な二つの社会的な出来事がありました。
一つはラジオの普及、もう一つは1929年10月から始まった大恐慌です。
ラジオの爆発的な普及によって音楽は、それ以前に較べて、はるかに人々の生活の中に入り込み、
浸透していきました。
しかし、ラジオが普及してきたころに発生した大恐慌による不況で音楽も大きく落ち込みます。
1930年代の中頃になると数々の政策の効果が現れて、
ようやく不況からの脱出のきざしが見えるようになります。
スウィング・ジャズは、まさにそんな時代の欲求に答えるかのようなスタイルになって、
人々の心をとらえたのでした。
洗練された響きを持つ、踊りやすいサウンド、それでいて、うきうきするようなリズムと、
人々の心に訴えかけるようなメロディーの音楽として、大衆に受け入れられていきました。
そのスウィング・ジャズの大流行を作り出した筆頭に挙げられる立役者は、
白人クラリネット奏者でバンド・リーダーのベニー・グッドマンです。
自身の優秀なビッグバンドで登場したベニー・グッドマンは、ラジオやダンス・ホールを席巻しました。
ベニー・グッドマンが中心になって火を着けたスウィング・ブームに乗って、
さまざまなバンドが脚光を浴びるようになります。
デューク・エリントン楽団は黒人バンドの中でもとびぬけて個性的な、
重厚でカラフルなサウンドを作りだしていました。
また、カンザスシティからニューヨークに出てきたカウント・ベイシー楽団も個性的なサウンドを誇り、
シンプルなリフやブルースを中心に、ダイナミックなスウィング感あふれる音楽を演奏していました。
1938年にはベニー・グッドマンがクラシックの殿堂「カーネギー・ホール」に出演し、
大きな反響を呼びました。
20世紀初頭のアメリカの歴史と共に発展してきたジャズという音楽は、
次第にアメリカを象徴する音楽としてふさわしいという認識が広まりってくるようになります。
ベニー・グッドマン楽団、デューク・エリントン楽団、カウント・ベイシー楽団のほかにも、
スウィング時代の名バンドは数多く存在しました。
グレン・ミラー楽団、キャブ・キャロウェイ楽団、フレッチャー・ヘンダーソン楽団、
トミー・ドーシー楽団、ウディ・ハーマン楽団、ジェイ・マクシャン楽団、チック・ウェッブ楽団、
ジミー・ランスフォード楽団、アーティ・ショー楽団、ライオネル・ハンプトン楽団などです。
現在においても優れたスウィング感のあるバンドだと高く評価されているのは、カウント・ベイシー楽団です。
ベイシー楽団の、ゆったりとリラックスしたスウィング感のある演奏と較べれば、
スウィング時代の、ほかのバンドの演奏はどれも、たとえベニー・グッドマン楽団であっても、
スウィング感においては、いまひとつ物足りない演奏に聴こえてしまいます。
つまり、初期のジャズよりはスウィング・ジャズが、
そして、スウィング・ジャズの中でも特にカウント・ベイシー楽団が、
より次世代のモダン・ジャズ的なスウィング感を産みだしていたということです。
また、ベイシー楽団ではソロイストが、他の楽団に較べて自由に即興を行なう余地が確保されていました。
その意味でも、カウント・ベイシーは初期のジャズをジャズらしくしたルイ・アームストロングのように、
ジャズをよりジャズらしくしたミュージシャンであったと言えるでしょう。
ビッグバンドの魅力は、大きな編成だからこそ可能になった、コンボ演奏をはるかに上回る大迫力、
そして、大人数による演奏を見事に組み立て、まとめあげ、洗練された音楽を実現する、周到なアレンジです。
こうした要素が人々をおおいに魅了しました。
当時は、実力のあるジャズ・ミュージシャンの多くが、
自らがリーダーとして自身のビッグバンドを持とうとしました。
たとえば、アレンジャーのフレッチャー・ヘンダーソン、ヴァイブラフォン奏者のライオネル・ハンプトン、
ピアニストのテディー・ウィルソンなどは、もとはベニー・グッドマン楽団の一員から独立して、
自身の楽団を持ちました。
「スウィング・スタイル」のジャズは大衆化した音楽として、ラジオを通してアメリカ全土に放送され、
一挙にアメリカン・ポピュラー・ミュージックとしての地位を獲得していくのですが、
その一方では重要なダンス・ミュージックを担うバンドとしても広がっていきました。
ビッグバンドによるスウィング・ジャズの演奏スタイルとしては、譜面による演奏が行われるのですが、
それは、ビッグバンドという大編成の楽器構成上のことからということと、
レコーディングやラジオ放送、ダンスのバック・ミュージックなど、
その時々による要求によって曲の長さを調節するためや、
毎回、曲の演奏時間が同じ長さになるように、編曲(アレンジ)することが必要だったからです。
大編成の大所帯であるビッグバンドでは、メンバーの一人一人が勝手に、
その場の思いつきで演奏を行なうことはできませんでした。
即興演奏(アドリブ)は、曲の中で行なえる場所と長さと、やり方の方向性が、
作曲と編曲(アレンジ)の段階で指定されているので、
コンボ以下の小編成のバンドが主流になる、後のモダン・ジャズの演奏でのアドリブに較べれば短いうえに、
自由のきかないものでした。
ビッグバンドでのソロのアドリブは、曲にうまく溶けこんで、曲全体のイメージと調和を壊さないよう、
アレンジされていたものであったと言ってもよいでしょう。
ただし、その中でも個性的で重要なサウンド作りをしていたのは、デューク・エリントン楽団で、
リーダーのデューク・エリントンは、「私のバンドが、私の楽器だ」と言っていたように、
自身のバンドの演奏の一つ一つの曲のイメージを考慮しながら、
バンドの誰がどんな演奏をするかを具体的に思い描いてアレンジすることを行なっていました。
彼は、作曲・編曲(アレンジ)の段階から、自分のバンドのメンバー一人一人の個性を頭においていた、
と言われています。
つまり、曲や、エリントンが抱いた曲のイメージが出来上がったあとから、
それにメンバーの演奏の仕方を従わせるというのではなく、
始めからメンバーの個性を充分に引き出すような曲作りと編曲(アレンジ)を行なったということで、
極端な言い方をすれば、ソロを担当するプレイヤーの個性に合わせて曲を書いたということです。
たとえば、エリエントン楽団のアルト・サックスおよびソプラノ・サックスの名プレイヤー、
ジョニー・ホッジスのソロが素晴らしいプレイで、実力が充分に発揮されているのも、
エリントンの偉大さの現れの一部と言えるものだということでしょう。
また、エリントンの片腕として作・編曲に才能を発揮したビリー・ストレイホーンの存在も、
エリントン楽団にとって大きな力になっています。
スウィング期に代わるビバップを生み出し「モダン・ジャズ」の時代を切り開いたミュージシャンたちの中には、
スウィング・ジャズ時代のビッグバンドのメンバーだったプレイヤーが多数います。
たとえば、チャーリー・パーカーはジェイ・マクシャン楽団などに、
ディジー・ガレスピーはキャブ・キャロウェイ楽団などのメンバーでした。
また、「スウィング」から「モダン・ジャズ」への橋渡しの役目をした重要なミュージシャンとしては、
“ジャズ・テナー・サックスの父”と言われるコールマン・ホーキンズがフレッチャー・ヘンダーソン楽団に、
それまでのテナー・サックス奏者たちとは違った画期的な、ヴィブラートの少ないクールな、
感情の激しさを抑えた知的で繊細なニュアンスのサウンドで、
モダン・エイジのプレイヤーたちに大きな影響を与えたテナー・サックス奏者のレスター・ヤングが、
カウント・ベイシー楽団に在籍していました。
ほかにも、デューク・エリントン楽団に在籍していたベースのジミー・ブラントンと、
ベニー・グッドマン楽団などで活躍したギターのチャーリー・クリスチャンも、
「モダン・ジャズ」の時代の幕開けに尽力(じんりょく)した重要なミュージシャンとして挙げられます。
彼らは、以前のジャズではリズムを刻む役割しかなかったベースとギターのそれぞれの楽器で、
ピアニストが早い時期にそうしたように、メロディーを奏でるということをやり始め、
ベースやギターでもジャズのソロ演奏が行なえるということを示しました。
とくに、クリスチャンの卓越したテクニックは、次世代のジャズ・プレイヤーたちに大きな影響を与ました、
また、ベルギーに生まれ、フランスで活動したジプシー・ギタリストのジャンゴ・ラインハルトは、
当時としては珍しく国外から、アメリカにおけるジャズそのものとは少し違ったスタイルのジャズとして、
アメリカのジャズに強い影響を与えた人物として伝説になっています。
ウディ・アレンの映画『ギタリストの恋』は、
ジャンゴ・ラインハルトに心酔する、架空のジャズ・ギタリストを主人公にした物語です。
スウィング時代には、よく使われる楽器やリズムなど音楽的にも変化が起こっています。
ソプラノ・サックス、アルト・サックス、テナー・サックス、バリトン・サックスなど、
サックスは、スウィング時代になってから急に、ジャズ演奏でさかんに使われるようになった楽器です。
また、スウィング時代には、ほかにも、バンジョーの代わりにギターが用いられるようになります。
そして、ドラムがそれまで単独で大太鼓、小太鼓、シンバルといった編成だったものが、
ドラムセットが登場して、1人の重要なパートとして確立しました。
リズムとしては、それまでのニューオリンズ・スタイルに代表される2拍子のビートから、
より滑らかな4(フォー)ビート的な4/4拍子で演奏されるようになりました。
スウィング時代には多くのビックバンドが誕生しましたが、同時に少人数のコンボも多く編成されて、
それらのミュージシャンたちはアドリブ・プレイの腕を磨いていきました。
Last updated April 10, 2008
■History of Jazz ジャズの歴史(その14)■
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