零れ種

零れ種

儚き空




空はどれだけ遠いのか

どれだけ儚いものなのか

どれだけ大切なものなのか


そんなの私には分からない


ふ、と見上げれば

青く透き通った空

空を見て

空の青さに癒された

こんなに身近にあるものだからこそ

大切さなんて

分かるわけがない


否、


きっと

失ったときに

その大きさがどれだけなものなのか

私たちには

分からないからだ



2005.06.18


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