< 承前 >
昨日(12日)の安治川銀輪散歩の続きです。
安治川水門・弁天埠頭から安治川トンネルまで引き返します。安治川隧道(安治川トンネル)は安治川の川底のトンネル。階段またはエレベーターで川底の地下トンネルに降りて対岸に渡れるようになっている。歩行者と自転車専用のトンネルである。
このトンネルを利用するのは、2006年12月23日に友人の偐山頭火さんと渡船廻り銀輪散歩をして以来だから6年半ぶりのこととなる。
上の写真は、左岸(南側)のエレベーター乗降口。
下の写真は、そのエレベーターで地下に降りて、私達左岸側の者が地下通路に出た後、右岸側からやって来た人達がエレベーターに乗り込んでいる処。結構利用者があります。
地下通路は冷んやりして気持ちがいい。エレベーターでご一緒になったおばあちゃんと「ここは涼しくていいですね。」などと話ながら歩く。「この辺も随分変りましたね。」とおばあちゃん。「そうですね。」と言ったものの、ヤカモチにはどう変ったのかは勿論分からない。
まあ、行きずりの会話というものは、これでいいのである。話の流れに合せることが第一。でないと事情や訳を説明しなければならなくなり、話の流れを阻害してしまう野暮になる(笑)。
地下通路を歩いていて思い出したのが新潟の海底トンネル。いつ其処(底の洒落ではありません)を走ったかと調べてみたら、2009年9月のことでありました。
<参考> 佐渡銀輪行余聞
2009.9.24.
新潟のそれは、車も走る海底トンネルで、長さ、規模の大きさは比べるべくもないのだが、ヒンヤリした空気の感覚でその日の記憶が甦りました。あそこは自転車で走り抜けましたから、此処のように自転車を押して歩かなくてもよいことになっていたのですな。
安治川右岸に渡り、川沿いに下流へと走る。1km弱で道は行き止まりとなり、右に曲がると六軒家川に架かる春日出橋。
( 春日出橋
)
橋から六軒家川上流を見ると、ユニバーサルシティ駅に行くJRゆめ咲線(桜島線)の鉄橋が見えている。
( 春日出橋
から六軒家川上流を望む。)
六軒家川は安治川の北側を流れている川で、春日出橋の直ぐ下にある六軒家川水門の先で安治川に合流する。
春日出橋を渡り、六軒家川が合流した安治川右岸を下流へと凡そ2.5km走るとユニバーサルスタジオ・ジャパン(USJ)であるが、今回は其処まで足を延ばしている余裕は無さそう
である。
安治川右岸の道に戻り、上流へと引き返す。大阪環状線の鉄橋付近で南方向を見やると高層マンション。何やらキングコングの映画を思い出させる眺めでもある(笑)。
上の写真の、安治川トンネルの上に架かる鉄橋は阪神電車と近鉄が相互乗り入れしている阪神西大阪線が通っている。左に行くと西九条、千島、伝法などを経て尼崎へと続き、右に行くと近鉄難波に繋がっている。
安治川トンネルから1kmほど上流に行くと中央卸売市場である。
( 大阪市中央卸売市場
入口)
市場の表に回ってみると上の写真のような眺め。何処から撮影したかと言うと船津橋の北詰。同じ場所でカメラを橋の方に向けると下の写真のような眺め。 船津橋
は堂島川に架かる中之島の先っぽに渡る橋。
写真右奥のアーチは 端建蔵橋
(はたてくらはし)
でこれは土佐堀川に架かっている。つまり、土佐堀川と堂島川がこの両橋の繋がった地点で合流しているのであり、合流と同時に南へと流れる木津川と南西へと流れる安治川に分流する。このような場合、何処からが、堂島川、土佐堀川、木津川、安治川なのか、考え出すと頭が混乱するのであるが、船津橋を含み船津橋から上流が堂島川。橋を含まず橋から下流が安治川ということですかな。
その区分に従えば、中央卸売市場は安治川の「最上流」の右岸にあることになる。
さて、この後、地下鉄玉川駅近くを少々散策するのですが、それは次回のこととし、本日はここまでとします。( つづく )
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